見てきました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
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言葉にできない、少しのモヤッとがあるものの、「アンナチュラル」「MIU404」を観たときに感じた「世界は変わっていないけど、何か変わりそうな気がする」っていう薄っすらとだけど強い希望みたいなものを感じる。そんな鑑賞後の余韻。
過去作品の登場人物には楽しませてもらったけど、一番の驚きはあの陸上部の子(前田旺志郎)が機捜の陣場さんの相棒になっていたこと。
キャストで名前見てたから「そんなところからも出るのか」と思っていたら、まさかの機捜!頑張ったんだろうなぁ。よかったなぁ。
ここから追記
メディカル便の白井くん!ごめん!思い出せなかったけど、観た人の投稿で思い出したよ!
よかったよぉ、なんだかまっとうに生きててくれて!
ここまで追記
今作のメインの2人も、見ごたえのある演技でよかったぁ。
岡田将生が声を荒らげるシーンは、なんかゾワッとしちゃう。いい意味で。エレナを問い詰めるときすごかった。
そこでのエレナの「ここまで来るのにどんな気持ちで…!」って言い淀むとこ、なんにも背景分かってないのに、あそこだけでもらい泣きするとこだった。ちょっと泣いてた。
まじで黒幕なん…?と思わせてからの焼き鳥四目並べ展開はちょっと想定外でしたわ。
ちゃんと人間で安心した。
ドライバー親子もよかったなぁ。
規模はまっっっったく比べ物にならないくらい小さいけど、物流の仕事で、ドライバーに荷物を渡している側としては、応援したくなる気持ち。
八木さんのような現場から中間管理職になった人の苦悩とか葛藤とか。
アンナチュラルにも、ロールケーキの回かなんかでも似たような構図の話あったよね。
「お客様のために」
古き良き日本の伝統的な思想が、現代の日本人を苦しめる現実。
そんななか、一度は倒れてしまった「Hinomoto」が小さいけどとてつもなく大きな命を救ったのは、皮肉が効きすぎている。
現実でも、今まさに直面している物流問題。
みんなにとって良い方向へ進むといいなぁ。
というか、いわゆるエッセンシャルワーカーの待遇はさすがに見直すべき。
技術や職種の稀少性もわかるけど、どれだけの需要があるのかっていう物差しも必要なはず。
がっつり関係作品のファンだから甘い評価かもしれないけど、色々みても面白い作品だと思いました。
ここから追記
ちなみに山崎のロッカーのあれ。
「こうすれば0にできる」っていう希望と
「得られたものは0だった」っていう絶望の
両方を感じました。
正直なところ本質的な解釈ではなさそうなので、深い考察を聞きたい。
ここまで追記