3が日には家に帰れれると楽しみにしていたのだが、医者に難色を示され、墓参りを口実に元旦だけ、それも日帰りなら、という条件で外出が認められたという。
どうやら骨折の治療より先に、悪化している糖尿病の治療が優先されているらしい。
医者は家に帰すと薬を飲まなかったり、決められた注射をしない恐れを抱いているようで、許可を渋っているようだ。
「しかたありませんね」と言うと、「まぁ、そうなんだけどね」とうかない顔である。
ヘタをすると右腕を切り落とさなければならなくなる。
そんなことになったら一大事である。
ここはじっと我慢して糖尿の数値を改善させることに専念し、その上で骨折治療の手術を受けるしかないんである。
気の毒だが、仕方ない。
さて、日本と韓国の間でわだかまっていた従軍慰安婦問題。これが暮も押し詰まった28日に開かれた外相会談で一気に合意に達したのには驚かされた。
日本が政府としての責任を認め、首相がお詫びと反省の気持ちを表明したうえで、韓国側が作る財団に10億円を拠出し、日韓政府が協力して元慰安婦を支援する事業を行っていくと言うのが合意内容で、日本側は「不可逆的」という表現を使って、もうこれでこの問題得を蒸し返す事のないよう、念を押している。
まぁ、歴史的な和解と言って良いだが、どうにも腑に落ちない。
「自発的に慰安婦になったのであって、軍の関与や国の関与があるわけがない」などと言い放ってきたアベなんちゃらの豹変が信じられないのである。
これまでの言動からして、とても本心とは思えないのだ。
何があったのか。
この問題にこだわり続けてきた韓国の大統領の豹変も同様である。
何がそうさせたのか。
中国や北朝鮮問題を抱える極東の同盟国がいがみ合っていたのでは、そのどちらの問題への対処も危うくしかねない。
日韓が協力してこそ、二つの難題に取り組めると考えているアメリカの強い要請以外に考えられない。
アベなんちゃらが政権に復帰して以降、アメリカのいうことは何でも聞いてきているのがその理由である。
靴を舐めろといわれれば、その通りひざまずいて舐めてきたのがこれまでの姿勢である。憲法までないがしろにしてしまったではないか。
「日本を取り戻す」何ぞとわけのわからないことを言う口の端で、実はアメリカのいいなりなのが信用できないのだ。
まあ、この問題の解決は日韓双方にとってプラスになるはずだから、結構なことなのだが、今後、衣の下から従来通りの考えを口にしたりして、せっかくの和解を台無しにするような事がないよう、望みたいものである。
取り巻き連中においても同様である。
知人によれば、小泉内閣時代に官邸をうろちょろしていた頃のアベなんちゃらは、考えは浅く、しかも行動には重みが無く、永田町はおろか霞が関からも小馬鹿にされていたそうで、「自分では何一つ考えられない、判断できない男だったよ。変わっていないだろうな」という見立てである。
そういう裏を知らなくったって、現在の立ち居振る舞い、言動を見れば一目瞭然ではないか。
そんなところも思想信条と共に、信用できない理由でもあるのだ。
もうひとつ、アメリカが日韓和解を急かせたのは、北朝鮮の崩壊が迫っていると見ているからではないか。
その場合には韓国はさまざまな意味で大変なことになる。とても一国では処理しきれまい。
中国はどう出るのか。
アメリカはもちろん、日本も協力しなくては朝鮮半島情勢は一気に流動化する。北朝鮮国民は蜂の巣をつついたように、難民となって国から逃げ出すだろう。
30日には金正恩第一書記側近の朝鮮労働党統一戦線部長が交通事故死したというニュースが流れた。
葬儀委員長は金第一書記が務めるそうだが、ろくに車も走っていない国で政府要人の車が交通事故に遭い、それが原因で死亡するとは不可解千万である。
隣町の駅前のイルミネーション。絢爛豪華とは言えないまでも、寒夜にこれだけの電球が光っていると綺麗なものだ。
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