平方録

姫 3日目

姫の強い希望は弁当チェーンが売り出している「アイカツ」とかいう幼い女の子向けキャラクター漫画の名前をつけたのり弁当を食べること。
母親の許可が出たので買うことを約束。昼食までの間、お気に入りの湘南モノレールに乗ったり、茅ヶ崎の県立里山公園まで出かけ、ローラーのついた長ーい滑り台やトランポリンのようなものが地面に埋められているようなところで、ぴょんぴょん飛び跳ねて大喜び。しかし、元気者の姫もさすがに連日の暑さはこたえるらしく、いつもはきりがないほど遊びたがるのだが、「木陰で休もう」という呼びかけには素直に従う。しかし、こういう幼児が喜ぶ安全で楽しめる遊具を設置した公園は宇都宮にはいくつかあり、横浜や藤沢などにも増えているが、鎌倉には一つもない。鎌倉には幼児がいないとでもいうのかね。行政の姿勢の問題と思うのだがどうだろうか。鎌倉の住民税というのは高いことで評判なのに、住民サービスは今一つじゃあ浮かばれない。
里山公園からの帰り道、アイカツ弁当をゲットしてご満悦の姫。家に帰って食べたところ、表情に困惑が…。海苔の上に音符の模様を描くマヨネーズのようなものがのっているのだが「じいじ、これまずい」。一口なめてみると、梅の味とシャケとピーナツとマヨネーズと、が合わさったような複雑な味。確かに「何だこれ!」。仕方なく、お化けの乗った海苔をはがして捨てて、新しい海苔を敷き直してのり弁にしました。それでも唐揚げなどのおかずは全部食べなかった。子供をがっかりさせちゃいかんなぁ。姫は舌が肥えていると言えばそれまでだけど、子供の舌は意外にピュアで鋭敏なんだと思うけどね。表現力が伴っていればすごいことズバッというんじゃないかね。子供にまずいものを出すのは天に唾するようなもので、馬鹿にしちゃいけない。
夕飯は母親が回転ずしでいい、というのでショッピングセンターのチェーン店に。6時過ぎ、予約していたのですぐに入れたが、入口は長蛇の列!大人3人と姫で25皿。小生がジョッキビールを一杯飲んで4000円と少々。これにはかみさんもびっくり。ビール代を除けば一人1000円に届かない。人気があるわけだ。安部ちゃん!よく見ろよ! これが庶民だぜ。ずいぶんとささやかで、つましい生活なんだよ。子連れであふれてるんだぜ!
味? 外食でおなかいっぱい食べて一家団らん。それ以外に何が必要だっていうのさ?
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