サッカーの日本代表がW杯でコロンビアをまさかのジャイアントキリングで打ち負かし、2戦目の野性味あふれるセネガル相手では幾ら何でもと思っていたら点を取られては取り返し、また先に追加点を取られ万事休すと思ったらすぐさま取り返す…
結局は勝ちきれず引き分けたのだが、思いもかけない1勝1引き分けの好発進にとても気を良くして大いに浮かれ、嬉しさのあまり妻とと2人で家を飛び出し東京湾を見下ろすリゾート施設に泊まりにきた、ってのは真っ赤なウソで、以前から決めていたことなのだが、気分はキンキジャクヤクなんである。
で“キンキジャクヤクの太陽”ってどんなかと思って待ち構えたのだが水平線近くの昨晩から続くモヤ状態は今朝まで続いていて、上空は青空なのに一向にお日様は顔を見せてくれず、結局05:03になってようやく中空にボォ〜ッと現れた。
真夏になると猛烈な暑さになる前の日の出時によくこういう太陽を見ることがあるが、昨日の関東地方はそれこそ梅雨が開けたかのような青空が広がり、真夏の太陽が素肌をじりじりと焦がすような強烈な光を送ってよこしていた。
梅雨は開けちゃったんじゃないか?
ボクは少し変わっていて、暑さは大好きだし、真夏の灼熱の太陽はもっと好きで、真夏の太陽が輝き出すと家の中でじっとしていられなくなるのだ。
熱中症? なにそれ? 夏バテ? それ美味しいの? っていうくらいである。
いよいよだナ ♪
こちらは日の出前の04:18の東の空と東京湾
昨日の夕方はこんな具合に見えたのだ
きのう家を出て城ヶ島に立ち寄ってきたのだが、岩場と崖の間付近にオレンジ色の花がたくさん咲いているのが目に入った
ユリのような花がロクに茎もないまま地面から直接花だけ咲かせているかのように見える
こんなにかたまって…
見上げる崖の中腹にまで
帰りしなに城ヶ島公園の管理事務所に立ち寄って何の花か聞いて見ると自生しているスカシユリだという。
確かにユリの花にそっくりだなとは思っていたが、イメージできるユリの花っていうのは茎をそこそこに立ち上げたその先にいくつかの花が開いて、それが重そうに風に揺られている…と、まあそんなところなのだ。
ところが豈図らんや茎はないし地面からいきなり咲いているようなもので、これじゃあまるで京都三条の鴨の河原に並べられた敗軍武将の打ち首もどきじゃないの…
管理事務所の職員によれば「風が強い場所なのでとても茎を伸ばせる状況にないのでこういう姿になっているようだけれども、崖の上の風の当たらないところに自生しているスカシユリには茎があります」ということだったから環境に適応しているしたたかな姿ってわけなのだ。
どんな逆境だって花は開くってわけだ。
人生どこまでいっても勉強なのだ。
スカシユリのそばではこんな小さな花も
こいつは崖を登った所の藪を背負った場所に咲いていたハマヒサカキ。こいつには茎があった
岩場の先のローソク
もぉ梅雨明けだろぉ〜
お〜こわっ!
この穴をくぐった先か、梅雨明けは
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heihoroku
高麗の犬
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