寒肥は発酵油かすなどの有機質肥料と完熟堆肥を1株当たり3か所程度穴を掘って入れる。
1年間を通しての基本的な栄養素となる大切な作業である。
これをきちんとやっておけば、初夏からの開花シーズンにはきれいな花をたくさんつけてくれるはずだ。
バラは肥料食いである。それも大食いである。
基本の寒肥に加えて、一番花と呼ばれる最初の花々が咲いた後の5月下旬から6月下旬にかけて御礼肥えを施す。この御礼肥えをやると二番花以降にスムーズにつなぐことができる。
秋にも咲いてくれる四季咲きのものには夏の追肥も欠かせない。
とにかく、きれいな花を咲かせてもらうにはご飯をたっぷり上げなくてはいけないんである。
11月下旬ころまで楽しませてくれていたわが家のバラは冬眠状態だったが、寒肥を施すということは冬眠から目覚めよ、朝ご飯だよ! という意味である。
ご飯を一杯食べて、これからぐんぐん成長してくれるはずである。
わが家の庭には次の11種類のバラが育っている。
ローゼンドルフ シュパリースホープ
マダム アルフレッド カリエール
ガーデナーズグローリー
ニュードーン
伽羅奢
モッコウバラ
知り合いからいただいた名前のない創作バラ
以上7種はつるバラである。
地植えにしているのが、ブラッシングアイスバーグ
鉢植えが、空蝉、ノリコ、横浜イングリッシュガーデンのシンボルローズになる新作バラ――の3種類である。
こんなことを書いてくると、如何にも昔からバラ栽培を手掛けている好事家のように思えるが、実はここ2、3年で関心が増したんである。
仕事で横浜イングリッシュガーデンに関係して、スーパーバイザーに河合伸之さんを招へいした縁が決定打となった。
ガーデンが見違えるように変貌を遂げるのを見ながら、日常的に色々話すうちに、自分でもやってみたくなったのである。幸いに師匠は身近にいる。
門前の小僧の耳学問はそれなりに役に立つんである。分からないことは聞けばよい。
近いうちに河合スーパーバイザーから接ぎ木の手ほどき設けることになっており、バラの数はこれからも増えそうである。
病膏盲に入る可能性大である。
上から伽羅奢、ガーデナーズグローリー、横浜イングリッシュガーデンのシンボルロース(名前はまだない)、ローゼンドルフシュパリ―スホープ、マダムアルフレッドカリエール、ノリコ、ブラッシングアイシバーグ、ニュードーン、空蝉(いずれも2014年撮影)
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