山口県萩市の隣、長門市の日本海に面した元乃隅稲成神社
真っ赤に塗られた鳥居123本が断崖をうねっている光景がアメリカのニュース専門局CNN が2015年に発表した「日本の最も美しい場所31選」に選ばれて以降、爆発的な人気スポットになった
京都の伏見稲荷に外国人観光客が殺到したり、どうやら欧米系は赤く塗られた鳥居がぎっしり並ぶ光景に弱いようだ
鳥居をくぐり抜けて岩場に下りると、さらにその先の断崖から波しぶきが吹き出す「竜宮の潮吹き」があり
この日は波が比較的静かだったが、それでも潮を吹き上げていた
元乃隅稲成神社の前にこの旅の目的の一つである青海島に立ち寄る。この渚が「日本の渚百選」に選ばれている
渚までの遊歩道にネコが2匹いたが無視された
島の名前のとおり海の色が青い!
この奇岩が並ぶ光景を「海上アルプス」と呼んでいるそうだ
荒海とは隔絶された入江の奥の穏やかな光景
青海島は今年1月に亡くなった義母の父親の出身地で、妻と妹で一度祖父の出生の地を訪ねたいと計画した旅に付き合ったのだが、残念ながら歩いたのはこの断崖沿いの道だけ。せめて食堂にでも入って地元の人と話がしたかったが、それは今後の楽しみに残しておくことに。
義母の父親はこの島から上京して東京帝大医学部に進み、厚生省の役人となって戦前に海を渡り、ジュネーブにあるWHO (世界保健機関)に日本政府を代表して派遣されていたヒトである。
青海島の対岸の仙崎は詩人・金子みすゞの故郷。記念館に立ち寄った
仙崎の生家のあったとおりは「みすゞ通り」と呼ばれている
街のいたるところにこうした目印があり
詩が掲げられている
本屋兼文房具屋だった実家の二階にみすゞの部屋が再現されていた
3歳の娘を残して26歳で服毒自殺に追い込まれたことが哀れでならない
これも最近にわかに注目を浴び、人気スポットになっている角島大橋。こういう写真を撮るのは危険なためご法度だが、たまたま辺りに人もなく、車も途絶えたので横断歩道を渡るついでにパシャリ!
橋を渡って島の奥に進むと、これはまた美しい灯台を見ることができる。総御影石造りで日本には2つしかない灯台の1つ。
「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計だそうだ
屹立‼︎
コメント一覧
heihoroku
高麗の犬
heihoroku
ひろ
最新の画像もっと見る
最近の「随筆」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事