昨夏の予報では今冬は暖冬のはずであった。それが、12月の声を聞いた途端に寒波がやってきたりして、長期予報が訂正されたことは言うまい。
いずれにしたって、春は間もなく本番のはずである。
歴史的な冬だったと言ってよい。
なにせ、30年ぶりくらいにズボン下をはかずにひと冬過ごしたのである。
1月下旬にあの厳寒の米沢に行った時もズボン下ははかなかった。
思えば真冬でも、それも深夜まで、夜中の寒風にも身をさらさなければいけないような仕事についていたものだから、若いうちは平気だったが、30歳の半ばを過ぎるころから、そうもいっていられなくなったのである。
以来30年近く。
去年あたりから休日には「暖パン」とかいう少し厚手のズボンをはくようになり、今年、スーツで出掛けることがほとんどなくなった身にとって暖パンは快適そのものなのである。
ゆったりとしているから自転車もOKだし、坐禅で座る際も問題ない。ただし、折り目のないズボンである。だからといってスタイルがずるんとだらしないわけでもない。
手ごろな値段で人気の衣料品メーカーの製品で、紺色とカーキ色の2色をとっかえひっかえはいたのである。
1本2990円。
この2本に加えてアウトドア洋品のメーカーが出している1本1万円程度の厚手ながらスタイリッシュなズボンが2本あって、鬼に金棒だったのである。
じじむさい格好から抜け出して、快適で身軽な冬を過ごせたのである。
ズボン下メーカーにはこれまでお世話になったが、厳寒のフィールドワークにでも出かけない限り、その必要もないはずである。
これからの期待はいつ「短パン」に履き替えられるか、である。
あの解放感と快適さは格別である。
待ち遠しいが、もう指呼の間のはずである。
わが家の庭では1年草のスミレやワスレナグサがだいぶ勢いを増してきて株も大きくなり、花を盛んに咲かせ始めた。
チューリップやアネモネなどの球根類も日ごとに伸びている。
クレマチスやルリタマアザミ、エキナセア、フウロソウ、ペンステモンなどの宿根草も伸び出してきた。
12本に増えたバラの葉もだいぶ展開してきている。昨日はうどんこ病予防のオーガニックの予防液を散布した。
本格的な温かさが来る前に、今日あたりはアブラムシ予防の薬を撒いた方がよさそうである。
初めて気がついたのだけれど、アケビの蕾がすでにたくさんぶら下がっている。間もなく開花しそうである。
こんなに早かったんだっけ、という思いである。あれだけの花がつくのなら、秋の実だってたわわであってよさそうなものだが…
期待できるんだろうか。
間もなくである。百花繚乱の春は!
水温む 由比ヶ浜では人と鳥が水辺で戯れている
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