かつて同じ時期に江戸家老を務めた縁で何人かの同業者が年に1度、かみさんを連れて集まり旧交を温めている。
今年は北は山形、南は鹿児島から6組の夫婦が横浜に集まった。
今が季節の上海ガニで一杯やろうという趣向で中華街に繰り出した。
集合はみなとみらい地区にあるホテル
桜木町駅からランドマークタワーを見ながら歩き出す
かつて引き込み線の線路が敷かれていたところが「汽車道」に整備されていて、この道を進んだ先に目指すホテルがある
だいぶ近づいてきた
凱旋門のような建物が船乗りたちの組織が運営する「ナビオス横浜」で、今回の宿
さらに道を進めば赤レンガ倉庫に行き着く
とりあえず部屋に入り集合時間を待つ
辿ってきた汽車道が眼下に見える
こちらはエレベーターホールから見た反対側の景色
ベイブリッジを始めミナトの風景が楽しめる
午後3時半に集合し、付近を散策するとまだアノフネが停泊していた
この斬新なフネを見て突如、海上保安庁が撃沈し引き上げて展示している北朝鮮の工作船を見学しようとしたが、生憎休館日だった
晩秋の夕日はつるべ落とし
みなとみらい地区から山下公園を経て中華街へ
紹興酒に生きたままの上海ガニを入れ、三日三晩漬け込んだのが「酔っぱらいガニ」
1人1匹を堪能する
甲羅を外すとミソが…
店の人が食べやすいように1匹ずつ丁寧にバラしてくれるので楽なのだが、それでもやっぱり会話が途絶えがちなのはカニというものを食べるときにはつきもののシュクメイ
次に出てきたのが蒸した上海ガニ
こちらも1人1匹ずつ 酔っ払いガニに較べるとカニ本来の味が味わえる
普段はほとんど口にしない料理に一同すっかり満足してくれ、ニンゲンもすっかり紹興酒漬けになっってしまった
ミナトの夜風に当たりながらホテルに戻り、バーでさらに歓談した後、誰1人夜の巷に消えることなく部屋に戻ったが、そのあとのことは知らない…
部屋から眺める夜景も綺麗だった