26日まで手伝うつもりでいたが、24、25、26日は事務所の床の張り替えでガーデナーたちも机や本棚や私物を移したり大わらわだという。
止む無し。
メーンストリートに架かるアーチのバラは1本だけ残ってしまった。
まあ、去年と今年の成長の差を考えれば、複雑に絡み合ったシュートを丁寧にほどきつつ、時間をかけざるを得ない根気のいる作業が続いた。はかどった方である。
年明け早々からメーンとクロスしているアーチのバラや壁に沿わせているバラ、トレリスに絡ませているバラのせん定、そして1500本の木立性のバラのせん定が控えている。
せん定作業の善し悪しは来年の花の咲き具合に結び付く。徒やおろそかにはできない作業なのである。
手の甲の引っかき傷の数がバラの肥やしになる。
休日で穏やかな天気に恵まれたので、普段よりお客さんが入ってくれた。花はパンジーやビオラなどのほか、ごく少ないが、冬枯れの庭も良いものである。花の盛りばかりが庭ではない。繊細な感性を持ち合わせている人たちなのだろう。歓迎である。
作業中、脚立に上ってシュートと格闘しているガーデナーたちに「大変ですねぇ~」と声をかけてきた老女と娘がいた。
続けて「これみんなバラなんですかぁ~」
愛想の良いM子ちゃんは「みんなバラなんですよぉ~」と答える。
朔旦冬至が過ぎたばかりの昼下がりである。
妻がローストビーフを焼いた。
オーブンに入れて30分経てば出来上がる。
「少し良い肉を買ってきたのよ」と言う。
レアに焼き上がり、肉汁が染み出てなかなかいける。
内部の赤い色が美しい。
近所の地名の付いた専門店とそん色はない。ひと手間かければ高い金を払う必要はないんである。
こういう食事に赤ワインはぴったり。一足早いクリスマス気分でねぎらってくれた。
芝生の半分をつぶして桜をはじめとする花木、日陰に強い植物、チューリップの球根の植栽整備がようやく終了。残すは散策路の舗装のみとなった。
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