Satoru's diary

日々の想いをつづります。
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過去から学ぼう ちょっと、東日本大震災を調べてみました

2016-06-10 11:07:01 | 災害時のサバイバルライフ
10th Jun 2016 (Fri) 過去から学ぼう ちょっと、東日本大震災を調べてみました

過去の地震から、何かを見出したいところです。 近年? 阪神淡路大震災、東日本大震災、直近では熊本地震など、大きな災害が日本を襲いました。 それぞれの地震をしっかり「私の視点」で分析したいところですが、まずは、東京に住む私としては、東日本大震災を調べてみました。

まず、ネットで東日本大震災の「地震」に特化して、前震、本震、余震の頻度、エリア、強さ、発生時間、発生間隔などを調べてみました。 分かったことを(専門家でも何でもない)私の視点で共有したいと思います。 @東日本大震災では、地震被害、津波被害、原子力発電所の被害など、被害が多岐にわたりますが、まずは「地震に特化」して調べてみました。

1つ目の疑問、前震から本震を予想できたか? 予想できるようになるのか?

東日本大震災の場合、2日前の3/9 11:45に 三陸沖で、マグニチュード(以降、Mと記す)7.3、最大震度6弱の地震が起きています。 これが、後に、東日本大震災の「前震」と認定されます。 この3/9の時点で、2日後の3/11に起こるM9.0の大地震を予測できたでしょうか? また、3/11の大地震で、大津波が発生し、海沿いの街が壊滅とか、原発の放射能事故に結び付けることができたでしょうか? 素人の私としては、多分?「無理」だったのではないか? と思います。

その後も、小さな地震が続きますが、本震当日(しかも、本震の約13時間前)に、最後のM5を超える、M5.4の地震が、1:54分に発生しています。 この時も、この13時間後に、M9.0の大地震が来ると予測できたでしょうか? 予測できなかったかったかもしれませんが、「感」のいい人ならば、「また? 次は? 大きな地震が来るかもしれない?」と「危険レベルを上げた」かもしれません。 @私達も、学ばなければなりません。 1回目の地震は、突然やってきて防ぐことはできませんが、その大きな地震から約1週間位は「大災害 警戒モード」に切り替える必要があるかもしれません。

いつもは、予備の食料や、水、薬なんて、「いつ来るか分からない地震に備える」なんて、「ムリムリ!」と思っていても構いませんが、仮に、一回目の地震を無事にやり過ごせた場合、その後の1週間は「警戒モード」にしようと思います。 水が足りなければ、ペットボトルの水を買おうと思いますし、お米が少なければ、早めに買っておこうと思いますし、トイレットペーパーが少なければ、買い足しますし、乾電池も買い足しますし、ガソリンが少なければ、満タンにしておこうと思います。 @ただし、1回目の地震が起きると、すぐに買占め騒動が発生するので、思うように欲しい物が買えないかもしれません。 従って(本来ならば)日頃からの備えが最も安心です。


しかし、私達に「できる事」もあります。 もし、空のペットボトルを10本分位、用意してあったなら、毎日、ペットボトルに水を汲んで、(面倒だけど)そのペットボトルの水を洗濯や料理に使う「準 大災害警戒モード」に入ってもいいですし、普段は、お風呂の水を水垢が付くからという理由ですぐに抜いていても、「準 大災害警戒モード」になった時は、お風呂の水を張ったままにして、断水時のトイレの水を確保しても良いと思います。

いつもは、タンスの上に段ボールを置いてあっても「警戒モード」に入ったら、段ボールを床に下して落下物による怪我を防げます。 いつもは(準備した)避難袋がすぐ出せない所にあっても、持ってすぐ逃げれるように玄関に出しておきます。 いつもは、履きなれた靴を下駄箱の奥にしまってあるならば、すぐに履いて逃げれるように出しておきます。 サラリーマンなら、いつもは歩きづらくてもカッコいい革靴を履いているかもしれませんが、帰宅困難に備えて、歩きやすい革靴で出社するとか、会社のロッカーに靴や非常食を入れておくとか、携帯電話充電用の予備バッテリーを持ち歩くとか、家にいる奥さんがやること、職場に出ていく旦那さんがやること、それぞれ「警戒モード」を設定するだけでも、家族を守れる確率が上がるかもしれません。

地震の前触れを予想することは、専門家でも難しいことなので、私達は「いつ来るか分からない大地震」に備えるだけです。


さて、次に起こる地震が「本震」です。 2011年3月11日 14:46 三陸沖で M9.0 最大深度7の地震が発生します。 「警戒モード」になっていた家族はどれくらいいたのでしょうか? どれくらいの家族がスムーズに避難できたのでしょうか? 私達は、過去から学ぶ必要があります。

そして、その「三陸沖の本震」の5分後に 福島沖で、M6.8 最大深度5弱の地震が発生します。 三陸の方から見れば、震源から離れているので、福島沖の地震は中程度の揺れだったかもしれません。 私が着目したいのは、福島側の対応です。 数年前から、三陸や宮城沖で地震が起きていました。 過去の三陸や宮城沖の地震から、今回の東日本大震災の様な被害が福島で起きると想像できたでしょうか? 恐らく?「想像できなかった」と思いますし、こんな大災害が福島に起きると予想できた人は「皆無」ではないでしょうか?

冷静に考えれば、宮城も福島も近いですし、陸続きで地層も繋がっています。 海も繋がっています。 三陸沖や宮城沖で、地震が発生し、宮城側のエネルギーが解放されれば、福島などの周辺のエネルギーもそのうち、限界に達し、解放されるようになるはずです。 理屈上では、素人の私でも、この福島沖の地震は、予想できます。 さて、この教訓が東京に住んでいる私に何を伝えたいかと言うと...

東京周辺にも、大震災の震源となりえる原因が複数あります。 東京都の災害予測資料でも4つの震源を想定しており、直下型地震として、東京湾北部地震(M7.3を想定)、多摩直下地震(M7.3を想定)、海溝型地震として、元禄型関東大地震(M8.2を想定)、活断層型地震として、立川断層帯地震(M7.4を想定)の4つの地震を想定しています。 私が気になっているのは、この三陸沖で始まった東日本大震災は、周辺の色んな所に影響し、色んなところで誘発地震を発生させています。 3/11の当日中に、岩手沖、翌3/12に長野県北部で最大震度6強という地震が起きています。 5日後には、静岡県東部でこれまた最大震度6強という強い地震が起きていますし、22日後には秋田県北部でも最大震度5強の地震を発生させています。 もっと言えば、長野北部、長野南部、静岡県東部、伊豆沖、新潟県中越、秋田北部、秋田南部、宮城沖、三陸沖、福島沖、千葉東方沖、茨城北部、栃木北部、など、東京周辺以外に誘発地震を発生させています。 私個人的に問題視したい所は、東京でエネルギーが解放されていない点です。 東京を通り越して、長野や静岡で地震を発生させ、長野や静岡では歪みを取り除いているのに、東京の震源と言われているところは、びくともせずに、エネルギー(歪み?)を(未だに)溜め込んでいます。

過去の関東周辺の地震の周期からいうと、そろそろ溜め込んだエネルギーを解放する時期にきているそうです。 そして、東日本大震災の歪みも、今回は解放せずに溜め込みました。 (不安をあおりたくはありませんが)次に来る、東京を震源とする地震は、東京都が想定しているマグニチュード(地震のエネルギー)よりも大きいかもしれません。 @もちろん、小さいかもしれません。


話を戻します。 三陸沖で始まった地震が、三陸沖の本震の5分後に、福島沖でM6.9の地震を起こしています。 これから学ばなければならないのは、隣の県や、近くで地震があった場合は、震源地は、大きな地震により溜め込んだエネルギーを解放したならば、近隣地域の地盤に歪みが発生し、近隣地域にも本震と同等の地震がくるかもしれない? という予想をしなければなりません。 過去が大丈夫だから、今も大丈夫という理屈もあるかもしれませんが、近隣の県で地震があった場合は、自分の所にも地震が来るかもしれないという前提に立ち、(個人的に?)「警戒モード」を発令する必要があると思います。

もし、三陸沖の地震をTVで見て、これは陸続きかつ海続きの福島にも大地震が来るぞ! と予想し「警戒」していた人は、スムーズに避難できたかもしれませんし、過去の宮城沖地震などで、あまり被害なかったから、今回も大丈夫だろう? と思った方は、今回の地震で避難するのに手間取ったかもしれません。 @こればかりは、本当の所はわかりません。


話を戻し、時系列の地震情報に戻ります。 その福島沖の1回目の地震のあと、3分後の14:54分に、同じ福島沖を震源として、M6.1 最大震度5弱 の地震が起きています。 同じ時間に茨城県北部でも、M5.7 最大深度5弱の地震が起き、更に4分後に、岩手沖でM6.5、更に8分後に福島沖でM6.6、更に2分後に、静岡県伊豆沖で、M4.6など、周辺のねじれを徐々に開放しながら、安定していこうとしています。 この時系列からも分かるように、どこかで地震が発生して、地中に貯まっていたエネルギーを解放すると、周辺地域の地盤も、耐えきれなくなり? 地震を発生させながら、周辺地域全体を合わせていこうとしていく のではないか? と素人の私は思います。

とにかく、ちょっと調べてみて、私が学んだことは、周辺地域で大きな地震が発生したら、(地続きでもあるので)自分の所にも同規模の地震が来る可能性がある。 単発地震で終わる可能性もあるし、この後、地震が多発し、大災害になっていく可能性もあるので、自分の中で? 最初の近隣の地震から1週間程度は、「警戒モード」として、いつでも避難生活がおくれる準備をした方がよいと感じました。

私は、地震の専門家ではありませんし、不安をあおりたい訳ではありません。 ただ、過去の事例から、何か学べるかな? 過去の事例から、家族を守る方法はあるかな? という視点で、ちょっと調べてみただけなので、当たっているかもしれませんし、大外れしているかもしれません。

私なりの結論としては...

1.常日頃から大災害を想定して準備するに越したことはありませんが...
2.もし1回目の大きな地震が、陸続きである近隣の県に発生したら、そこから2週間は「大災害警戒モード」とし、水は食料、トイレットペーパー、ガソリンなど災害時に困りそうな物の備蓄を始める。 ちなみに、東日本大震災の地震を時系列に見ると、本震から2週間(正確には13日間)に、最大震度5強以上の地震が多発しています。 2011/3/11の本震から、現在まで(数え方によるかもしれませんが)最大震度5強以上の地震が28回起きています。 実に半数の14回は本震から32日間に発生していますし、本震直後の2週間では、11回(全体の半数近く)の強い地震が発生してます。
3.近隣地域で大きな地震が発生したら、自分の住んでいる所のエネルギーにも歪みができて、開放するための地震が起きるかもしれない というマインドを持つ。 @三陸沖の地震から、福島の地震、(ちょっと遠いけど)長野の地震、静岡の地震、茨城、千葉東方沖など、どんどん周辺地域も地震を発生させながら、歪んだ?エネルギーを解放していっています。

日頃から備えられれば、それが一番ですが、それが何かの事情で難しいならば、近隣都道府県で大きな地震があったら「そこから」「大災害警戒モード」として生活しては如何ですか?

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