10th Jun 2016 (Fri) 過去から学ぼう 大災害に備えて、今すぐやるべきこと
いつ起きるか分からない災害に備えることは、簡単なようで、とても大変なことです。
例えば、明日の14:30に震度6の地震が来ますよ! と分かっていれば、それなりに備えもできますが、「いつ来るか分からない」そして「被害規模も歴史史上最大の被害かもしれない」とか言われても、いまいち「パッ」と来ないのではないでしょうか?
私達は過去から学ばなければいけません。 実際に被災し、苦労を味わってから、準備するのでは「手遅れ」になるかもしれません。
色々な記事を読んでいると、阪神淡路大震災の死亡原因の80%(88%という記事もある)は、家や家具の転倒、落下、移動などによる「圧迫死」だそうです。 そして、一般的な地震の負傷者の30~50%は、家具の転倒、落下、移動によるものだそうです。
これを知っても、家具の転倒対策や、寝室の家具の配置、リビングの家具の配置などを変えない人がいるかもしれません。 でも、地震で開いたひび割れに落ちて亡くなるとかではなく、普段の生活の中に危険が沢山があるという事実を「私達は学ばなければ」なりません。 @という、我が家でもまだまだ危険が残っているので、少しづつ対策していきたいと思います。(笑
色々な事情で、分かっているけど、実際に家具の転倒対策や落下対策をしていない家もあるとおもいます。 しかし、以下に上げる3点は、すぐにできますので、実施しましょう。 避難袋の準備や、非常食の準備も大事ですが、「まず」次の3つを実践してください。 お金もそんなにかからなくて、命が助かる確率が上がるものです。
1.寝室(寝ている場所の近く)に、底が厚い(底がペラペラでなければOK)スリッパや、靴を用意しましょう。 大震災、「大災害時に手足が完全に機能すること」は、とても重要です。 足を怪我したり、手を怪我をすると、だだでさえ不自由な避難生活が、更に不自由になります。 寝ている時に、いきなり大きな地震が来て、玄関などの避難口までに、ガラスが散乱するかもしれません。 玄関や廊下の電球が割れたり、窓ガラスが割れたり、廊下や玄関にある鏡が割れたり、寝室から玄関までの通路に物が散らかったり、素足で歩けないかもしれません。 古くなって履かなくなった靴でも良いです。 ベッドの近くに置いておきましょう(しかも、夜中の暗い状態でも取り易い場所に) この靴やスリッパがあなたの足と(もしかしたら)命を守ってくれるかもしれません。 @うちの場合、玄関の照明は、吊り下げタイプで、ガラスを使った照明ですし、階段の照明も同様にガラスを使った照明です。 過去の大地震で、吊り下げ型照明が揺れて、壁や天井に穴が開いたり、壁に当たってガラスや電球が割れた事例もあるので、靴やスリッパは重要です。
2.寝室(寝ている場所の近く)に、懐中電灯と(視力が落ちている人はメガネ)を置いておきましょう。 寝ている時にいきなり来る地震で、停電しているかもしれませんし、床に何が落ちているか分かりません。 災害が起きた時に「視力の確保」は最優先にすべきことです。 揺れが収まったら、安全な所に避難するときに、足元を照らす懐中電灯は重要です。 可能ならば、地震で転がってどこかに行かない様に、壁やベッドに吊り下げておきたいところです。
3.寝室、特に頭上に、倒れてきそうな家具があるならば、寝る向きを替えましょう。 足や腕などが家具で潰されるのも痛々しいですが、頭や顔をつぶされるより「まし」です。 寝ている時だけが無防備なので、突然の大地震に備えて、頭や顔を「最優先」に守りましょう。 @毎日ヘルメットをして寝る訳にいかないので、寝ている場所(だけでも)家具などが倒れてこないようにしておきたい所です。 @確率論的にも、1日24時間のうち8時間ベッドの上にいるならば、1/3の確率でベッドの上で地震に遭遇します。
なぜ、今すぐやることが、寝室周りかといいますと、やはり寝ている時は、無防備です。 過去の大地震も、この確率に従って、夜や夜中に起きています。 大地震をたまたま? 玄関で遭遇できれば、すぐに靴を履いて逃げれますが、パジャマなどの薄着(かつ多くの人が裸足)の状態で、災害に合うかもしれません。 東日本大震災の翌日3/12に起きた長野県北部の地震は震度6強の強い地震で、夜中の3:59に発生しています。 次の地震も震度6弱の強い地震で、32分後の夜中の4:31分に起きています。 どちらもまだ暗い時間帯です。 5日後に起きた、静岡県東部の地震も震度6強の強い地震が突然来ました。 時間は22:31分。 起きている人はいいですが、寝ていた人もいます。 宮城沖でも震度6強の地震が4/7の23:32分に起きていますし、記憶に新しい、熊本地震も4/14の夜21:26に震度7(後に分かるのですが、これが前震)、22:7分に震度6弱、翌日の4/15の夜中の0:3分に震度6強の地震、翌日の4/16の夜中の1:25分に震度7(後に分かるのですが、これが本震)、1:45分に震度6弱、夜中の3:55分に震度6強と、夜に強い地震が多く発生した地震でした。
現に、熊本地震では、前震(本震の前の地震)で、避難所に一旦は逃げましたが、帰宅し、28時間後に起こる本震(これも夜中の1:25に発生)で、家の倒壊や家具の下敷きになって亡くなった人がいます。 @予測が難しいので、次の地震が大きいのか、いつ来るのか? こないのか? もしくは来ても小さいのか? 私達には分かりません。 寝ている時に、起きる地震の確率は、1/4~1/3で、ジャンボ宝くじの1/1000万の確率と違い、まぁまぁ大きな確率です。 起きている時は、それなりにすぐに対策できますが、寝ている時は、暗いし対策が取りにくいです。 従って「まず最初に」強化するならば、寝室周りとさせて頂きました。
もし、寝室よりも危険な場所が家になるならば、そちらを「今すぐやるべき事」としましょう。 @これを、実践したおかげで、長生きできるかもしれませんよ。 @マジで... 避難袋の準備や、非常食の準備も大事ですが、まず上記の「今すぐやる事」を「必ず実践」しましょう。
私達は、過去の災害から学んで、より「賢く」なっていかなければなりません。 多くの人を救いたいところですが、私の影響力はとても小さいです。 私は私の家族を守りたいし、少なくとも、このブログを読んだ人のご家族が(いつか)災害に合われた時に、元気な姿でまた、このブログに戻ってきてほしいと強く願います。
避難袋や、非常食、財産を持ち出すことよりも、自分の命、家族の命を最優先にして、できるだけ無傷で逃げましょう! @揺れている間は、危ないのでできるだけ動かないように! というのが鉄則だそうです。 揺れは、数秒から長くても数分以内に収まりますから、揺れが収まってから、落ち着いて、安全に避難しましょう。
いつ起きるか分からない災害に備えることは、簡単なようで、とても大変なことです。
例えば、明日の14:30に震度6の地震が来ますよ! と分かっていれば、それなりに備えもできますが、「いつ来るか分からない」そして「被害規模も歴史史上最大の被害かもしれない」とか言われても、いまいち「パッ」と来ないのではないでしょうか?
私達は過去から学ばなければいけません。 実際に被災し、苦労を味わってから、準備するのでは「手遅れ」になるかもしれません。
色々な記事を読んでいると、阪神淡路大震災の死亡原因の80%(88%という記事もある)は、家や家具の転倒、落下、移動などによる「圧迫死」だそうです。 そして、一般的な地震の負傷者の30~50%は、家具の転倒、落下、移動によるものだそうです。
これを知っても、家具の転倒対策や、寝室の家具の配置、リビングの家具の配置などを変えない人がいるかもしれません。 でも、地震で開いたひび割れに落ちて亡くなるとかではなく、普段の生活の中に危険が沢山があるという事実を「私達は学ばなければ」なりません。 @という、我が家でもまだまだ危険が残っているので、少しづつ対策していきたいと思います。(笑
色々な事情で、分かっているけど、実際に家具の転倒対策や落下対策をしていない家もあるとおもいます。 しかし、以下に上げる3点は、すぐにできますので、実施しましょう。 避難袋の準備や、非常食の準備も大事ですが、「まず」次の3つを実践してください。 お金もそんなにかからなくて、命が助かる確率が上がるものです。
1.寝室(寝ている場所の近く)に、底が厚い(底がペラペラでなければOK)スリッパや、靴を用意しましょう。 大震災、「大災害時に手足が完全に機能すること」は、とても重要です。 足を怪我したり、手を怪我をすると、だだでさえ不自由な避難生活が、更に不自由になります。 寝ている時に、いきなり大きな地震が来て、玄関などの避難口までに、ガラスが散乱するかもしれません。 玄関や廊下の電球が割れたり、窓ガラスが割れたり、廊下や玄関にある鏡が割れたり、寝室から玄関までの通路に物が散らかったり、素足で歩けないかもしれません。 古くなって履かなくなった靴でも良いです。 ベッドの近くに置いておきましょう(しかも、夜中の暗い状態でも取り易い場所に) この靴やスリッパがあなたの足と(もしかしたら)命を守ってくれるかもしれません。 @うちの場合、玄関の照明は、吊り下げタイプで、ガラスを使った照明ですし、階段の照明も同様にガラスを使った照明です。 過去の大地震で、吊り下げ型照明が揺れて、壁や天井に穴が開いたり、壁に当たってガラスや電球が割れた事例もあるので、靴やスリッパは重要です。
2.寝室(寝ている場所の近く)に、懐中電灯と(視力が落ちている人はメガネ)を置いておきましょう。 寝ている時にいきなり来る地震で、停電しているかもしれませんし、床に何が落ちているか分かりません。 災害が起きた時に「視力の確保」は最優先にすべきことです。 揺れが収まったら、安全な所に避難するときに、足元を照らす懐中電灯は重要です。 可能ならば、地震で転がってどこかに行かない様に、壁やベッドに吊り下げておきたいところです。
3.寝室、特に頭上に、倒れてきそうな家具があるならば、寝る向きを替えましょう。 足や腕などが家具で潰されるのも痛々しいですが、頭や顔をつぶされるより「まし」です。 寝ている時だけが無防備なので、突然の大地震に備えて、頭や顔を「最優先」に守りましょう。 @毎日ヘルメットをして寝る訳にいかないので、寝ている場所(だけでも)家具などが倒れてこないようにしておきたい所です。 @確率論的にも、1日24時間のうち8時間ベッドの上にいるならば、1/3の確率でベッドの上で地震に遭遇します。
なぜ、今すぐやることが、寝室周りかといいますと、やはり寝ている時は、無防備です。 過去の大地震も、この確率に従って、夜や夜中に起きています。 大地震をたまたま? 玄関で遭遇できれば、すぐに靴を履いて逃げれますが、パジャマなどの薄着(かつ多くの人が裸足)の状態で、災害に合うかもしれません。 東日本大震災の翌日3/12に起きた長野県北部の地震は震度6強の強い地震で、夜中の3:59に発生しています。 次の地震も震度6弱の強い地震で、32分後の夜中の4:31分に起きています。 どちらもまだ暗い時間帯です。 5日後に起きた、静岡県東部の地震も震度6強の強い地震が突然来ました。 時間は22:31分。 起きている人はいいですが、寝ていた人もいます。 宮城沖でも震度6強の地震が4/7の23:32分に起きていますし、記憶に新しい、熊本地震も4/14の夜21:26に震度7(後に分かるのですが、これが前震)、22:7分に震度6弱、翌日の4/15の夜中の0:3分に震度6強の地震、翌日の4/16の夜中の1:25分に震度7(後に分かるのですが、これが本震)、1:45分に震度6弱、夜中の3:55分に震度6強と、夜に強い地震が多く発生した地震でした。
現に、熊本地震では、前震(本震の前の地震)で、避難所に一旦は逃げましたが、帰宅し、28時間後に起こる本震(これも夜中の1:25に発生)で、家の倒壊や家具の下敷きになって亡くなった人がいます。 @予測が難しいので、次の地震が大きいのか、いつ来るのか? こないのか? もしくは来ても小さいのか? 私達には分かりません。 寝ている時に、起きる地震の確率は、1/4~1/3で、ジャンボ宝くじの1/1000万の確率と違い、まぁまぁ大きな確率です。 起きている時は、それなりにすぐに対策できますが、寝ている時は、暗いし対策が取りにくいです。 従って「まず最初に」強化するならば、寝室周りとさせて頂きました。
もし、寝室よりも危険な場所が家になるならば、そちらを「今すぐやるべき事」としましょう。 @これを、実践したおかげで、長生きできるかもしれませんよ。 @マジで... 避難袋の準備や、非常食の準備も大事ですが、まず上記の「今すぐやる事」を「必ず実践」しましょう。
私達は、過去の災害から学んで、より「賢く」なっていかなければなりません。 多くの人を救いたいところですが、私の影響力はとても小さいです。 私は私の家族を守りたいし、少なくとも、このブログを読んだ人のご家族が(いつか)災害に合われた時に、元気な姿でまた、このブログに戻ってきてほしいと強く願います。
避難袋や、非常食、財産を持ち出すことよりも、自分の命、家族の命を最優先にして、できるだけ無傷で逃げましょう! @揺れている間は、危ないのでできるだけ動かないように! というのが鉄則だそうです。 揺れは、数秒から長くても数分以内に収まりますから、揺れが収まってから、落ち着いて、安全に避難しましょう。
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