8th Jun 2016 (Wed) 災害時のサバイバルライフ 衣食住の「住」 風呂と洗濯環境を確保?
ここまで、寝る場所の確保、トイレの確保について考えてみました。 今回は、衣食住の「住」の中でも、風呂と洗濯環境について考えてみます。
お風呂は、水が断水しているので、断水が終わるか、給水活動が始まる1週間後まで、我慢です。 と言っても、着替えるプライバシーが保てる場所があれば、湿らせたタオルで体を拭くだけでも、気持ちが落ち着くかもしれません。 水は貴重なので、体を拭くのも2日か3日に1度になるかもしれません。 冬は寒さの中で、水で体を拭くのが大変ですし、夏場は汗をかくので、毎日拭きたいところです。 我が家の場合、車庫の中なので、シャッターを閉めれば、人目を気にせず、体をふくことができそうです。 体を(できるだけ?)清潔に保つことは、ストレスがかかりやすい避難生活のなかで、ストレス解消の1つになるので、できるだけ体を拭きたいと思います。 @要は、水の確保ですね? という事は、前震があるタイプの地震限定ですが、水道が使えるうちに、お風呂に水を溜めて、飲料水以外の確保が重要になります。
体は、濡れたタオルで拭くとしても、洗髪もしたくなります。 特に女性は「洗髪」したくなりますし、男性ならば「髭剃り」をしたくなります。 私の場合は、電気髭剃りではなく、普通のT字髭剃りを使う予定です。 髭剃りは、少し石鹸を泡立て、シェービングフォーム替わりに髭剃りし、顔を濡れたタオルで拭いて終わりです。 問題は、髭剃りをどうやって洗うかですか、水が貴重なので、コップに水を少し入れて、髭剃りの刃を水に浸して、ちょっと濯いで終わりです。 毎日髭を剃って、すっきりしたい所ですが、水は重要なので、2日に1回かな? 給水活動が再開されれば、毎日続けられます。
問題は、洗髪です。 シャンプーを使うと、大量の水が必要になります。 冬はまだ我慢できるかもしれませんが、夏場は毎日洗いたい所です。 そんな時に少しの水で(少し?)すっきりする方法です。 気持ちが悪くなる理由は、髪がべたつく、匂いが気になる の2点だと思います。 本来は、シャンプーを使わない「湯シャン」みないなの十分ななずですが、現代人は脂が気になるようです。 という事で、まず、ブラッシングを丁寧にしてください。 本来、髪に必要な脂が出ているので、髪質も良くなっているはずです。 丁寧にブラッシクングするだけでも、汚れは取れます。 ブラッシングが終わったら、洗濯と同じように、バケツに少し水を入れ、ほんの少しシャンプーを入れ、タオルに染み込ませ、タオルで髪の毛を念入りに拭きます。 地肌もタオルを介し、頭皮をマッサージするように拭きとります。 せっかく、シャンプー水を作ったならば、家族全員で、シャンプー水タオルで頭を拭いたら、水が無駄になりません。 その後は、タオルを一回濯いで、濯いだタオルで髪や頭皮に着いたシャンプーをふき取って終了です。 十分髪の毛に脂があるので、コンディショナーは必要ありません。 どうしても香りをつけたい時は、手にコンディショナーを少し取って、手で広げた上で、頭皮に付かないように髪の表面にだけ軽くつけて、香りを楽しみましょう。
しかし、私は消費期限があるシャンプーやコンディショナーを保管しておくよりも、髪の毛も洗える石鹸(オリーブ石鹸やマルセイユ石鹸やアレッポ石鹸など)を1個準備して、自作・防災備蓄BOXに入れておく予定です。 この石鹸は、シャンプーやリンスより消費期限が格段に長いので防災向きなのと、普通のシャンプーやリンスより化学成分が少なく、体にもやさしいし、体も洗えれば、髪も洗える、そして食器洗いや洗濯にも使える優れものです。 石鹸マニアの私としては、お勧めの石鹸です。 東急ハンズやLOFTなどにも売っていると思うので、皆さんのご家庭にも1つ如何ですか?
とにかく、給水作業が始まって、水を沢山使えるようになるまでの辛抱です。 でも、給水所が給水作業を開始しても、家用に? 家族用に? 自分用に? 水を確保できなければ、意味がありませんから、水用ポリタンクのように、水を持ち運びできる容器が重要になります。 @ただし、給水車や給水所から水を貰うのは大変で、すごく人が並んでいるそうです。 状況によりますが、お風呂に水を溜めてあると、かなり楽になるそうです。
そして、洗濯。 服はできるだけ着続けることになりそうですが、下着は2日に一回は取り替えたいところです。 給水所で水を貰えるまでは、洗濯は控えます。 給水所の場所は、各自治体のホームページに乗っています。 私が住んでいる東京ならば、東京都水道局やお住まいの役所のホームページに乗っているので、この記事を読んでいる「今」確認しましょう。 あとで、確認しよう! と言っても、確認しないまま災害に合われるかもしれません。 都内にお住まいならば「東京都水道局」「給水所」などのキーワードで引っかかると思います。 万が一に備えて、最寄の給水所を2つ位覚えておきましょう。
我が家の場合、最寄りの給水所は、歩いて15分位の場所です。 バイクにガソリンが入っていて、動くようならば、バイクで水を汲みにいってこようと思います。 @災害時は、バイクが役に立つそうです。 燃費のことを考えるならば、最低限の燃料を積んで走る方が、車も軽くて、燃費も良くなるのですが、災害のことを考えるならば、いつも「ガソリン満タン」を心がけておくと、万が一の時に役に立つかもしれません。 しかし、ポイントは水を汲む(運ぶ)媒体です。 我が家には、キャンプ用の折り畳み式ポリタンクがあり、そのポリタンクに10Lの水が入ります。 夏にキャンプ用品を売っているコーナーに折り畳み式のポリタンクが売っているので、家族に必要な水を運べる準備をしておいてもいいかもしれません。 @うちも、もう一個買い足そうかな?(笑
もし、水が手に入るようになるならば、節水洗濯をします。 必要なものは、バケツ(なければ適当な大きさのビニール袋)、洗剤(私の場合はオリーブ石鹸)、洗濯ネット(穴を開けたビニール袋で代用可能)、洗濯物を干すスペースです。 洗濯物は厳選しましょう。 下着やタオルだけに限定してもいいかもしれません。 バケツにちょっと水を入れて、洗剤(ここでも前述のオリーブ石鹸を使う予定)を入れて、1晩つけ置きです。 翌朝、ちょっと揉みながら、汚れを確認し、泡や洗剤がついた衣類を濡れたまま洗濯ネットに入れて、ブンブン振り回して脱水します。 @この脱水時に、水と一緒に付着した洗剤も飛んでいくので、すすぎの水を節約できます。 次に、もう一個のバケツに少し水を入れて、ちょっと洗濯物をすすぎ、また洗濯ネットに入れて、ブンブン振り回して脱水して、干します。 すすぎたい物から順に、すすぐげば、最初は綺麗な水ですすげます。 すすぎが不十分なので洗剤が完全に取れる訳ではありませんが、少ない水で、洗濯ができます。 @万が一の時は、本当に水は貴重です。 洗剤が入った水は、トイレを流すのに使ったり、翌日の洗濯に使ったり、有効活用しましょう。 @そのためには、バケツは2個あるといいですね? @洗剤用とすすぎ用 @バケツもプラスチック製ではなく、トタンなどの金属製のバケツが長持ちするかもしれません。 我が家の場合、庭が使えるはずなので、庭で洗濯して、庭の物干し竿に干したいと思います。 いつも干している庭やベランダが使えない人は、洗濯用のロープと洗濯バサミを少し用意しておくと良いかもしれません。
ここまで、寝る場所の確保、お風呂替わりの体を拭く場所の確保、回数はできないけど洗濯をする道具と干す場所の確保、そしてトイレの確保はできそうです。 次回は、夜の明かりと防犯対策を検討してみたいと思います。
という事で、ここまでの「自作・防災備蓄ボックス」の中身候補は...
1.トイレットペーパー6~8個
2.外にトイレを作った時の壁の材料(必要ならば)
3.(体も髪も洗えるし、洗濯や食器洗いもできる)オリーブ石鹸1個
4.髭剃り1本、念のため2本?
5.フェイスタオル2~4枚
6.給水所から水を運ぶ用の折り畳みポリタンク 1個1,000円位かな?
ここまで、寝る場所の確保、トイレの確保について考えてみました。 今回は、衣食住の「住」の中でも、風呂と洗濯環境について考えてみます。
お風呂は、水が断水しているので、断水が終わるか、給水活動が始まる1週間後まで、我慢です。 と言っても、着替えるプライバシーが保てる場所があれば、湿らせたタオルで体を拭くだけでも、気持ちが落ち着くかもしれません。 水は貴重なので、体を拭くのも2日か3日に1度になるかもしれません。 冬は寒さの中で、水で体を拭くのが大変ですし、夏場は汗をかくので、毎日拭きたいところです。 我が家の場合、車庫の中なので、シャッターを閉めれば、人目を気にせず、体をふくことができそうです。 体を(できるだけ?)清潔に保つことは、ストレスがかかりやすい避難生活のなかで、ストレス解消の1つになるので、できるだけ体を拭きたいと思います。 @要は、水の確保ですね? という事は、前震があるタイプの地震限定ですが、水道が使えるうちに、お風呂に水を溜めて、飲料水以外の確保が重要になります。
体は、濡れたタオルで拭くとしても、洗髪もしたくなります。 特に女性は「洗髪」したくなりますし、男性ならば「髭剃り」をしたくなります。 私の場合は、電気髭剃りではなく、普通のT字髭剃りを使う予定です。 髭剃りは、少し石鹸を泡立て、シェービングフォーム替わりに髭剃りし、顔を濡れたタオルで拭いて終わりです。 問題は、髭剃りをどうやって洗うかですか、水が貴重なので、コップに水を少し入れて、髭剃りの刃を水に浸して、ちょっと濯いで終わりです。 毎日髭を剃って、すっきりしたい所ですが、水は重要なので、2日に1回かな? 給水活動が再開されれば、毎日続けられます。
問題は、洗髪です。 シャンプーを使うと、大量の水が必要になります。 冬はまだ我慢できるかもしれませんが、夏場は毎日洗いたい所です。 そんな時に少しの水で(少し?)すっきりする方法です。 気持ちが悪くなる理由は、髪がべたつく、匂いが気になる の2点だと思います。 本来は、シャンプーを使わない「湯シャン」みないなの十分ななずですが、現代人は脂が気になるようです。 という事で、まず、ブラッシングを丁寧にしてください。 本来、髪に必要な脂が出ているので、髪質も良くなっているはずです。 丁寧にブラッシクングするだけでも、汚れは取れます。 ブラッシングが終わったら、洗濯と同じように、バケツに少し水を入れ、ほんの少しシャンプーを入れ、タオルに染み込ませ、タオルで髪の毛を念入りに拭きます。 地肌もタオルを介し、頭皮をマッサージするように拭きとります。 せっかく、シャンプー水を作ったならば、家族全員で、シャンプー水タオルで頭を拭いたら、水が無駄になりません。 その後は、タオルを一回濯いで、濯いだタオルで髪や頭皮に着いたシャンプーをふき取って終了です。 十分髪の毛に脂があるので、コンディショナーは必要ありません。 どうしても香りをつけたい時は、手にコンディショナーを少し取って、手で広げた上で、頭皮に付かないように髪の表面にだけ軽くつけて、香りを楽しみましょう。
しかし、私は消費期限があるシャンプーやコンディショナーを保管しておくよりも、髪の毛も洗える石鹸(オリーブ石鹸やマルセイユ石鹸やアレッポ石鹸など)を1個準備して、自作・防災備蓄BOXに入れておく予定です。 この石鹸は、シャンプーやリンスより消費期限が格段に長いので防災向きなのと、普通のシャンプーやリンスより化学成分が少なく、体にもやさしいし、体も洗えれば、髪も洗える、そして食器洗いや洗濯にも使える優れものです。 石鹸マニアの私としては、お勧めの石鹸です。 東急ハンズやLOFTなどにも売っていると思うので、皆さんのご家庭にも1つ如何ですか?
とにかく、給水作業が始まって、水を沢山使えるようになるまでの辛抱です。 でも、給水所が給水作業を開始しても、家用に? 家族用に? 自分用に? 水を確保できなければ、意味がありませんから、水用ポリタンクのように、水を持ち運びできる容器が重要になります。 @ただし、給水車や給水所から水を貰うのは大変で、すごく人が並んでいるそうです。 状況によりますが、お風呂に水を溜めてあると、かなり楽になるそうです。
そして、洗濯。 服はできるだけ着続けることになりそうですが、下着は2日に一回は取り替えたいところです。 給水所で水を貰えるまでは、洗濯は控えます。 給水所の場所は、各自治体のホームページに乗っています。 私が住んでいる東京ならば、東京都水道局やお住まいの役所のホームページに乗っているので、この記事を読んでいる「今」確認しましょう。 あとで、確認しよう! と言っても、確認しないまま災害に合われるかもしれません。 都内にお住まいならば「東京都水道局」「給水所」などのキーワードで引っかかると思います。 万が一に備えて、最寄の給水所を2つ位覚えておきましょう。
我が家の場合、最寄りの給水所は、歩いて15分位の場所です。 バイクにガソリンが入っていて、動くようならば、バイクで水を汲みにいってこようと思います。 @災害時は、バイクが役に立つそうです。 燃費のことを考えるならば、最低限の燃料を積んで走る方が、車も軽くて、燃費も良くなるのですが、災害のことを考えるならば、いつも「ガソリン満タン」を心がけておくと、万が一の時に役に立つかもしれません。 しかし、ポイントは水を汲む(運ぶ)媒体です。 我が家には、キャンプ用の折り畳み式ポリタンクがあり、そのポリタンクに10Lの水が入ります。 夏にキャンプ用品を売っているコーナーに折り畳み式のポリタンクが売っているので、家族に必要な水を運べる準備をしておいてもいいかもしれません。 @うちも、もう一個買い足そうかな?(笑
もし、水が手に入るようになるならば、節水洗濯をします。 必要なものは、バケツ(なければ適当な大きさのビニール袋)、洗剤(私の場合はオリーブ石鹸)、洗濯ネット(穴を開けたビニール袋で代用可能)、洗濯物を干すスペースです。 洗濯物は厳選しましょう。 下着やタオルだけに限定してもいいかもしれません。 バケツにちょっと水を入れて、洗剤(ここでも前述のオリーブ石鹸を使う予定)を入れて、1晩つけ置きです。 翌朝、ちょっと揉みながら、汚れを確認し、泡や洗剤がついた衣類を濡れたまま洗濯ネットに入れて、ブンブン振り回して脱水します。 @この脱水時に、水と一緒に付着した洗剤も飛んでいくので、すすぎの水を節約できます。 次に、もう一個のバケツに少し水を入れて、ちょっと洗濯物をすすぎ、また洗濯ネットに入れて、ブンブン振り回して脱水して、干します。 すすぎたい物から順に、すすぐげば、最初は綺麗な水ですすげます。 すすぎが不十分なので洗剤が完全に取れる訳ではありませんが、少ない水で、洗濯ができます。 @万が一の時は、本当に水は貴重です。 洗剤が入った水は、トイレを流すのに使ったり、翌日の洗濯に使ったり、有効活用しましょう。 @そのためには、バケツは2個あるといいですね? @洗剤用とすすぎ用 @バケツもプラスチック製ではなく、トタンなどの金属製のバケツが長持ちするかもしれません。 我が家の場合、庭が使えるはずなので、庭で洗濯して、庭の物干し竿に干したいと思います。 いつも干している庭やベランダが使えない人は、洗濯用のロープと洗濯バサミを少し用意しておくと良いかもしれません。
ここまで、寝る場所の確保、お風呂替わりの体を拭く場所の確保、回数はできないけど洗濯をする道具と干す場所の確保、そしてトイレの確保はできそうです。 次回は、夜の明かりと防犯対策を検討してみたいと思います。
という事で、ここまでの「自作・防災備蓄ボックス」の中身候補は...
1.トイレットペーパー6~8個
2.外にトイレを作った時の壁の材料(必要ならば)
3.(体も髪も洗えるし、洗濯や食器洗いもできる)オリーブ石鹸1個
4.髭剃り1本、念のため2本?
5.フェイスタオル2~4枚
6.給水所から水を運ぶ用の折り畳みポリタンク 1個1,000円位かな?
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