が、「大地編」そのものは終わっていません。明治維新が終わり、時は一気に3404年へと移行します。
3404年は「火の鳥 未来編」の舞台で、人類最後の年にもなっています。しかし「大地編」では歴史は変わっていた。
25世紀ごろ、文明は頂点に達し、神の領域に達しようとしたが、シリウス星から連れてきたムーピーはこの頃にブームになり、人々はムーピーと共存していた。
が、26世紀に入り、ムーピーは大反乱を起こし、人類VSムーピーの戦争は起こった。レーザー銃やミニ核爆弾で対抗する人類。しかし、何なる生物に化け、人間にすら化けるムーピーに人々は次第に追い詰められていき、街は殆どムーピーに乗っ取られて行った。
市街を追われ、機械文明を失った人類は、石器時代からのやり直しを余儀なくされ、家も藁ぶきと原始時代の生活様式だった。
マサトやロック達は狩人となり、動物を狩っては村に持ち帰ると言う日々を送っていた。
そこでタマミと言う女性と出逢う。ムーピーに集落を追われたと思ったマサトは、タマミを村へと案内したが、タマミの様子が変と察知したロックは、タマミをつけ狙うようになる(ムーピーに対する警戒や憎悪は「未来編」と変わりないが、理由は「人間とかに化けて人を食べる」となっている)。
狩りを終えたマサトとロックは、東京の街へと向かっていった。
「火の鳥 未来編」のコマをまた引用するが、(オレの妄想で作った)「大地編」で歴史が変わっているので、未来編のコマと見比べながら読んでもらえればありがたいです
21世紀はまだ人間がはつらつとしていた。宇宙を飛びだし、あちこちの星に植民地も開拓した
何度か核戦争もあったが、そのつど人間は目覚めて立ちあがった……
25世紀には人間の文明は絶頂に達した
(ここまでは「未来編」と同じ)
そして、宇宙中からありとあらゆる生物を持ちかえり、人類の欲求はみたされて行った。ムーピーが特に人気で、人の願う通りに姿形を変えていく事から、地球のムーピーは爆発的に増えて行った。
だが26世紀になり、ムーピーが突如、大反乱を起こした!ムーピーは次々と人を襲い、人類はムーピーに抵抗せんとありとあらゆる手段を使った。だが、ムーピーはそれでも人を襲い、文明も全て奪われて行った。
ムーピーの反乱により、科学も芸術も前進する術を失った。
文明を奪われて行き、30世紀ごろには1世紀ごろの文明に戻ってしまっていた
明らかに人類は……いや、地球はムーピーに乗っ取られていた
遠い星の植民地もムーピーに占領されたが為に機械文明を失い、人類は地球に釘づけにされて、何の希望もなく、その日その日を送っていた
人類はムーピーから文明の奪還を抱いていた。しかし、ムーピーからの解放は目処が立たず、人類は未だに石器時代の暮らしを余儀なくされた。
このトーキョーの街は千年前には人類でごった返しになっていた。だが今ではムーピーが住む死の場所となり、トーキョーの……いや世界中の都市は、ムーピーによって入れなくなった。人は一人もおらず、入る事はすなわち死を意味している。
そしてある日、タマミからトーキョーの街に行くように誘われる。マサトは都市に行く事を躊躇っていたが、都市がどんなものかを見ようと、タマミと一緒にトーキョーの都市へと入って行った。
そこで猿田博士と出逢う。
猿田博士が都市にいる事にマサトは疑問を持っていたが、猿田博士はムーピーの真実を告げられ、肉食の猛獣と言われたムーピーは、実は固形物が全く駄目の動物であり、基本的には無害であった。「未来編」本編ではネズミやゴキブリ、人類を残して動物は絶滅していたが、ムーピーが保護をしていた為動物の絶滅は免れた。
猿田博士は醜い鼻から女性に嫌われ続け、悲観してトーキョーの都市に向かい、ムーピーに食い殺されて死のうとしたのだった。
余談ですが、マサトとタマミの後を追ったロックは、トーキョーの都市に入りこんでいた。タマミの正体を知ったロックは、村に戻ってマサトの事を村長達に報告しようとしたが、ムーピーに見つかって食い殺された。
猿田「この者はムーピー達に危害を加えようとしたのじゃな。ムーピーは基本的には生命体に優しいが、危害を加えようとするのであれば、容赦なく襲って食い殺すのじゃ。ムーピーは固形物が食べれないので、死骸は肉食獣がありつくのじゃが」
そして、日が経ち、マサトは猿田博士と共に東京の博物館へと足を運んで行った。
幕末時代に残された文献からマサトは幕末に生きた坂本 龍馬や大久保 利通、沖田 総司らの意思を感じ取るが、彼等は何のために国を変えようとしたか、生きる事はどういう事なのかを察知し、ムーピーの住むトーキョーの都会に住むようになり、生命の謎を探求していきながら物語はここで終結。
と、「大地編」を空想してみましたが、いかがでしょうかねぇ!?
手塚先生が死んだ今では永遠に見る事が出来ないのですが、彼の描いたマンガは永遠である事には変わりありません。
3404年は「火の鳥 未来編」の舞台で、人類最後の年にもなっています。しかし「大地編」では歴史は変わっていた。
25世紀ごろ、文明は頂点に達し、神の領域に達しようとしたが、シリウス星から連れてきたムーピーはこの頃にブームになり、人々はムーピーと共存していた。
が、26世紀に入り、ムーピーは大反乱を起こし、人類VSムーピーの戦争は起こった。レーザー銃やミニ核爆弾で対抗する人類。しかし、何なる生物に化け、人間にすら化けるムーピーに人々は次第に追い詰められていき、街は殆どムーピーに乗っ取られて行った。
市街を追われ、機械文明を失った人類は、石器時代からのやり直しを余儀なくされ、家も藁ぶきと原始時代の生活様式だった。
マサトやロック達は狩人となり、動物を狩っては村に持ち帰ると言う日々を送っていた。
そこでタマミと言う女性と出逢う。ムーピーに集落を追われたと思ったマサトは、タマミを村へと案内したが、タマミの様子が変と察知したロックは、タマミをつけ狙うようになる(ムーピーに対する警戒や憎悪は「未来編」と変わりないが、理由は「人間とかに化けて人を食べる」となっている)。
狩りを終えたマサトとロックは、東京の街へと向かっていった。
「火の鳥 未来編」のコマをまた引用するが、(オレの妄想で作った)「大地編」で歴史が変わっているので、未来編のコマと見比べながら読んでもらえればありがたいです
21世紀はまだ人間がはつらつとしていた。宇宙を飛びだし、あちこちの星に植民地も開拓した
何度か核戦争もあったが、そのつど人間は目覚めて立ちあがった……
25世紀には人間の文明は絶頂に達した
(ここまでは「未来編」と同じ)
そして、宇宙中からありとあらゆる生物を持ちかえり、人類の欲求はみたされて行った。ムーピーが特に人気で、人の願う通りに姿形を変えていく事から、地球のムーピーは爆発的に増えて行った。
だが26世紀になり、ムーピーが突如、大反乱を起こした!ムーピーは次々と人を襲い、人類はムーピーに抵抗せんとありとあらゆる手段を使った。だが、ムーピーはそれでも人を襲い、文明も全て奪われて行った。
ムーピーの反乱により、科学も芸術も前進する術を失った。
文明を奪われて行き、30世紀ごろには1世紀ごろの文明に戻ってしまっていた
明らかに人類は……いや、地球はムーピーに乗っ取られていた
遠い星の植民地もムーピーに占領されたが為に機械文明を失い、人類は地球に釘づけにされて、何の希望もなく、その日その日を送っていた
人類はムーピーから文明の奪還を抱いていた。しかし、ムーピーからの解放は目処が立たず、人類は未だに石器時代の暮らしを余儀なくされた。
このトーキョーの街は千年前には人類でごった返しになっていた。だが今ではムーピーが住む死の場所となり、トーキョーの……いや世界中の都市は、ムーピーによって入れなくなった。人は一人もおらず、入る事はすなわち死を意味している。
そしてある日、タマミからトーキョーの街に行くように誘われる。マサトは都市に行く事を躊躇っていたが、都市がどんなものかを見ようと、タマミと一緒にトーキョーの都市へと入って行った。
そこで猿田博士と出逢う。
猿田博士が都市にいる事にマサトは疑問を持っていたが、猿田博士はムーピーの真実を告げられ、肉食の猛獣と言われたムーピーは、実は固形物が全く駄目の動物であり、基本的には無害であった。「未来編」本編ではネズミやゴキブリ、人類を残して動物は絶滅していたが、ムーピーが保護をしていた為動物の絶滅は免れた。
猿田博士は醜い鼻から女性に嫌われ続け、悲観してトーキョーの都市に向かい、ムーピーに食い殺されて死のうとしたのだった。
余談ですが、マサトとタマミの後を追ったロックは、トーキョーの都市に入りこんでいた。タマミの正体を知ったロックは、村に戻ってマサトの事を村長達に報告しようとしたが、ムーピーに見つかって食い殺された。
猿田「この者はムーピー達に危害を加えようとしたのじゃな。ムーピーは基本的には生命体に優しいが、危害を加えようとするのであれば、容赦なく襲って食い殺すのじゃ。ムーピーは固形物が食べれないので、死骸は肉食獣がありつくのじゃが」
そして、日が経ち、マサトは猿田博士と共に東京の博物館へと足を運んで行った。
幕末時代に残された文献からマサトは幕末に生きた坂本 龍馬や大久保 利通、沖田 総司らの意思を感じ取るが、彼等は何のために国を変えようとしたか、生きる事はどういう事なのかを察知し、ムーピーの住むトーキョーの都会に住むようになり、生命の謎を探求していきながら物語はここで終結。
と、「大地編」を空想してみましたが、いかがでしょうかねぇ!?
手塚先生が死んだ今では永遠に見る事が出来ないのですが、彼の描いたマンガは永遠である事には変わりありません。
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