自分で書いて思ったが……
オレの記事って、暗いし文長いし、何だか読みづらい気がする。
そこで、平凡な話題をする。
オレは現在、毎日欠かさず「マッサン」を見るのだが、これが意外と面白い。
日本初の国産ウィスキーを造ろうと突っ走って壁に激突しまくって、それでも夢を諦めない亀山 政春に、カタコトの日本語になれない習慣に戸惑いながらも直向に夫を支える妻のエリー。オレもやられたよ。エリーちゃんの可愛さにノックアウトされたよ。
実話が基になったらしいが、それでも当時の日本を伺うには良いドラマだ。
外国人であると言うことで、親に猛反対されたり周囲から好奇の眼を見られたりするも、直向に前を向く二人にオレは応援したい(その後、日本は戦争の道にひた走って、イギリスと敵対することになるが、それはまた別の話)。
ウィスキー作りは困難を極めているし、住吉酒造も辞めさせられたけど、視聴者にとっては理不尽に見得るかもしれない。
しかし、現実に考えると、大正当時はウィスキーなんて未知の存在だし、リスクも高すぎるので普通は手を出さないだろう。
第6週でマッサン、ブラブラしてて酒ばっかり飲んでいたけど、それを見て「大丈夫か?!この人?!」ってヒヤヒヤした。
驚いたこともあった。鴨居の大将に英一郎って言う息子さんがいたのは驚きだが、何故か英一郎君の気持ちがわかるような気がする。 というのも、オレも昔は親に対して反発心を抱いていたからだ。
親の前ではハッキリとモノが言えなかったが、親のやり方に納得がいかなくて、親をののしったり悪く言ったりした(反抗期と言うやつだろうか?)。
親のやり方が嫌で、英一郎君は海外留学を希望し、外国に期待しているようだが、世の中そんなに甘くはない。
日本もそうだけど、何処の国も外国人には冷たいよ。海外留学に行ったところで罵られて帰ってくるのがオチだ。
予告では鴨居の大将とケンカになるんだが、何故ケンカになったか、不仲は何故起こったかは見てのお楽しみだ。
日本も開国したばかりか、マッサンのお母さんみたいな外国人嫌いがいたが、しかし、エリーに良くしてくれる人もいたのもまた事実。
個人的にはキャサリンさんが面白くて好きだ。
この人は見ていて面白いし、当時の日本の世間をきちんと語っているし、第8週で出なくて寂しかったけど、ムードメイカーとしては十分な役割だ。
北海道編の撮影は既に済ませているらしいが、放送は年が明けてからになるといわれる。
(住んでるところは違うが)オレの地元じゃねーか。
親父、ウィスキーが好きで良く余市蒸溜所に行っていたが、(ウィスキーは飲めねーが)オレも来年行こう。
これからどうなるのか、楽しみだ。
追伸
オレ自身、NHKの朝ドラマは「純情きらり」しか見てなかったが、「マッサン」はそれに匹敵するほど面白く、心が温まる作品だ。ビデオにも毎日とったよ(マッサン同様、最初は取り逃したが)。
ビデオデッキが無くなったので最近見ていないが、「純情きらり」の桜子の直向な姿にオレも弾かれ、オレ自身も桜子ちゃんに負けぬようギターを引き続けた。結局ちっとも上手くならなかったがな
達彦さんがせっかく才能があったのに父の死で音楽学校を辞めて味噌屋を継いで(ドイツに音楽旅行に行こうとしたらしいが、当時のドイツはアレだったんで、先祖も「幾らなんでもあんな国に子孫を送れない!」とお父さんの拓司さんを早く召させて味噌屋を継がせた今でも解釈する。まぢで好かれてねー独裁者だったんだろうな)、その後で徴兵されて戦地に送られたというストーリーは皮肉だが、当時の中国と言ったら地獄さながらの光景だったのだろう。
金に余裕があればDVDセットを手にしたいほどだ。
あぁ!また純情きらり見たくなってきた!
桜子ちゃんのピアノに挑む姿を見て、オレもギターをまた始めようか(どうせ上手くならねーけどな!)。
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