「さあ~下ろうか~~」
「めっちゃ急やね~~~」
風も収まり日差しも出てきたせいか・・・寒さもそこそこに成り
10時、紀美子平より岳沢を真下に下ります。「真っ逆さまや~~」
鎖が有っても、手がかりを確認しながら慎重に
足がかり手がかりの少ない急な平らな岩の斜面・・・さすがにここは鎖に頼って
見上げると、奥穂高岳山頂(中央)から通ってきた稜線が真上に
雲の上面まで下りて来て・・・眼下は上高地へ続く岳沢
周りにハイマツが多くなり・・下りて来た前穂高岳方向をバックに~~
カメラのワイヤーが伸びきりバンザイが変に~~~
「ここジャリジャリや~~~滑らんでよ~~」「そのまま返す~~」
ゴロゴロ?、ズルズル?、ガラガラ?、ジャリジャリ?・・・まあジャリジャリですかね~~。
眼下に岳沢小屋がハッキリと~~でもここからが遠かった~~
明神尾根側のハイマツと紅葉のコントラストが綺麗~~と思って撮った画像,,,,パットしない
更に下りて来て雲の下に成り、岳沢の全貌がハッキリ~~
紅葉真っ盛りの中をひたすら下り
雲の上からでは見えなかった岳沢の西穂高岳側斜面の紅葉
奥穂高岳側
吊り尾根から前穂高岳側斜面の紅葉
嬉しくて奥穂高岳の稜線を~~また見上げ
また梯子梯子が続き
一番長いであろう梯子
梯子を下りるたび・・・稜線を見上げ
下るほど傾斜が緩くなり・・気温も上がり「暑くてたまらん!!けど脱げん」
灌木の紅葉の中を
木の実草の実も多くなり・・・なぜか赤い実ばかり
岳沢キャンプ場に着き明神尾根側を~~
奥穂高岳側を~~
11時45分、岳沢小屋到着
小屋から見上げる稜線
12時15分、めっちゃ綺麗な岳沢小屋トイレで冬用アンダーシャツ上下を脱ぎスッキリし
お昼にチキンカレーとパスタを食べ
上高地に向け更に下ります。「あそこまで・・すぐやん」しかし結構有るのです
大きな木が多くなり
木道になり・・・日陰で寒いぐらい~~~
岳沢登山口到着
遊歩道を歩き河童橋まで下りて来て
「よっしゃ~~~3100mから標高差1900m下りて来た~~~」「無事降りられたね~~」
河童橋の橋の上から「もうガスって稜線が見えない・・」「小屋に居た時だけやったね~」
14時15分、小梨平キャンプ場に預けたテント道具一式を受け取りテント泊の予定でした・・・・が
トイレ付きのケビンが空いていて・・ケビン泊に急遽変更
お値段は、もちろんテント泊よりは高め、
しかし2食付きの山小屋泊2人約2万円に比べると、
2人で12000円+暖房500円+食材費4560円で少しお得~~
しかも広々自由~~トイレも順番待ち無し~~暖房も有るし、何よりキッチンセット全て有り何でも出来ます。
食材はテント泊でも小梨平売店で買うつもりだったので同じ
しかしキッチン用品全てそろって居て・・電気温水器まで
3日前のシュラフを出し・・・乾燥~~
暖房付きのケビンだから出来る技
テントも少し湿っているので・・・暖房の付いた部屋で乾燥~~~
そしてケビン泊ならではの~~~夕食
ご飯もお米を2合(200円)買って備え付けのガス炊飯器で~~~
「明日午後から明後日も雨・・西穂止めてもう明日下ろうや~」「賛成~~~乾杯~~」と言う事に
軟弱2人のあるあるで明日下山に即決
GPS計測で距離10.2km、時間8時間2分、累計標高差1975mのお山歩でした
実質6時間で標高差1900m下ったのは初めてでした。
岳沢はハイマツの緑と黄金に輝く木々のコントラストの有る紅葉でした。
次の日も計画通り西穂高岳に行っていたら、下山日も雨で5日間連続合羽を着た事になったでしょう。
当初の計画の半分も達成出来ない山旅でした~~。
まあそれも良しと
しかし涸沢の紅葉を稜線から見る事ができ、下からとは違う景色で大満足でした。
1.涸沢経由奥穂高岳周回 移動と前泊(9月30日、10月1日)
2.涸沢経由奥穂高岳周回 1日目(10月2日)
3.涸沢経由奥穂高岳周回 2日目(10月3日)
4.涸沢経由奥穂高岳周回 3日目前半(10月4日)
5.涸沢経由奥穂高岳周回 3日目後半(10月4日)
6.涸沢経由奥穂高岳周回 ぶらぶら後泊と帰路(10月5日、6日、7日)