前回「GPSのバッテリーを充電式に替えてみた」の続きです。
前回のおさらい
・乾電池は1.5V、充電電池は1.2Vで初期電圧が低い。
・アルカリ乾電池EVOLTAより充電式ニッケル水銀電池EVOLTAの方が稼働時間が短め。
・充電費用は安価だが充電器と本体費用を単純償却するに400時間以上使用する必要がある。
・GPSに限って言えば、資源の有効利用の観点以外、充電式電池に積極的に替えるメリットは無い。
前回の後入れたバッテリーを、GPSがシャットダウンするまで消費して
GPS稼働時間は
4h17min(12/27)
7h10min(01/26)
4h13min(01/31)
4h22min(02/07)
4h15min(02/11) 合計24h07min
その時の残電圧は1.179Vでした。
前回も1.156Vだったのでほぼ同じでしょう。(約0.02Vの差は個体差?)
アルカリ電池は30時間以上稼働できていたので、充電式ニッケル水銀電池の24時間は少なめです。
稼働時間が短いので使えないと言うわけではありません。
20数時間で切れる事を念頭に使えば問題無いし、常に予備バッテリーを持って居れば更に問題無しです。
ただこれから新たにGPSのために充電式乾電池を購入しようと考えている方へ
*充電式電池EVOLTAハイエンドモデルに投資した金額をGPSだけで回収するためには約400時間以上稼働が必要です。
*少ない一定電流を長時間使うGPS機器には、今回購入したニッケル水銀電池EVOLTAハイエンドモデルより
スタンダードモデルeneloopの方がむいているかも、しかも安価だし。
もう一点気にしているのが自己放電(何もしない状態で蓄電量が減る事)である。
普通のアルカリ乾電池の自己放電は10年補償とかで全く問題無いが、
予備で持っている充電式ニッケル水銀電池が時間と共に自己放電して残量が減っては予備の意味が無い
充電式は充電してすぐ使うのが前提
12月中旬に充電した電池の現在の電圧を計ったところ1.33V、充電直後は1.38V程度あったので減っているのは確かです。
この約2ヶ月前に充電した電池がこの後何時間稼働できるかです。
この結果が出るのは約1ヶ月以上後・・・こうご期待を!
*何時間稼働出来ようが・・そこ数時間の差・・大勢に影響はないのですが・・まあやって見たがりのお遊びです*