「これ直る?」
「断線だけなら直るけど・・・」
男の子のおもちゃNo1のトーマスシリーズのジェームズ機関車の修理です。
このシリーズは本体に電池が内蔵されている機関車がほとんどですが、
このジェームズ機関車など数種類は電池が別の石炭庫に有り・・・子どもが乱暴に扱えば必ず連結部分で断線するでしょう。
連結部から青い線は断線して飛び出しています。赤い線も連結部内部で断線しています
分解して見ると・・・・2本とも連結ヒンジ部で切れてました。
まず機関車部分から、モーター部を外し・・・・リード線の被服を剥いで
太い線に替え半田付け
赤い線と青い線が接触する事は有りませんが・・・軽く絶縁テープを巻いて・・・
連結部の中に線を通します。
次に電池部分・・・オリジナルの線を全部外し取り替える事に
新しい太い線に替え半田付け
組み立ててできあがり
リード線を太くしたので切れにくくはなったハズですが、連結部の自由度が若干減ったのも事実で・・・
カーブや登り坂など連結部が曲がる所を走らせて見ましたが問題無いようで・・◎◎です。
今回初めて分解して
おもちゃメーカーが忠実にデザインを守るため色々工夫されている事を知りました。
たとえばこのジェームズ機関車は電池が別のため自重が軽いらしく、機関車部にウエイト(重り)が入ってました。
(機関車裏側が写っている画像に機関車内部前方に3個のウエイトが写っています)
こんな小っちゃな機関車でも自重が足りないと動輪が空転したりして引っ張れないですね・・・。
しかし連結ヒンジ部のリード線が金属疲労で切れるのは当たり前です。
(メーカーは金属疲労の低減のためにあえて細く柔らかいリード線を使っているのかも?)
この蒸気機関車シリーズで電池部とモーター部が連結されているタイプが他にも有り、当然切れるらしく・・・。
この故障は多いとか・・・
修理をして、小さな子どもが喜んでくれるのが嬉しいですね~~~
「おもちゃの修理屋さん始めようかな~~~~~」