「もうちぎろうや~~」
「じゃあね~早めの方が美味しいかも」
昨年はかなり熟すまで待って収穫し干し柿にしました。(最高の出来と思って干した2015の記事)
一昨年は北アルプスに27日から行ったためその前23日、まだかなり青い柿で干し柿作りをおこないました。
(早いと思いながら作った2014年の記事)
収穫タイミングだけの問題じゃないかもしれませんが・・・一昨年は甘さが足りず・・去年は甘いけれど・・・熟しすぎて干し柿にするのに難しかったので・・今年はその中間で
もう少し待っても良いのですが・・来週台風も来そうだし落ちるともったいないので、
今年は少し青い柿ですが・・干し柿を作る事に
この枝きりばさみで~~この鋏4年目で、毎年2回柿の収穫とタラの芽取りにしか使いませんが、重宝します。
ガンガン収穫して・・・実の上の枝がTになる様に切って、へたの部分も取っておきます。
今年の成果・・・これだけ有りました
昨年は熟してかなりの量を干し柿に出来ず・・また干してもすでに柔く・・・上手く乾燥出来ませんでした。
しかし今年は・・・この時点で柔い実はほとんど有りません。
皮をむいて・・・手袋をしないと柿のアクと鉄が反応して真っ黒になります
二個ずつひもを付け
熱いお風呂にさっと入ってもらいます。
湯から上がると・・・なんかシットリ
干しました~~~これで半分~~。
台風が3日後か4日後・・・多少濡れても表面がたぶん乾いているので大丈夫かな?
それも有ってこの日でした。
過去2回の画像を見て・・今年のは色が綺麗~~~です。それってアク(渋み)が少ないって事でしょうか・・
渋み成分が化学変化して甘み成分になるとか聞きました。だとすると・・・「甘み少ないかも・・・・」「うっそ」
今年の干し柿作りも・・後は太陽の光をいっぱい浴びて美味しくなってくれる事を願うだけです
時期を少し早めにした事がどうなるか・・・楽しみ
結局「お天気次第やね・・・」
南国宮崎で干し柿を作るのは・・・基本無理が有ります。
気温が高いので早く実が出来、そして早く熟す・・
現に現在気温29℃、下がっても25℃前後・・・湿度も70%以上・・
そんな気象条件の中で美味しい干し柿を作るのは・・・大変です。
「太陽に!特に西日をいっぱい浴びないと綺麗な飴色で美味しくならないとよ」だそうです。
「母ちゃんが言ってた!!!!」
母から娘に”こつ”が受け継がれています。
しかし次の世代には今のところ伝わって無いのが残念!
コンニャクの作り方も味噌の作り方も・・・
「もう忘れた~~~もう一回やって見れば思い出すかもね~~」「やって見たら?」
「母ちゃんが生きてるうちに一緒に一回作ってみるべきやった~~」「だね・・残念・・・」
私達の世代以降で、いろんな事が伝承されていない事は・・・残念です。
これも捨てません柿渋を作ります。
柿渋としての品質は判りませんが・・・3年前のが良い感じに成ってます。それはまた後日。