「満開を上から見ようや~~~」
「見えるかな・・」
「下から山が見えるから見えるやろう」
「木が邪魔しない・・」
4月に入り3週連続くたみ分かれ4000本の山桜です
1回目 4月6日『阿蘇くじゅう周辺花散策 4ヶ所空振り・・』
2回目 4月13日『再度4000本の山桜を見に』
前から密かに満開の4千本の山桜を上から見たいと機会を狙ってました
20日はお天気晴れ・桜ほぼ満開・体調良し!この機会を逃したらまた来年振出に戻ります
19日仕事を終え宮崎道を、当日よりほぼ全面解禁となった霧島連山のシルエットを見ながらくじゅうへ
「来週は行くからね~~待っててね~~」
第3駐車場に23時到着、その後次々に2台到着し3台で車中泊
翌日朝食の用意をしていると地元霧島でよくお会いする「横川のご夫婦」が来られ、
鳴子山往復の話をすると、鉾立峠から白口岳経由で鳴子山へ周回するとの事、見送りしいつもの車中泊朝食
南東尾根は「急登やろう・・・荷物減したら・・・」「せっかく17kgで登れるチャンスやん~」といつものままで
登山道では無く最初から砂利道を歩きます~~周辺の山桜も満開
予想どおりほぼ満開
最初に咲いた木々は散り始めてますが~~上から見るためには全ての木が咲いているタイミングが必要~~~
「よっしゃ~~~」見わたす限り全ての木が咲いてます
今日の目的地はここではありません「行くよ~~」「わかった~~」
鳴子山南東尾根の直登はここから
兎に角・・・登りです
笑ってしまう位の坂
坂登をこよなく愛する「坂バカ」という言葉がありますが~~正にそんな感じ、
二人とも嫌いではありません~~~むしろガンガン標高稼げるの好きかも
突然小鳥が数m前の行く手を阻み食事を始め・・・
仕方なく立ち止まり「休憩しなさいって~~」1分ほどですが初めての休憩
山頂に伸びる真っ直ぐな尾根を九十九折りではありません忠実に真っ直ぐ
踵に負担がかかり「踵痛くないと・・」「痛い!」「止める?」「行く!!!」ここで止める訳にはいきません
「開けた~~~」突然後方の視界が開け「見えるよピンク~~早く来て見て」「・・・・・・・」
呼吸を整え・・・覗くと「やっぱり上からがいいね~~」想像どおりの景色
更に望遠で~~~数人の人が見えます「初めて見る景色や~~~」
灌木帯となり明るくなったものの・・真下の山桜は見えそうで見えません
2ヶ所目の後方視界があるポイント「登ったね~~」真下に見えます
残念ですが~距離が離れれば離れるほど春霞で・・・・
しかも普通のデジカメで三脚無し脇を締めぶれない様に・・これが精一杯
稜線が緩やかになり・・山頂(右側)も見えて来て~~しかし真下は見えなくなり
ボケやリンドウの花も多くなり
楽しい楽しい岩尾根歩きに「好きやろ~~」「好きやけど・・足が疲労してて・・・」
かなり登って来ました~~
山頂直下で標高差630m下にもう一回見え
10時50分鳴子山山頂到着~~南東尾根取り付きから2時間30分かかりました
大船山や平治山、坊ヶツルを隔て三俣山、白口岳をバックに
「横川のご夫婦」が白口岳から稲星越しの稜線を来られのが見え・・しばらくして山頂で合流
下山です「絶対滅茶苦茶痛いはず・・」
数日前下山中に親指の爪を痛めたと言う奥さんを気遣いながら下山
見えるピークから一気にくたみ分かれまで水平距離1kmを標高差550m転げ落ちます
再度覗き見えるポイントで~~見納め
さすがに「膝に違和感が出始めた・・・」「もう少しやが・・」
登り2時間半かかった尾根を1時間10分で無事に下りて来て再度山桜を~~
お気に入りの枝垂れ桜を我が家の桜の様に紹介中
みんな満足感に浸りながら~~のんびりと
振り返り~~先ほどまで居た鳴子山を眺め~~「1時間半前はあそこからここを見てたのにね~」
エヒメアヤメよりワラビが気になる様で、またもワラビ取り・・・
GPS計測で距離5.7km、時間6時間(ランチ休憩50分)、累計標高差806mのお山歩でした
3週連続くたみ分かれに通い、何とか上から満開の山桜を見る事ができ大満足と言うより・・やれやれの安堵感です
鳴子山南東尾根登山道から真下が望めるポイントは3ヶ所でした
しかし南東尾根は水平距離1.0kmで標高550m登る坂です
17kgと13kg担いで登れた事もいいトレーニングが出来、楽しかったですね~
さて次の花は~~アケボノツツジかシャクナゲか~~カタクリも気になるけど
今週末は解禁となった韓国岳獅子戸間に8年半ぶりに行かないと~~またいつ通行止めになるか判りませんからね~~