「寒気どっぷり、快晴だけど。行けそう?」
「なんとか.....」
基本二人とも風邪ぎみ
私は薬無しで何とか10日ほどふんばってます!、女の子は4日前に受診し薬を飲んでいます。
以前は「風邪は山で治す~~~」なんて言ってましたが、最近は治る・・治す自信が有りません・・
しかし心の底では「この程度なら山に行けば治るかも」。
1500m-6℃の寒気が南九州までどっぷりと下がって、全国的に大雪・・
しかし南九州まで雪雲は届かず積雪無しの快晴です。
霧島神宮付近まで来ると-4℃・・
このまま温々で行くと、車から出られなく成るので「車の暖房を消すよ・・」「~~~」
9時、えびの高原到着
気温-8℃・・・・「めっちゃ足が寒い...」最初からオーバーパンツを着ます。
とりあえず沢山着て・・用意をし、9時40分出発
硫黄山の規制がレベル1に下がり・・いつもの登山道が通行可に
登り始めるとやはり着すぎで汗をかきそうなのでほとんど脱ぎ
通常の服装にソフトシェルだけ羽織って「寒いけどこれぐらいでいい・・・」
ほんの少しの雪と~~~木々には霧氷が~~
金平糖の様な霧氷が太陽の日差しに輝いて
5合目から~~真っ白な韓国岳を望み~~
登るにつれ風も有り・・中にフリースを追加
霧氷が更に綺麗に~~~
岩やミヤマキリシマの低木にもびっしりと
8合目・・服をもう一枚追加するならこのタイミングだ・・・と思いながら着ずに・・寒さを我慢する事に
過冷却水が付いて出来たエビのしっぽというより、氷がもっこり付いた粗氷というべきかも・・
しかしどちらにしろ、霧氷です。
時間が経つにつれ「気温が上がってきた?」「寒さが和らいできたね~~」
快晴の山頂から高千穂峰を~~~いつもの景色
2017年初韓国岳は、寒さが和らいだといえ気温-11℃、風平均10m程度でした。
今年は233回目からスタートです。
さすがに山頂は風が吹き付けて、風通し良すぎ。
「パンとコーヒー飲んで下ろうや~~」「風をよけられる所無いし・・・」
山頂の一番寒そうな岩陰でパン1個と温かコーヒー1杯だけ飲んで下山です
「あれは?どこ?」「左から△が市房に石堂に天包・・片方が急なのが尾鈴」パノラマソフトで予習の成果です。
祖母山は辛うじて見えましたが、傾山大崩山は確認出来ませんでした。
下山は向かい風・・・
「顔が痛い・・口がしゃべれん」「目がシバシバして涙が出る」一気に5合目へ・・
久しぶりにスポーツ飲料が凍りました。「数年ぶりかね~~」
飲もうとすると口元が更に凍り、溶かそうと振ると中が更に凍りシャーベット状に・・解決策はフリースの中に「冷た・・」
4合目をすぎると風も無くなり・・気温も上がって来たのか「帽子を脱ぐとめっちゃ気持ちいい~~湯気が出そう~~」
3合目から下はぽかぽか陽気になって「暑い!~」「脱いだら~~」「いい」「・・・・」
下りで汗をかきそうなのでゆっくりと「脱いだら~~」「いい」しかし10分後我慢できず脱ぎました。
硫黄山も「だいぶ黄色い所が増えたね~~」「昔は硫黄を採掘してたぐらいやから」
昔の自然に戻ってくれる事は嬉しいことですが・・・ほどほどで!。
山頂でのランチ休憩ほとんど無しで3時間のお山歩でした。
霧氷で真っ白の韓国岳、「ありがとう~~今年もよろしく~~」
まだ13時前・・・お蕎麦屋さんに30分後2人の予約電話
「30分後の予約いいって?」「たぶんいいって」「たぶん」
美味しい蕎麦をいただいて帰りました。ありがとうございました。
無事2017年初の韓国岳でした。
体調もすこぶる良くなった気がします。「やっぱ、風邪は山で治すやね~~」結果オーライです。
下山中『山の上一番』さんにお会いし少しお話を・・・皆さんお元気でなによりです。
今週末も寒気が南下予想です~~~。
南岸低気圧と合わさると太平洋岸大雪なのですが・・・どうでしょうか。