「お天気も曇りだし、大浪池から韓国岳やね」
「もう満開過ぎてない?」
「いや~~ドンピシャやろう」
一週間前に登ったバボザルさんの12日の情報で確信していました。
大浪池登山口駐車場は元々20台程度の駐車スペースしか無く、遅くなると路肩駐車が常です。
以前より花の時期は特に大混雑だったところに、硫黄山経由の韓国岳登山道が通行禁止となり更に混雑し、
先々週は8時の時点ですでに路肩までいっぱいでした。
早起きの苦手な人が居るので、前日夜半に大浪池駐車場へ
すでに1台駐まっていて・・朝日狙いか??出発されるところでした。
「何時起床?」「6時」「一緒じゃん」「6時にここに来るには4時起きやよ」「そっか・・・」
車中泊し、6時起床し見回すとすでに10台ほど駐まっていて、しかし誰も居ません
「みんなもう行ったちゃ~~」「朝日狙いやろうか?」「朝日なら2時過ぎには出ないと・・違うね」
その後続々と来られ7時にはトイレ側も満車となり、その後は路上駐車へ・・・。
車内で朝食を食べ、用意をし7時50分出発
「寝不足かな・・・調子が出ない・・」などと言いながらも大浪池西回りへ
当然ながらこの季節、花はミヤマキリシマだけではありません~~登山道には色々な花が主張していて
ますます噴気の音も量も・・・存在を主張し過ぎの硫黄山
「わかったからもうそのくらいで良いんじゃ無い~~」と言いたくなるような
この花も満開
今年の6月は本当に雨量が少ないです
いつも田んぼor池状態となる登山道も・・足場にする木片や岩がただ散らかっているだけの様に
何処の、どのベニドウダンも鈴なり
いよいよ50分間の階段登り~~競争している訳ではありませんが、
性格的に先行逃げ切りタイプとタイミングを待つタイプの違いが・・・如実に表れ
ウツギ系も満開
先々週も咲いていたドウダンツツジもまだまだ主張していて
森林限界を超えミヤマロードに
ほぼ満開の山頂直下~~~
10時30分、242回目の山頂へ「咲いてるね~~」
今日はもっと先へ
登山道では無く・・住んでいる方々の生活道路をたどって進みます。
ここが見たかった場所の一つ
2013年と2016年は咲いているもののガスガス良く見えず(2016/06/05の記事)、
2014年、2015年は早すぎてまだ蕾・・(2015/05/31の記事)
全容が見える~~この景色「凄い~~」
真上から見ると~~、この斜面もさることながら~~火口内の斜面も
同じ様な雰囲気ですが違う場所
下まで続く笹の斜面にミヤマキリシマ~~火口底まで続いています。
夷守岳を望む東斜面
眼下に琵琶池を望む南東斜面
自然の庭園?いえいえ、庭園は自然を真似た物、これこそ自然の自然美
ピンク一色の景色も良し、芝桜の様な景色も良し、しかしここはここで良し
大きな樹木が白骨化し・・ササと背の低い草の斜面にミヤマキリシマのピンク~~この場所もお気に入り
なぜかこの一帯、住んでいる方々のトイレ??・・・まあ多い事、しかもまだ柔いやつ!
振り返ると・・?「なにしてると???危ないよ~」
徐々にのけぞりながら・・なぜここで空を・・真下に広がる満開のミヤマ斜面を自撮り中でした・・・。
上手く範囲に入らないのか・・イナバウアー度が進み見てる方がヤバイ・・最悪バランスを失い背面滑落のパターンです。
生駒高原方向~~~もう少し高いとこから見ると良いんだけどな^^ロング自撮り棒を忘れたのです。
少し戻り・・景色の良い所でランチ前にもかかわらず、この景色を2人占めするためしばし休憩
11時30分山頂に戻り、ベーコンとトマトと貝割れに温泉卵をトッピングの薄味スープパスタランチです
どうです~~~美味しそうでしょう~~卵を切ってのせるべきだった。
真正面の北峰へ人影が・・・硫黄山が噴火警戒レベル2で半径1kmが立ち入り禁止区域のはず・・・
硫黄山から北峰までは水平直線距離で970mほど、ギリギリと言ってもギリギリ×(人影はあえてぼかしました)
さあ下山です。ここも満開
ボール状の岩に乗って『転ぶよ!』と言おうと思った瞬間、やっぱり。
しかしその気持ちはわかる、現に私も岩の上で背伸びして撮っています。
木道を爽快に下り・・宮崎在住でよく声をかけていただくEさんご夫婦(画像中央)の横に行くまで気づかず・・
色々お話をし、情報をいただきありがとうございました。
下りて来る私達にかなり上から気づかれていたようで、画像を見て初めてきづきました。
『韓国岳のミヤマキリシマ』を終え次の『大浪池のオオヤマレンゲ』へ
今回は、山田町在住で数回お話し先々週もすれ違った、毎週の様に通っている若い女性や、
「楽しみにブログを見てま~す」と女性の方々、
宮崎市在住で山登りだけで無くボランティアで登山道整備などでも活躍されて居て、よく声をかけていただくEさん、
他にも良くお会いする方等々数人の方とお話をする事ができました。
ありがたい事です。
とにかくこの時期には珍しいガス無しのお天気に恵まれ、韓国岳火口付近のミヤマキリシマ全景を見る事ができました。
「平治岳も扇ヶ鼻も御鉢も良かったけど~~ここが一番やね~~」「やろ~~~」
ミヤマキリシマ週間最後にふさわしい景色でした。
山頂より大浪池へ下り、今回もう一つの目的である、オオヤマレンゲを見に大浪池東回りへ・・次回に