「また挑戦してみようか~~」
「えぇ・・10時間以上かかるやろ・・・」
「今回は8時間目標で頑張ろうや」
えびの高原周辺の1.韓国岳、2.大浪池、3.えびの岳、4.白鳥山、5.甑岳、6.硫黄山、の6座周回は
今まで2012年12月16日に3座6時間30分、
2013年4月14日に4座7時間20分でやめています。
今回は、回る順番もとにかく8時間歩く事が目標です。
それと前回前々回と同じくこだわりで、
ザックにはテント泊一式とそれぞれ水2Lで重量を男の子17kgと女の子13kgで挑戦です。
8時半にえびの高原に到着
3日の様な混雑も無く・・通常の休日程度の人出です。
9時前に駐車場を不動池を方面に甑岳に向けて出発。
甑岳麓の栂の林を抜け・・甑岳火口周回路へ、池塘には数人の方が・・。
ミツバツツジが咲いています、しかも花弁に斑点が無いのでキリシマミツバツツジです。
まだまだ蕾がたくさんで・・・、これからが見頃です。
甑岳山頂を過ぎ韓国岳を見渡せる展望岩でパンを1つ食べて・・小休憩。
「ここ硫黄山と標高が一緒や・・・下って登っても県道や・・・」
ミツバツツジの蕾がたくさん・・・来週ぐらいが見頃でしょうか。
一度標高を150m下げ、登ってやっと県道に出て硫黄山へ。
急な岩の階段を超え硫黄山・・。
すぐに韓国岳登山口です。「よっこいしょ!・・」「もう疲れたと?・・・」
韓国岳は季節がツクシショウジョバカマからハルリンドウへと変わっています。
どうしてもお腹が減って、6合目でまたパン休憩で・・一口。
韓国岳山頂は、いつもの景色で賑わっていました。夕焼けの韓国岳より約2ヶ月ぶり・・通算184回目の山頂です。
お昼の時間はとっくに過ぎたので・・サッサトパスタとカップうどんとサラミで・・30分の大休憩。
「もう2時だよ・・早く出発しないと」
韓国岳から大浪池へ・・急な木道を急いで下り・・足の筋肉がブルブルに・・・「飛ばし過ぎた~~」
韓国岳避難小屋分岐で、大浪池周回をどうするか思案でした・・・。
1.大浪池周回をすれば、えびの高原に戻った時点で約8時間ですが、4座にしかなりません。
2.大浪池周回を止めると、えびの岳か白鳥山は行かないと8時間になりません。2座とも行けば5座になります。
「足ブルブルやから周回止めようか」「前回大浪池周回パスしたから・・今回は周回しようや」周回する事に。
火口内はマンサクの黄色から白い花へ・・ウツギかオオウカメノキ?が一面に咲いてました・・・・。
かなり足腰に疲労感を感じながら・・・大浪池鞍部に到着、記念撮影だけして急ぎます。
今年はハルリンドウが多いのか・・足下はリンドウが沢山咲いていて・・しばし撮影会・・。「早く行こうよ~」
大浪池周回路も後半・・。
蕾のキリシマミツバツツジが沢山有って
「こんなにあったけ」「花が咲かないと・・木の種類がわからんからね」
ここは韓国岳を望む大好きな場所の一つです。
もう少しで分岐、約3Kmでえびの高原です。
飲料水も500mLをそれぞれ2本目終了、3本目を作ります。
当然ですが2人で2Lを消費し、お昼に1L使ったので残りの水は1Lに・・・。
「腰が疲れてきた........」「足首が疲労してきた......」
小さな沢をいくつも越える小さなアップダウンを、なんだかんだ世間話をして・・気を紛らわして・・・もう少し。
県道に出てなんとか8時間のお山歩を終了!!
ノカイドウが3日間でかなり咲いていました。
「ご褒美にアイス食べよう・・・」閉店前に滑り込みセーフで何とかゲット!
あまりにおいしかったので・・「おいしいですよ~~」と知らない人に自慢して・・。
GPS計測で距離16km、時間8時間7分、累計標高差1038mのお山歩でした。
ストレッチを十分にして、
「お買い物して帰らないと・・」「筋肉が疲労したからタンパク質、お肉を補給せんといかんね」
「焼き肉食べて帰ろうか~~~」「久しぶりでいいね・・頑張ったご褒美か」・・・と言うことになって!
タンパク質とアルコールを補給しました。
えびの高原周辺6座周回はまたしても4座、8時間で完走できませんでした。
このザック重量で今の体力からすると、6座完全周回するには後2時間半必要です。
前々回13.4Km 6時間34分、前回15.4Km 7時間20分、今回16Km 8時間7分と少しずつ成長していますが、
今回、前回2回と大きく違う事は、なぜか気分的によく頑張ったね~~と思える事でした。
「5年ぐらい前は高千穂河原から韓国岳往復しても平気だったのにね・・」「5年以上も前やん・・」
翌日、筋肉痛も無く、かろうじて女の子が腰に違和感を訴えているだけで、『80点合格』でしょう。
それにしても甑岳と大浪池にキリシマミツバツツジがあんな沢山有ったとは初めて気づきました。
今はもう見られ無い、新燃岳のキリシマミツバツツジのトンネルは5月10日前後が満開でしたから・・・・
2007年5月15日思い出の過去画像です。約1Kmミツバツツジのトンネルが続いていました。今は灰の中。
山と渓谷社の「宮崎県の山」2004年版に・・この画像を見て山登りを再開したと言っても過言ではありません。
新燃岳の斜面に赤く見えるのはすべてキリシマミツバツツジです、ミヤマキリシマではありません。
甑岳と大浪池のキリシマミツバツツジは今週末かもう少し後に見頃となるのでは・・・。
「週末また行ってみる?」「お天気は?」
「またよくないけど・・」「また....」