「赤身の牛肉買って来た~~」
「何処で~~」
「○○牧場直営店でA3よ3だよ」
「A3?がわからん」
最高級牛肉『宮崎牛A5』焼き肉屋さんでもお肉屋さんで肉のコマーシャルでも常に見聞きする言葉です
この『A5』とは何か調べると
アルファベットは肉の歩留まり率低い方からC、B、Aと
数字は「脂肪交雑」「肉の色沢」「肉の締まり及びきめ」「脂肪の色沢と質」の4項目霜降り率など低い方から1~5
(画像は牛枝肉取引規格ガイドラインから拝借)
つまりA5とは最も多く肉が取れ最も霜降り(脂肪交雑)が有り、色も艶もいい肉という事
簡単にいえば最も太ったガッツリ脂ののった肉ってこと
これが消費者にとって最高に美味しいランクの牛肉の事と思ってましたが
食べる者から見た美味しさのランクとは少し違い、肉製品としての取引規格のランクです
このA5のお肉は2切れ食べればもういい・・これって歳のせい?・・好みの差?
悪く言うと油ドキドキの味しかしない肉・・まずいとは言いませんが・・・好んで食べ無い
そんな事も有り普段は牛肉をほとんど食べません、豚肉しかもモモか肩ロースばかり、しかもほとんど煮るかお鍋です
そんな時、”霜降り牛肉大国宮崎牛”の中であえて”赤身の宮崎牛”を飼育し販売している牧場が有る事を知り
仕事で近くまで行った際○○牧場直営店に行って
お店に入るなり「赤身の美味しい牛肉が食べたくて~~来ました」「だったらこれモモが良いです」
赤身のお話も色々して~~色つやの良いA3の肉を買いました。もちろんお値段もそこそこ
勇んで帰り
「こっち鮪の刺身ブロックみたいやろう~~」「確かに赤身やね~~」
「でもたっか~~~よく買うわ~~」「まあそこは・・・滅多と無い・・・って事で・・・」
このお肉両方とも約160g
「常温に戻して牛脂で表面を焼いてそれからお好みで火を入れて下さい」との事
ほとんど赤身の2に近い3の方
ちょっと霜降りが有る4に近い3の方
我が家では普段滅多とあり得ない夕食メニューで、160gすぐに完食でした
このお肉、口の中で溶けたりしません、肉ですから
硬くは有りませんが、噛まないと食べられません、脂ではないので
噛むと牛の味がいっぱい広がります
滅多に食べ無い牛肉しかも高価な赤身は美味しかったですね~~~ホント!
高価と言ってもお値段は、焼き肉屋さんの宮崎牛特上ロースとかに比べると、たぶんg当たりの単価は1/2以下だとおもいます
「牛肉を食べるなら赤身です」と大きな声で言いたい
「赤身なら冷凍庫に、もらった鹿肉沢山有るけど・・食べ無いじゃない・・」「あれは!鹿・・・」