「栗野岳に行って見ようや~~」
「なんで~」
「硫黄山噴気見えるかな・・と」
現在霧島連山で登山が可能な1000mを越える山は高千穂峰と栗野岳です
高千穂峰は新燃岳に近く、
もし本格的な噴火が起きた場合大量の火山灰が降ってくる可能性が高いく、それに逃げ場がありません
その点栗野岳は新燃岳から8km以上離れて居るし火山灰の影響も少ない山です。
それに5km先に硫黄山が丁度見えるのです。
9時半枕木階段駐車場に到着
昨日雁俣山でザック重量15kgの荒療治で問題無かったので~~更に荒療治!普段どおりの17kg
9時45分出発、普段の13kgで新緑の中をどんどん先行して行きます
花の花弁が色々落ちていて
ハイノキも満開
木の階段を上り・・違和感の有った膝も山で治った様で通常の重さでもでも爽快に
「ミツバツツジや~~」
キリシマミツバツツジを探します「あれ違う~」
(キリシマミツバツツジの特徴は花弁に斑点が無い、開花時期に新葉が少ない)
それらしい株もありましたが・・
ミツバツツジの中を・・
さすがに久しぶりの17kgは重く・・
しかも神経痛特有のだるい様な鈍痛が足の背面に治まらず・・・更にゆっくりと
見晴らし台には寄らず山頂方面へ
やぶ椿のトンネルを抜け「痛いの~~」「だるいたい」
急な岩場を登り
P4(昔の山頂)で硫黄山を・・噴気が「結構上がってるね」
良く見ると「県道より駐車場側からも噴気が上がってる」
10日ほど前に噴気が上がった登山ポストやベンチが有った所だけで無く・・
ずっと手前の「大昔、川湯があった付近や~~」
帰って気象庁のHPで確認すると・・やっぱり川湯があった所の近くです
山頂P5まで行き、展望の無い山頂でいつもの構図
沢原高原までの道は以前植生の保護のため通行止めでしたが・・通れる様です「行って見たいね」
P4に戻りランチ
ザックから色々食材を取りだしてごそごそ始め・・不思議そうな視線も気にせず
卵サンドにキャベツに炒めたベーコンを全て入れ「そんなに沢山入らないって~~」
入れすぎでパンの耳が閉じてない食べにくいホットサンド
「入れすぎって言うたよろ~~」「残ったらもったいないじゃん~~~~~~~」
お腹もいっぱいでテクテク戻り
日本一の枕木階段に出て
ダラダラと下り
こんな花を見つけ・・しかし2人とも判るハズも無く
開花したかえでの中を戻りました
GPS計測で距離5.8km、時間3時間50分(ランチ40分)、累計標高差517mのお山歩でした
硫黄山の火山活動は、えびの高原全体に波及している様です。
最近は冷たくなって誰も行かなくなった川湯、川湯と言っても浴槽も脱衣場も何も無く、
丁度良い温度の所を探し入る野湯でした
50年以上前小学6年生のえびの高原キャンプで、夜中月明かりの中すっぽんぽんで丁度良い温度の所を探し沢を
数人でウロウロし、はしゃいだ思い出があります
あの頃も別府の泥地獄の様にボコボコ、噴気モクモク、風向きによっては火山ガスで咳き込んでいた様な・・
今の時代は立ち入る事ができませんが・・・ある意味昔の”えびの高原”の風景に戻った気がしています。
自然の成り行きですね~
さて、座骨神経痛は!、治りません!
足腰のストレッチを毎晩していますが・・