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The Dawn Sky (東雲の空)

注意したてのに・・・やられました!!!(山食リスク)

水下痢や・・・

え・・・・・

15日(5日前)お昼突然の腹痛と水下痢.......夜には38.9℃の熱と全身けいれん
30分おきのトイレで眠れず、また明らかに出る水分より飲む水分の方が少なく・・脱水気味に

翌日受診
白血球が正常値上限の2倍以上19800、CRP(炎症指数)
がかなりの重傷の炎症があるとされる13.9

こりゃ高いね・・どこかに炎症源があるかも!すぐCT撮って

虫垂炎とかの部位の炎症を疑っただけど....しいて何処も悪く無い

となると最近、鶏さしとかユッケとか生肉を食べてないよね?」「お刺身も無いです
(宮崎鹿児島の一部地域では鶏さしや鶏のたたきを、スーパーでも売っているので・・・これが多いそうです)

汚い物が口から入って炎症を起こしたって事だね・・思い当たる事ない?」

しいて言えば・・山に13日と15日に行って素手でおにぎりやパンを食べた覚えは・・

その時細菌が付いてて入っただろう・・細菌による大腸の感染症やろうね

と言う事で・・今日まで4日間毎日抗生物質の点滴と服薬

しかしまだ治っていません。

体重も4kg減り、階段上がるのもヘロヘロに成ってます。

 

実は40数年前ワンゲル部の時にも、全く同じ経験しているのです。しかも山中で!!大変でした。

その後このリスクを防ぐためのルールーを決め、気を付けていた・・・しかし見事にやられてしまいました。

ここまでは前置きで、ここからが山での食リスクのお話です。



山中で必ず食事をするし、物を食べ水を飲みます。

手は必ず岩を触り木を触り、尻餅を着かなくとも地面にも触れます。

食事する際、必ず手を洗う事はありません、いや貴重な水で出来ません。

そこで今まで私自身が決めていたルール

1.水筒やポット、コップなど直接口にする物とその本体は地面や岩の上に直接置かない!
今2人でお山歩している時ザックからポットを出し、飲み物をコップに注ぎお互いに手渡しで飲みます。
その時ポットも他方の手に持っているか、両手を使う時は脇に挟んでいます。

2.行動食は出来るだけパッケージしてある物を触れずに口へ
パンやおにぎりはあえて登山口に近いコンビニで買います。自宅でおにぎりを作っていくのは無し!です。
違うリスクが増えます。
食べる際なるべく手に触れないように食べる。
柿の種やドライフルーツなどをナルゲンの容器に入れ手の平に出し口に入れている方を見かけますが言語道断!
ナルゲンから直接口に入れるのがリスクの少ない食べ方です。
当然ジップロックに手を入れ取り出して食べるのも同じく×です。

3.口にする物は出来るだけ火を通す
このブログでも判る様に山ランチは山で火を入れ作った物を食べています。
同様に水も同じ、沢で汲んだ水は沸騰させない限り飲みませんし、沢水を入れる容器は別にしています。
女の子が山で木の実や野いちごを食べようとする時、日帰りの時は許可しますが、数泊の時は却下です。

4.休憩で座る場合必ずシート敷きその上に座る
調理を行う場合も出来るだけ全てそのシート上で、出来ない場合はせめて防炎マットを敷いて!
理由は全て物が動物の排泄物などに触れない様に出来るだけリスクを減らすだけで無く、
草むらではマダニ対策にも成ります。
帰ったらシートは軽くでも、洗います。

これらの事は山登りを再開して10数年はもちろん、仕事も野山が多いのでそこでも実行していました。

しかし・・・・今回やられた

実は思い当たる失敗事が有ります。
13日は普通どおり2人で栗野岳に行っているので、ほばこのルールを守ってます。
   ただ車中泊の朝食と戻って休憩した、道の駅の東屋は?・・ 

15日、滅多と無い事なのですが、大浪池に仕事関係の方々を案内して・・・・この時ルール守れなかった。

失敗1
ポットのコーヒーを飲んで、パンを食べようとまだ飲み残しのコップとポットを、
普段なら女の子に手渡しするはずが、一人なので岩の上に置いた・・・
するとポットとコップが倒れ地面しかも湿ったところに転がって・・
慌てて拾って何かで拭こうとも思ったのですが・・・そのままコップにつぎ直し飲みました。
頭の中では・・・ヤバイかな・・まあいっか!

失敗2
岩の上で食事をしようと言う事になり・・自分だけシートを敷く事にためらいが有り敷かずに、
手を付いて直接岩の上に座りました。
その手で、パッケージを左右に割るタイプのコンビニおにぎりを全く手を触れずに食べる事が難しく・・直接握って食べました。
やはり頭の中では・・・一回ぐらい・・・まあいっか!

失敗3
時系列が前後しますが、道の駅で車中泊し東屋で朝食を食べた時、東屋という安心感から全く無防備でした。
しかし良く考えるといろんな動物が食べ残しを探しに来ている痕跡が有り可能性はあります
しかし2人で同じ物を食べているので・・・?

今回の大腸に炎症を起こした細菌の感染ルートは1or2のどちらかだと自分の中では思っています。
もちろん違うかも知れません。

では今後どうすれば更にリスクを減らせるか・・・特に私達は数泊以上の山旅をするので重要な問題なのです。

指先や直接口にする物が万が一不潔になった場合、除菌ウエットティッシュレベルではダメです、
今回点滴を受ける際目についた1シートずつ密封して有る殺菌シートを数枚持って行こう思ってます。

山食のリスクの話でした
皆さんもこのようなリスクが少しでも減ればと思い書いて見ました。

それ以外の気になるリスクは
マダニの感染症も南九州は特に怖いですよね・・
うちの女の子の父親もマダニに噛まれ大事には至りませんでしたがツツガムシ病に
山に毎週行っている人間に取ってこのリスクも馬鹿に出来ません・・・・。

今回原因かも知れないホットのカップを煮沸消毒をしました。

お山歩はいつもと同じ様に2人で行くに限りますね~~~つくづく思いました。
じゃろ^^~~自分だけ行くからよ」「しょうがないじゃん・・・接待登山みたいなもんやっちゃから

まだ完治していないので...当分山はお預けになりそうです・・・

わたし・・芋を買ってるから、今度は一人でコンニャク作ってみようかね~~

いいけど・・要所で画像を撮っててよ

ソロでコンニャク作りが有るかもしれません。

後日23日(発症から7日目)記
          何とか治りました。早速明日からまたトレーニング!

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