「山の紅葉も終わったし・・・・何処行こう・・」
「由布岳のお鉢、回ってみたい~~」
由布岳お鉢廻は以前ガスガスでお鉢を回らずに帰って来てます
当日お天気晴れ、寒気の到来で今季初霧氷を期待し
東九州道大分を過ぎると由布岳や鶴見岳が見えて来て
「山頂白くない?」「白い!雪?霧氷?」「まだ霧氷でしょ~~」
トイレ横駐車場はすでに満車由布岳側も半分以上埋まっていて
風が強く・・山頂での風が気になりますが用意をして9時20分出発
さすがに連休中、家族連れの多い事
ほとんどの方に追い越されながら~~マイペースで
九十九折りでひたすら高度を上げ~~くじゅう連山が見え始め
もう少しでマタエ、風が山頂を飛んで行ってます「風つよ!」「ガスガスよりましやろう・・」
11時38分、沢山の方が休憩中のマタエよりすぐに西峰へ
一登りし次の岩登りへ~~ルートが良く判ります
「結構急やね・・・」
できる限り設置して有る鎖やロープは触らない主義ですが・・・ここだけは触っちゃいましたね~~
途中でトラバース~~気持ち的にここが一番嫌かも
しかし鎖も足がかりもしっかりあるので落ち着いて行動すれば何の問題もありません~~
めっちゃ高くも無く、一番嫌な高度感・・鎖に触らず慎重に
まだ西峰まで一登り
12時前、西峰到着
東峰や鶴見岳を眺め・・初めてお鉢周りを目視で確認
「東峰への登りが大変そうやね・・・」「登りやから下りより易しいが」
これからの周回に備えパンを食べ11時58分お鉢廻へ
振り返ると西峰北斜面は真っ白
霧氷の中を~~吹き付ける風の冷たいこと
ルートがハッキリ見えて来て~~さあこれから
ルートが判らず途中大岩を巻き、しかし元に戻るのに更に難易度が上がり・・私はなんとか登りましたが、
身体を引き上げられず・・「元に戻って大岩またいで越えてこい!!」「え・・越えるの・・」
待って居ると・・元に戻って大岩を乗り越えて・・
「え~~下りられん」「後からよ~~」ピークの岩の上で方向転換をしているところ
背景は下りて来た西峰
さあ見た目最も難易度の高そうな~東峰からの尾根に向けて火口側ルートを登ります
「え~~登れん」が数回あるもなんとかクリアーし、ルートを振り返り安堵の表情
画像中央下のピークに後続の人影が写っています
岩岩をほぼ登り尾根に出て
平坦な尾根を東峰に向けて
東峰北斜面の霧氷の間を
東登山道からの分岐を過ぎ山頂間近
13時11分山頂到着~~お腹が空いているのでまずお昼ご飯
寒いので温かいラーメンが良いとの要望に・・はるばる岩岩を越えてきたラーメン用の水をふんだんに使って
隣で食事中の若い女性と北アルプスの楽しいお話をして40分の休憩後
いつもの構図
雲も出て来て下山します
飛騨高山から来られた方とお話をしながら15時17分駐車場に
今夜の食材を買うため湯布院のスーパーへ行く途中、車から由布岳を見上げ~~満足感に浸り
くじゅう方面に走り~~夕焼けに赤く染まる三俣山を見~~
某所で車中泊・・・すでに気温-1℃の屋外でお鍋
夜間の寒さに備えいつもの車中泊用寝袋の中に山テント泊用ダウンシュラフを入れ・・19時に就寝
GPS計測で距離8.4km、時間5時間57分(ランチ40分)、累計標高差950mお山歩でした
GoogleEsrthは標高データーと画像を組み合わせてあるので細かい標高差は表現出来ません
GPSログをGoogleEsrthで表示する時、『標高を地面の高度に合わせる』のチェックを外すとGPS生データを表示し
実際の登り降りを表現できます
寄り道した所や登り降りが良く判ります
西峰から東峰まで休憩2回と巻いたり戻ったりを含め73分かかり、
念願のお鉢廻をする事ができました
このコースは場所によて身体を引き上げる程度の腕力が必要ですね
翌日は夜明け前に起き・・・初めて場所から最高の景色を見ることが出来ました(次回に)