へら浮子とJAZZが好き

へら浮子叡峰の製作日記と今日聴きたいJAZZ

続きです( ´・ω・)y─┛~~~oΟ

2013-08-09 19:53:50 | ヘラブナ釣り
 前回からの続きです。

 鉛筆での目印に沿って、テーパーをつけて行きます。
肩を張らせたい時も、そうでない時
同じ様なテーパーをつけて行きます
肩を張らせる時は、後半のお楽しみです



こんな感じで荒削りをしておきます。



これを、古いペーパーで大体の形を整えたら
内綿削ってやります。
この作業をしておかないと、肩を絞るときに
ワヤクチャに為ってしまいますので

こんな感じで



こんな風です



 この後は、内綿面を綺麗に整えておきます。
左二本がビフョー、右二本はアフターです。



 この後大事な作業は、センターを取りながら
トップの通り道を作ってやります



 この作業には、0.8mmピアノ線を使い
肩先の方を強く中のほうを弱く
加減しながら(適当に指先のカンですけど)押さえ込みます。



 賢明な同好の士には、もうお気づきでしょうが
肩の方しか作っていません
 そうです、肩が大体出来上がってから
ボディの長さを決めてカットします。
その後、足元のテーパー竹足組み合わせ
考えます

 大体、内綿の肩の先端から40mm位中までピアノ線の
を付けておきます。
 この時に必ずセンターを取っておく事
大切ですので慎重に。
 もしズレテしまったら、やり直しは利きません



1.2mmのソリッドを差し込んで


 
組み合わせ分の癖付けが終わったら
肩から下100mm前後部分の、仮巻きをします。

 その前に、肩のテーパー部分に320番のペーパーで
横向きの、滑り止めのキズを付けておきます。



 仮巻きの糸は絹糸12~15本を、撚らずに使います。
羽根に糸の痕が付かないよう、強く引っ張れば切れるの強度です。
 仮巻きは、三回位が目安です。
一回巻いたら、四~五日位置いておきます





 この仮巻きだけで、最短二週間位は落ち着かせます。
未だ、完全に整形してはいけません

 この時に、特にずれない様気を付けます
仮巻きですので、完全に形を作るのではなく
八分目位(これもカンで)で止めておきます。
 未だ、足部の整形が終るまで完全に整形してしまわない様注意します。



 この作業で、最も注意するのは
必ず頭を揃える事です。
揃うまで、何度でもやり直しましょう。
 写真の上の羽根は頭がずれていて、曲がり
センターの狂いの原因になります。

 此の時、トップの太さに応じて羽根の先端の幅を調整しておくと
後でトップを付けるとき、作業しやすいです。


 で、持病の腰痛の為今回は此処まで



今日の一枚   THE DAVE BRUBECK QUARTET - TIME OUT