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日々の移ろい

前立腺がんの治療を終えた友に

夫の会社員時代 同僚だったYさん(70歳)

前立腺がんステージ1 と診断され、
6月末から 放射線治療を受け、先日 全28回の治療を終えた

と、連絡を受けて以来、

夫は 「人参ジュースを届けよう!」と、

見計らっていました。

お互いの都合がつき、
今朝 人参8本をジューサーにかけ、

ペットボトルに入れ、そこにポッカレモンを足し(砂糖は入れない)、

今朝焼いた 胡桃レーズン食パン
も携えて、

Yさん宅へ向かいました。

奥様は外出なさっていて、お目にかかれませんでしたが、

Yさんから 前立腺がん治療の詳細をお聞きしました。

摘出手術をうけるより、
排尿時 少し滲みた程度で 他の副作用は全く無く、

保険適用で、30万円ほどかかったそうですが、

高額医療費制度を利用して、その半分ほどで すんだそうです。

ただ、入院ではなく ほぼ毎日通った点が 離れていた病院なので大変といえば大変だったかな?と仰っていました。


「ところで、おばあさんはその後どうなの?」と、

姑の件を尋ねてくださりました。

「このひと月で 大きな変化があってね、
11日から特養入所しているよ」

と、夫が話しました。

「老いていき 入所へと進む母親を見るのは辛くなかった?」と、夫に尋ね、

「多少そんな気分にもなったけれど、何しろ長かったし、
もうやるだけやったから
ほっとしたさ」と、

夫が、話しましたが、

Yさん、ご両親を早く亡くされている為、介護が身近になく、

理解してもらえないだろうな と、感じました。

立ち場が違えば 仕方がない事ですね。


夫は、13年前、定年前健診で肺がんが見つかり、
右肺3分の2を摘出手術を受け、

術後は、抗がん剤を服用、
抗がん剤による味覚障害や倦怠感に悩まされました。

結局 抗がん剤は半年で、ストップし、

以降、人参ジュースを毎日絞り 、
玄米食に替え、
にんにくも3欠片毎日レンジで加熱して食べてと、、

癌に良いと思った事は、実行し
ていました。

当時を思い出し、
Yさんにも、飲んで欲しくて
届けた夫です。

Yさんの表情は、以前とお変わりなく

安心して Yさん宅を後にしました。
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