友は東海道線に乗り大垣から名古屋駅、
私は関西線を使い名古屋駅を経由して、
同じ市内バスに乗り、6年間通いました。
その後も、彼女は1時間半掛けて 大学へ。
「あんなに遠い学校へよく通ったよね」と、2人で回想したり、
あの頃の私達、
今の「67歳は想像してなかったよね?」
一人っ子同士の彼女とは、気が合い、
お父様と私の父の介護時期が重なり、
アドバイスしたりされたり、
お互いの母が ひとり暮らしになって、認知症傾向が現れ、
自宅へ呼び寄せたのも、
忙しくて相談しなかったのに、
同じ時期で、驚いたり。
施設入所も これまた時は同じ。
彼女のお母様は、
今年初めに、亡くなりました。
お母様から、
多くを望まれ、重荷だった事は 私も 察していましたから、
今 清々しい想いのようです。
旦那様は、クリニックを経営するお医者様。
来年には、息子さんに譲り、
旦那様は週に1日程度の勤務に変えていくから、
「わあ!お昼の食事をどうしましょう」
と、彼女。
そんな話をしながら、六華苑(国の重要文化財)という桑名のお店で ランチ。
前菜プレート
私は海老と茸のクリームパスタ
友はアラビアータ
4種類のパスタから選ひました。
珈琲とデザートは、伊勢抹茶モンブラン
お庭では、成人式の前撮りをされているお嬢さんが居られたり と、
ウエディングパーティーにもと、
ロケーション良い 素敵な六華苑でした。
他の友も、
介護を卒業すると、
自分の体の老いに 気をやみ始めています。
彼女も当にそう。
「私の卒業まで 元気でいてね!」
等と 他愛もない約束をしつつ、
名古屋高速を走り、
途中、この名古屋高速は両親介護中 何度も泣きながらハンドルを握った道 と、思い出しながら、
そうそう、この辺りで、
別れてきたばかりの母から、
「◯◯が無い」と、電話があり、実家へ戻る為に高速を降りた出口だわ、、
と、懐かしみつつ、
帰ってきました。