「今年は 子ども会の役になっているので 行事が色々あり
この夏休みも忙しいです。」
と、小学5年と2年生を抱えるお母さん職員が 呟いた。
PTAとか 子ども会の役員を 引き受けると負担が大きい。
その地区の役員決めは、
「昼3時に集まり 毎年到底決まらないことは承知済み、
夜9時になって決まらない年もある。」と
誰でもやりたくない役員、
不幸自慢が延々と続く。
え
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「離婚寸前なんです、とか
親の介護を抱え 大変なんです、
私 この秋手術の予定が・・・、
引越し予定しています、、」
ありとあらゆる 不幸自慢が出てくる出てくるそうだ。
不幸自慢!
そんな表現初めて知ったわ!
確かに 子育て奮闘中は
時間が足りなく 夕飯も そこそこに
時間割りと明日の用意 宿題を見てあげて 体操服は?3人分
頭の中は フル回転し するべきことをこなして
お風呂から上がったら フローリングの上で 倒れていたっけ。
それでも 何度も役員もこなし 大変でも
楽しい子育て時代だったなって 記憶が残っている。
今は
時間はあっても 色々考えたら 出来ないと
躊躇することが多く 難題が解決したら と 後回しにしながら
不完全燃焼が続いている。
この年で 不幸自慢
私の周りでは 聞かないのは
介護など
多かれ少なかれ 誰もが 抱えている問題であり
担っている人は やはりそれ相当の覚悟と
致し方ないという 大人の諦めを持っているからなのか。
ただ 愚痴は 溢れ続けているけれど
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また 本当に辛い時 って
友にも 言えない 言わない。
自分の中で 消化し 時と共に傷も癒え
やっと あの時はね 辛かったの、
と 話したり。 聞き役になったり。
役員決めの場だからこそ
大げさに 伝え 逃れたいのだろうが
不幸自慢 って 言葉を聞き 自分の 来し方を振り返りながら、
家まで歩いた。