2週間に1日、3時から4時迄の15分間が
面会出来ると、決められています。
大腿骨にヒビを入れ、木曜夕方入院し、
心臓の検査結果により手術と、聞いていましたが、
母の心臓は、手術に耐えられないと、診断され、
温存治療へと 方向転換されました。
入院 5日目の母に 会いに行きました。
母が マスクをしているのは、面会者が来た為 看護師さんがつけてくれました。
さて、
ベッドに近寄り母の顔を見た瞬間、
「認知症が進んだ、、、」
と、視えました。
「良子ですよ、骨が折れたから 入院したんだよ、痛みはない?」
と、質問しても
声は出さず、頷くだけ。
看護師さんに、こんな感じで静かですか?
「イエイエ 、点滴をつけたら痛い!と声が出たり、夜中 話す声が、聞こえました」
入院当日、入れ歯をしたまま 入院したので、
夜の病院食を食べ終え
施設なら職員さんが
入れ歯ケースへ、戻してくださっていましたが、
母は、どうして良いのかわからなかったのでしょう、
おむつの中に隠していたと、お聞きしました。
オムツの中に手を入れられては困りますから、
病院着(パジャマ)をツナギに変更されていた母 でした。
うつらうつら、私の居る15分間声は発せず、眠っていました。
入院当日の服、入れ歯、等を持ち帰りました。
安静を保ち、刺激のないベッドの中での生活で、
2週間に一度の面会では 更に認知症が進行してしまいます。
大腿骨骨折し入院をすると こうなる とは聞いていましたが、
残念です。
面会後は、24日までお世話になっていた介護老人保健施設へ、
母の荷物を取りに行きました。
「退院したら、又戻ってきてくださいね、お待ちしています」と、声をかけて頂き、
大きな紙袋3個分の衣類等を車に運びました。
母の目標は、
「ここへ戻ること!」
リハビリをして、退院まで三ヶ月程かかるそうですが、
きめ細かな対応をして下さる職員さん方のところへ帰って来られるように、
母が頑張ってくれることを祈ります。