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日々の移ろい

100歳のお母様 (喪中葉書を受け取り)

夫の会社時代の同期であり、

家族ぐるみで海へ山へと子育て時代を共に過ごした Tさんから、喪中葉書が。

奥様のお母様が100歳で亡くなったと 書かれていました。

奥様とも親しくさせて頂いていましたから、声が聞きたく
電話をしました。

お母様を 自宅で看取られたそうです。

「特段 病気を抱えていたのでもなく、亡くなる一月前迄、
自力歩行で トイレも、食事も と、手がかからない母だったの」 と。

「最後迄 要介護1で、
介護認定再調査を依頼しようかと考えていたところ、

最後の1週間、
起き上がれなくなり、
食べられなくなり、

本当に眠るように」

主治医は往診していないクリニックだったので、

訪問診療を探して、
1回だけ来て頂いたのは、

食べられなくなり、点滴を?と相談したのよ。

そうしたら、点滴するとね、
浮腫がひどく 本人には苦しいからと、教えられ、

正に枯れるように、、。」

うちの姑と同じように、
大腿骨転子下骨折をし 3年前手術したけれど、歩けるようにもなられていたそうです。

彼女は 2人姉妹の妹さん、

今は 相続手続きで忙しいけどそれが済めば寂しさの実感が、湧くのかしら と 話されました。

「勿論 実母だから、また口も達者だったから、遠慮ない口調で、
ストレスを発散するのも大変だったけれど、

今は、もっと話を聞いてあげれば良かったな って、少しは思うのよ。


今迄 自宅に母が居たから、中々出掛けられなかったけれど、

これからは自分の為に 時間を使おうと思つているところよ」

「それなら、
夫達が毎年 新年会をしていますから、
来年からは、女性陣の新年会もしましょうよ」と、提案したら、

是非!
と、

電話を終えました。

あっぱれな お母様と、
彼女でした。


見出し画像は、近くの公園ての1枚です。

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