次は、1キロほど離れた特養へ移動します。
母(95歳)は、車椅子に乗って、
看護師さんといっしょに
エレベーターの前で、私達が来るのを待っていてくれました。
「今日は、体調が良さそうなので、玄関ホールに出てみませんか?」
と 仰って下さり、
玄関に降りていきました。
母は、何処かへ連れて行かれるのか?と訝しがる表情でした。
外の空気を感じる、
という 嬉しい表情をするでもなく、10分ほど。
自室に戻っても、

表情は硬く、
今日は 一言も発する事なく、
また「胸が痛い」と、胸のあたりに手を当て始め、
私は 擦り続けて、
看護師さんに伝えますと、
「時々仰っいますね、様子を見ておきますね」と、
私が作っていった 抹茶ゼリーを「3時のおやつタイムに食べさせてください」と、
職員さんに手渡し、特養を後にしました。
帰宅すると、
3女と孫娘2人から、
「じいじ ばあば いつもありがとう」と、声を揃えて

似顔絵とプレゼントを。
夫が
(他のお宅なら)「俺等が敬老の日で祝われるんだろうけど、
99歳と95歳の母達が居るから、まだ対象者とは思えないよな」
敬老の日でした。