日々の移ろい

森博嗣著 「相田家のグッドバイ」


主人公は次男であった。
長男を生まれてすぐ亡くし
両親は同じ失敗を繰り返したくないという思いで、必要以上に病気に恐れ
病院に連れて行く、
すこしでも危険な行動は 規制する傾向で 育った主人公。


妹と両親の四人家族。
老いた両親、母が亡くなり、父との時間。
そして父も亡くなり、保険やら貯金、実家などを片付け、
主人公と妻の二人の静かな生活が訪れる迄が描かれていた。


愛知県が舞台であろう。


親子それぞれが、
頼り合わない 又は束縛しない 考え、
老後も 戒名も 墓も 簡素に 潔く生きる、
出来る事なら見習いたい家族関係だった。
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