日々の移ろい

また 救急車を呼び

実家へ行った。

父の顔をみるなり、
家の中を歩いてくれ!

と、歩行訓練の相手をした。

変わった事はなかった?と質問に、
何にもなかったけど、足がいうことを効かない、と。

でも、こうやって歩けているから、
良くなっている事はないけれど、
悪くなっていないのだから、良しよね、と。

昼食を作り、食欲がない!という父の食事介助。
夫が絞ってくれた人参ジュースを一番喜んでいた、父。

いつもの様に作り置き料理を何品か冷蔵庫に入れ、

お風呂。

父の体を浴槽の中であってあげ、頭も洗い、浸かっていてね、と 汗を拭きに出た。

母が、お父さんが言うな!と言うけど、
金曜日の早朝 また救急車を呼んだ、と。
足がいう事を効かなくなったから
と、母に電話をかけさせたらしい。

これで何度目か?
救急外来で、数値的にはどこも悪くないから、帰ってください!と言われ、
私を呼ぶのも憚ったらしく、
介護タクシーで帰宅したそうだ。

入院がしたい父。

母と居るのが嫌なのか?
夜眠れず誌への恐怖に苛まれたのか?
当人には聞けないから、わからないけれど、

救急車をタクシー代わりに使う人が居る!
というニュースに接する度、
私の父だー!

と、恐縮する。


病気でなく 衰え?では、ベット数が足りない現代は、入院なんてとんでもない話。

当人には言えないけれど、
お父さん!
肺炎とか、骨折などなら、
夢の入院生活に入れるよー(^^)

それにしても、末期も在宅介護へと流れが向かっている今、

介護する側も、される側も
まだまだ幾つかの大きな山を越えなければならない。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「介護」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事