体調優れないこの時期には、読書がぴったり、土曜から読み始めた この一冊です。
玉岡サンの作品は、「お家さん」に引き続き 2冊目。
高島屋百貨店の礎を築き発展へと導いた 御寮人さんの生涯が描かれています。
幕末まで天皇が京都におわした頃から、明治初期 天皇は東京へ移られ、
京都の人々が どんな思いで暮らし 古都の気概を持ちつつ 商売されていたのか、
また、これまで読んだ幕末から明治にかけての話では 東京目線で描かれた本を多く読みましたが、
この一冊は、京都の人々目線で
江戸から明治への流れを関西を中心に描かれ
知り得た事が多く、
読み応え充分 でした。