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日々の移ろい

褒めてほしくて

中学からの友は
お互い一人っ子という共通項があり、

次男との結婚も(と言っても同居となった私です)、
子育ても、子どもの成長も、
そして、親の介護も、と

悩みを共有してきました。

その 友からの電話です。

年明け 直後 施設入所中だったお母様が亡くなられ、

様々な、手続きに走り、
「やっと ひと仕事を終えた感覚のところよ」と。

一人娘を独占したいお母様は、

友と同居を始めてから、
友の姿が見えないと、大きな声で○○ー!と 息付く間も与えてもらえず、

たとえ認知症とはいえ、

友が良かれとすることは、拒否し、それでもお母様からアレコレ指図される友は、お母様を立てて、
生活していたようですが、

いつしか限界が訪れ、

「施設に入所させたわ」と、連絡をもらったのは、

私の母が入所した時と同じ頃でした。

友は「母には叱られっぱなしだったわ、褒めてほしくて頑張ったんだけど、、一度も褒めてもらえず、、プツンと糸が切れてしまいました」 と。

あ、それ 父親を介護し、見送る時も、ドラマのようなひと言

「よしこ、ありがとうな」

なんて なかった、なかった。

ましてや、今の母(認知症)からも 褒められるどころか、、、


娘は何歳になっても、

親に 特に母親に、
認められたい、頑張りを評価して貰いたい んですよね。


ましてや、兄弟はなく
誰にも頼れず 小さな頃から親の事を最優先に考えてきた 一人っ子 です。
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