悪党―小沢一郎に仕えて | |
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朝日新聞出版 |
郵便不正事件村木氏の件でも明らかになったのは冤罪を作り出す国家権力,地検特捜部の恐ろしさ。
戦時を描いたドラマにみる(直には知りません)「特高」を思わせました。
著者の女性秘書に対する10時間にわたる検察の任意取調べのやり口には正直背筋が寒くなりました(本書の内容ではない)。
政治に群がる売文家や怨念溢れる評論家に語られるよりも,おそらく遥かに実相に近い有力政治家評は貴重でしょう。
タイトルは中世日本における体制への反乱者達。
現代のイメージとは少々異なります。
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amazonの写真にはありませんが書店では極太の帯(最早帯ではないかも)が新鮮です(^^;