Gamemusic Garden

ゲーム音楽をこよなく愛するhideの、つれづれブログです。

三日月の散歩 #5 (ゲスト:宇津木えりさん)

2006-11-05 14:35:13 | 三日月の散歩
古賀さん「突然ですが植松さん、今日のファッションのテーマは?」
植松さん「あるわけない!」

こんな調子で始まった今週の三日月の散歩。
アンジェラ・アキさんが、めざましテレビの広人苑に出たとき、ノビヨ師匠もインタビューで少し出られていたんですけど、その時もめっちゃラフな格好だったので、その質問は愚問かも(苦笑)。

というか師匠はめったに洋服を買う機会が無いそうで、2・3年に1回くらいまとめ買いをして、それを何年も着るんだそうです。
先日は奥さんに、「頼むからそのパジャマを捨ててくれ」と言われたんだそうな。

そのパジャマとは、師匠がご結婚された時に購入されたもので、結婚してからそれを20数年間、ずっと着ていたんだとか…すごい。
さすがに20年も着ていると、かなり体に馴染んでいて、落ち着くんだそうです。

さて、今週のゲストはファッションデザイナーの宇津木えりさんです。
ファッション関係の方がゲストということで、師匠は「話す事ないんじゃないの?」と若干投げやり気味な様子でした(苦笑)。

宇津木さんは、かつてFRAPBOIS(フラボワ)のデザインを手掛けられ、現在は
mercibeaucoup,(メルシー・ボークー)のデザイナーとして活躍されている方です。

まずはブランドのコンセプトのお話から。
宇津木さん曰く、mercibeaucoup,は「清く、正しく、美しく」が基本としてあり、モットーは「楽しく」なんだとか。
背筋をピシッと伸ばしてくれるような清さを持ち合わせつつも、ちょっとクスッと笑えるような楽しさも持っている。
そんなポジティブな感じの服を作ってらっしゃるようです。

また、mercibeaucoup,は各店舗ごとに内装にそれぞれテーマを持っている模様。
銀座店はパチンコな店。青山店は人生ゲームな店。
渋谷店に至ってはお肉(ソーセージ)な店。

一体どんな店なんだ!思わず立ち寄りたくなりますねぇ。
知らずに入る人はさぞかし驚かれるんでしょうね…。
さらに、全ての店舗で、入口が人の顔に見えるようになっているのだとか。
遊び心満載ですねぇ。

師匠曰く、スタッフの仲が良さそうで、皆で文化祭をやっているような感じの楽しさがWebサイトを見てても伝わってくるそうな。
実際、店を訪れるお客さん達とも、とても和気あいあいなコミュニケーションがとれているそうです。
やっぱり人との触れ合いが一番大きいよね、と師匠は仰っていました。

次は古賀さんから宇津木さんへ、デザインは手で描くんですか?という質問。
やはり、手描きだそうです。
スケッチブック等は使わず、A4サイズのコピー用紙に鉛筆と消しゴムで描いているとのこと。

ちなみに鉛筆は、ご自分の手で削るのにこだわりを持ってるんだそうです。
さぁやるぞ、というような作業に入る前段階、例えるならば戦う前の武士が刀を研ぐような感じですかね(ちょっと違うか?)

さて、ここでノビヨ師匠の音楽コーナー。
今回のゲスト、宇津木さんはおフランス好きとのことで、師匠の選曲1曲目はミッシェル・ポルナレフの「シェリーに口づけ」。
携帯のCMで使われてましたね。

でもって、次はシーズンについてのお話。
宇津木さんはファッションデザイナーという職業柄、流行を作っていく立場なので、常に先のシーズン(未来)を見ざるをえないそうな。
秋冬でも、春夏のことを考えられていたり。

そういう意味ではこの番組にピッタリなゲストですねぇ。
古賀さんからの「流行は意識しますか?」という質問には、全くしないわけではないが、大体の流れは意識しているとの答えでした。

また、宇津木さんにしても師匠にしても「ウケたい」という気持ちは常に持っているようです。
宇津木さんはファッションにおいて。師匠は音楽やコンサートにおいて。
何らかの企画事をやって、それが受けた時の快感は一回やったらやめられないそうです。
(師匠曰く、教室でみんなの前で何かやって、ドッとウケた時のような感じ)

何かをやることで、人に喜んでほしい。
喜んでくれたら、自分も嬉しい。
こうやって書くのはとても簡単ですけど、それを実際にやるのがどれだけ大変なことか…。
私は応援することしかできませんが、お二方にはこれからも楽しいことをどんどん創り出していって欲しいです。

さて、ここで2曲目の音楽。
矢野顕子さんの「丘を越えて」。
矢野顕子さんと聞くと「春咲小紅」が真っ先に思い浮かぶ私…。
ちなみに宇津木さんは、矢野さんと仲がよろしいんだそうですよ。

お次は宇津木さんへの30秒フラッシュアンケートです。
ではGO!

①1年後の自分くらいは予測できる → NO
②日本のファッション業界で納得できないことがある → NO
③日本らしさは世界に充分理解されていると思う → △
④日本のファッション業界は人材豊富だと思う → NO
⑤もっとオシャレになってほしいと感じる人々がいる → NO

⑤については、「自分に合っているファッションが一番」とのこと。
全身ブランド物でガッチガチに固めていようが、ラフな格好だろうが、それは個人の自由。
着たいものを着ればよいみたいです。

この言葉に師匠は「救われますね!」とホッとした様子。
何でも、師匠は普段めったにネクタイをしないそうで。
良く分かりませんが、手と足が同じ向きにいっちゃうんだそうな…。
着慣れてないからギクシャクしちゃうんですかね。
というか師匠は海外のコンサート等だと、作務衣をよく着られているので、和服のイメージがけっこう強いような気はします。

さて、ここらでもう1曲。
3曲目はデヴィッド・ボウイの「ファッション」でした。
しっ師匠、そのまんま過ぎっ。なんてストレートな選曲。
師匠の解説によると、デヴィッド・ボウイはステージ衣装が個性的なんだそうな。
山本寛斎氏がデザインした服も着ていたそうです。

では最後に、宇津木さんによる予言です。
「10年後、ファッションはスタイルではなくハートで着るようになる」。

現在、ファッションというとどうしてもスタイル的なものを想像してしまいがちですが、ファッションはもっと自由でいいと思う、とのこと。
こうするために、この服を着る。
あの人に会うから、この服を着る。
その時々の気持ちで、着ていく服を選ぶような感じですかね。
その橋渡しをしていきたい、と仰ってました。

また師匠も、「主張するだけでなく、コミュニケーションを意識していこう!」と仰ってました。
さすがSMILE PLEASE(スマイルプリーズ)の社長、良いこと言うなぁ。

師匠曰く、「スタジオのオーラが変わった」という宇津木さん。
mercibeaucoup,とSMILE PLEASEのコラボとなった30分でしたが…
いっそのこと、ホントにコラボしてみても面白いかもしれないですね。

そんなこんなで!ではまた次回。
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三日月の散歩 #4 (ゲスト:箭内道彦さん)

2006-10-29 12:39:42 | 三日月の散歩
今週の三日月の散歩はまずCDショップのお話から。
ノビヨ師匠は暇さえあれば良くCDショップに行かれるんだそうです。
店内をくまなく右から左、上から下まで物色し、それこそ1日中
居られるほど好きなんだとか。
ちなみに私は1日中本屋で立ち読みしてたことがあります。
めっちゃ迷惑な客だなぁ…。

それに関連して、次はタワーレコードのキャッチコピーの話に。
「NO MUSIC, NO LIFE.」というコピー。
師匠曰く、音楽が無い生活なんて考えられない!
まさしく僕の為にあるようなコピーだ!と仰ってました。

さて、今回はこのコピーを作成されたクリエイティブディレクター、
箭内道彦(やない・みちひこ)さんがゲストです。
CFプランニングだけに留まらず、非常に幅広いジャンルで
活躍されている方です。

箭内さんを迎えての最初の話はまず「風とロック」から。
彼の事務所の名前は「風とロック」。
彼の作るフリーペーパーの名前も「風とロック」。
彼曰く、頭で考えたら絶対出てこない組み合わせだそうで、
この名前は脳を使わずに作ったんだそうです。
でもって、次は箭内さんの書かれた本について。
彼の本には「人生の浮き沈みが分かる折れ線グラフ」があって、
それによると高校の時が黄金時代だったそうな。
とにかくモテまくったそうで、家の前に女の子達が居て
家に帰れなかった時もあったんだとか…。

ちなみに師匠は、夜に好きな子の家を見に行ってたりしてたんだとか。
「おぉ、ここに住んでるのかー」という感じで。
オホン。師匠の名誉の為に一応言っておきますが、いわゆる
ストーカーというヤツではないです。あくまでも見に行ってただけ、らしい。

次は箭内さんの仕事ぶりについてですが、彼は自分で自分の仕事を
「職権乱用、公私混同」と呼んでるそうです。
俺、作ります!俺が俺に発注します!と言ってましたが。
例えるならば、野球チームの監督が「ピッチャー、俺!」
言うような感じだそうです。

常に、自分も周りの人も楽しくなるようなことを見つけようとする
パワーを持ってるんですねぇ。
見方を変えると、エンターテイナーとも呼べるのかもしれない。

彼曰く、面白いアイデアはけっこう誰でも思いつくけれど、結局は
それが世の中に出るか出ないか。世の中に出なければ、どんな面白い
アイデアでも意味が無くなってしまう、とのことでした。

さて、ここらでノビヨ師匠が選んだ音楽のコーナー。
今回はゲストの箭内さんに合わせて、テレビCMで使用された曲を
ピックアップしてきたそうです。
1曲目は細野晴臣氏によるアルバム、『COINCIDENTAL MUSIC』より
「マジンガー・H」でした。

古賀涼子さん曰く「オモチャ箱みたい」というこの曲。
師匠の解説によると、COINCIDENTAL(コインシデンタル)とは
"偶然的な"という意味で、レコーディングの際その場で思いついた
アドリブの要素が多分に含まれた音楽なんだそうです。

次は、箭内さんに「未来を感じるものは何ですか」という質問。
彼の答えは「朝日」。近い未来、という感じだそうです。
箭内さんは朝型人間らしく、4時か5時にはすでに起きてるんだそうな。

何だかクリエイティブな仕事をしてる人はみんな夜型だと思われがち
らしいですが、箭内さんは全然そんなことはなく、22時以降に
アイデアを思いつくことはないんだそうです。
他の人達は23時から打ち合わせすることもあるみたいですが、
師匠は「おかしい!飲んで帰る時間だろう!」と仰ってました。

また、「風とロック」のスタッフ募集の際の話も。
募集人員は若干名だったそうですが、なんと1000通をこえる応募が
あったんだとか。凄いっすね。
当然振るいに掛けるわけですが、その際「○○さんみたいになりたい!」
というのはNGワードにしてるそうです。

誰もやってないことをやってほしい。僕らが今やっている仕事を
どんどん古くしていってほしい、と言う箭内さん。
やっぱり、「今のやり方はつまらない!俺ならこうしてやるぜ!」と
いうような気概を持ってる人じゃないと、こういう業界で仕事を
していくのは難しいんでしょうね。

さて、ここらで2曲目の音楽。
スコット・ジョプリン作曲の、「パイナップルラグ」です。
この曲、めっちゃ聞き覚えがありました!
スズキのラパンのCMでおなじみですね。

けっこう不思議な音色ですが、師匠の解説によるとこの曲は
1900年くらいの自動ピアノによって演奏されており、
コンピュータ音楽のはしりとも言えるんだそうです。

お次は箭内さんへの30秒フラッシュアンケート!

①自分は長生きしそうな気がする → NO
②10年後の目標がある → NO
③今のCM業界に不満がある → NO
④今の若者を見ていて日本の未来は大丈夫と思える → 大体YES
⑤人生の中で探し続けているものがある → YES

④については、自分の知ってる範囲で見ると大丈夫だそうです。
うまくセンスと情熱が繋がってくれれば…とのことでした。

⑤については、まだ何を探してるのかは見えてないんだけど
リズムでYESと言っちゃったそうです。
多分、みんな人生の中でそれぞれずっと探してるんでしょうね。
「何か」を。

さて、ここでもう1曲。
3曲目はチャイコフスキー作曲の、「弦楽セレナーデ 第1楽章」でした。
これもめっちゃ聞き覚えがある!オー●事のCMで使われてる曲ですね。
チャイコフスキーも、この曲が未来でこんな使われ方をするなんて
思いもよらなかったでしょうねぇ…。

では最後に、箭内さんの予言です。
「CMは無くならない」。

最近、DVDレコーダーにCMをスキップ出来る機能が付いてたりして、
CM業界は戦々恐々としてるそうです。
周りの人に聞くと、「CMは絶対無くなっちゃうよ!」と言われたりも
するそうな。
でも箭内さん曰く、録画したくなるような面白いCMを作ればいい、
とのこと。CM自体の魅力を今一度考え直し、いい商品をみんなに
伝えていきたいと話されてました。

さーてと、では今回はこんなところで。
映画監督、作家、指揮者、クリエイティブディレクターと来ましたが…。
次のゲストは誰でしょうね。ではまた次回!
コメント (2)
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三日月の散歩 #3 (ゲスト:竹本泰蔵さん)

2006-10-22 12:37:48 | 三日月の散歩
さぁ、今週も聞きましたよ三日月の散歩。
今週は指揮者の竹本泰蔵さんがゲストでした。
FFのコンサートは言うに及ばず、とても多彩な活動をされている
マルチブル・コンダクターの方です。ノビヨ師匠とも旧知の仲。

個人的には衆議院議員の杉村太蔵、ネプチューンの原田泰造と並ぶ
日本3大タイゾーのひとりと(かなり勝手に)認識してます。

師匠曰く、彼は師匠にオーケストラの素晴らしさを教えてくれた
人だそうで、様々なジャンルの音楽に対して分けへだてなく
接する、とても音楽に理解がある方だということです。

でもって、オーケストラコンサートについての話。
コンサートの際、本番前日の演奏は完璧にせず、8割ほどの完成度に
しておくんだそうです。前日で演奏者が満足してしまわないようにとのこと。

ちなみに、オーケストラではわりと当たり前らしいんですが、全くの新曲でも
せいぜい3回くらいしか練習をしないのだとか。凄いですねぇ。
指揮は音を出してくれる人がいないと練習できないので、1回1回経験を
積んでいくしかないんだそうです。
また、2004年のFFのコンサート・TOUR de JAPON公演の際、師匠が
最後に竹本さんに代わって指揮をされた時の話も飛び出しました。
その際、演奏者の人たちはちゃんと師匠を見てくれていたようで、
師匠の指揮が少し遅れると、演奏のテンポが遅くなっちゃったり
したんだそうです。
ちゃんと師匠を信じてくれてたんですねぇ。

気のせいかな、"ノビヨ師匠が未来に残したい音楽"という肩書きが
無かったような気がしますがここで1曲。
フィンランドの4人組、アポカリプティカの「ハルマゲドン」です。
クラシックとロックが融合した音楽で、師匠の解説によると
この曲はロック側からのアプローチなんだそうです。

さて、現在徳永英明氏のツアーで全国を飛び回っている竹本さん。
オーケストラというと、若い人達からは敬遠されがちですが、
どうにか次の世代に継承していきたいそうです。
なので、わかりやすい(普段聴き慣れている)音楽をオーケストラで
聴かせてあげたいとのこと。
クラシックファンというよりも、オーケストラファンを増やしたいそうです。

私もこの間、竹本さんが指揮をされたコンサート「PRESS START 2006」へ
行ってきました(レポートはこちら)が、こういったゲーム音楽の類の
コンサートって、オーケストラの入門としては最適なんじゃないかなと思います。

普段ゲームで聴き慣れている曲を、生のオーケストラで聴けるのはイイですよ。
音の厚みや響きにしても、その会場でしか味わえない、凄まじいものがありますからね。
CDに収録された音とは全然比べ物になりません。

師匠もこれまで何度か仰ってますが、今の子ども達は若い頃から
オーケストラに触れられる機会があって、本当に羨ましいそうです。

さて、ここらで2曲目の音楽。
アイルランドのリバーダンスより「リール・アラウンド・ザ・サン」。
この曲、女子十二楽坊も演奏してましたね。
師匠曰く、アイルランドの音楽はあらゆるジャンルの起源になるそうで、
アイルランドの音楽はバカにできないよっ!とのことでした。

さぁ、お次は恒例の30秒フラッシュアンケートです。行ってみます。

①若手より自分の方がチャレンジしている → YES
②ロックミュージシャンになれるものならなりたい → YES
③植松伸夫はライバルだ → NO
④日本の音楽シーンはつまらない → NO
⑤日本の音楽教育に言いたい事がある → (師匠と共に)YES

⑤に関しては、師匠も表現に対して点数を付けるな!と常々仰ってますね。
例えばベートーベンが作曲したのはどの曲?というような、音楽の歴史に
関するテストなら点数を付けても問題はないけれど、各個人の表現
(歌ったり演奏したり)に対して点数は付けられない、と。

私もそんなに歌が得意じゃなかったんで(今もだけど)よく分かります。
歌が下手=音楽の点数が低い、なんてレッテルを小・中学校の時点で
貼られちゃうと、ヘタしたら音楽をその後の人生で楽しめなくなっちゃう
可能性だってあります。
アイルランドや沖縄のように、老若男女が一緒になって純粋に音を楽しむ
文化は今後もずっと残していくべきでしょうし、とても羨ましく思います。

さて、ここでもう1曲。
3曲目はラヴェル作曲、シンセサイザー奏者・冨田勲氏演奏による
組曲『マ・メール・ロア』の、「パゴダの女王レドロネット」でした。

この番組で師匠と共にパーソナリティをされている古賀涼子さんによると、
竹本さんはこの曲を聴いている時ニヤニヤしていたそうです。
理由は、これよりも是非生のオーケストラを聴いて欲しいからだとか。

では最後に、竹本さんによる予言です。
さぁ、どんな予言なんだろう。

「10年後、竹本泰蔵は60歳になる」

えっ?

ギャグのつもりなんだとしても、それは微妙にギャグになりきれてないのではと
思わずラジオの前でツッコミを入れてしまいましたが、まるっきりの
冗談というわけではなく、深い意味が含まれてました。

普通の会社であれば、定年を迎えて退職する時期になるわけですが、
音楽の世界で言えばようやく組織の一番上に立てて、いちばんいい時期を
迎えられる歳なんだそうです。なるほど。

最後に、ブルードラゴンのサントラ&ゲームの宣伝がありました。
さらに竹本さんに対抗して、師匠も予言。

「10年後、植松伸夫は57歳になる」

師匠ぉぉぉぉ!!!!!
今回は師匠がおいしいところを持っていきました。
60になっても70になってもいつまでも応援してますよ、師匠。
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三日月の散歩 #2 (ゲスト:村山由佳さん)

2006-10-15 13:41:22 | 三日月の散歩
昨日放送されたブルードラゴンプレゼンツ・三日月の散歩、
今週も聞きました。
第2回のゲストは作家の村山由佳さんでした。

10月21日に公開される映画、「天使の卵」の原作を書かれている
村山さん。お話を書いている時は人物の顔を具体的に思い浮かべず、
輪郭だけにしているんだそうです。
また、男性に取材をされたことが1度もないそうで、ノビヨ師匠と 
男と女の違いは実はあまりないのではないか?ということを
話されてました。

今回、「天使の卵」が映画化されるに当たり、原作者の注文としては
作品の"色"だけは変えないように、という1点のみで、あとは
特に口を出されることはなかったそうです。
ノビヨ師匠は、ご自身が作曲された音楽をアレンジしてもらう際には
1ファンとして楽しんでいる、とのことでした。

ここで「天使の卵」の主題歌、SunSet Swishの「君がいるから」
が流れます。
「天使の卵」には10年後を描いた続編として「天使の梯子」が、
外伝として「ヘヴンリーブルー」が出版されてますね。
村山さんは全てご自身の体験(フィルタ)を通して書かれており、
全てフィクションというわけではないのだそうです。

ノビヨ師匠は、「僕の作った音楽を良いと思ってくれたなら、
その人と繋がることができる」と格好良いことを仰ってました。
師匠はたまにホント良いこと言いますね。オヤジギャグばっかり
言ってるわけじゃないんです。

でもって、ノビヨ師匠が未来に残したい音楽コーナーの1曲目は
荒井由実(松任谷由実)さんの「花紀行」でした。

お次は、村山さんへの30秒フラッシュアンケート。

①一生作家一筋で生きていく? → YES
②映画を一度くらい自分で撮ってみたい? → NO
③恋愛小説を書くのが一番楽しい? → YES
④日本の文学界を変えたい? → YES
⑤若い人達は読書離れしてると思う? → NO

「天使の卵」は何かの模擬テストに載ったことがあるそうで、
テスト帰りに買って帰ったという人が結構居るんだそうです。
確かに、夏目漱石氏よりかは入りやすそうですよね。
学校の教科書にもいつか載っけて欲しいそうな。

でもって、ノビヨ師匠が未来に残したい音楽2曲目は
キャメルの「スノー・グース」でした。

そして最後に、村山さんの予言がありました。
「10年後も100年後も、本というものがかたちで残る」。
紙の手触りであるとか、持った時の重みであるとか。
最近は電子ブックという代物もありますが、いつまでも
本という媒体で残してゆきたいということでした。

ノビヨ師匠曰く、本を読むときは能動的になるんだそうで。
確かに、自分から情報を得ている状態になるので脳にも
良い影響をもたらしてくれそうですね。

ではまた次回!次のゲストは誰だろう。
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三日月の散歩 #1 (ゲスト:小泉徳宏さん)

2006-10-07 22:46:35 | 三日月の散歩
ノビヨ師匠が出演されるラジオ番組、三日月の散歩を聞きました。
電波が少し悪かったんで、ちょっと苦労しましたけど。
何でもこの番組は、未来をテーマにした番組なんだそうです。
未来予想図を描くような感じで。

初回のゲストは、映画監督の小泉徳宏氏でした。
ノビヨ師匠は小泉監督の作品「タイヨウのうた」をご覧になり、
音に対するこだわりをとても感じたとのこと。
冒頭の鎌倉のシーンでけっこうきたそうです。

師匠曰く、映像に音楽を当てる時に別の音楽を当てると、
そのシーンが全く別の意味を持ち始めるとのことです。
悲しいシーンでの明るい曲だとか、その逆もまた然り。
ちなみに小泉監督は、遊びでターミネーターの曲を当てたりしてたそうな。

でもって、ノビヨ師匠が未来に残したい音楽のコーナー。
1曲目は何故か「ゴジラのメインテーマ」。
改めて聴くと、ものごっついインパクトですよね。
ちなみに、ゴジラの鳴き声はコントラバスで出してるんだそうです。
初耳だ…。

お次は、小泉監督への30秒フラッシュアンケート。

①海外進出したい? → YES
②今後挑戦したいジャンルは? → コメディ
③目指している監督は? → スティーブン・スピルバーグ監督
④現状に満足してる? → NO
⑤日本の映画はいずれハリウッドを超えると思う? → 色んな意味でYES

師匠曰く、まだ見栄えの良さだけに囚われている人が多いけど、
骨格(脚本)がしっかりしていないと、いくら洋服(CGや視覚効果)で
着飾ってもダメじゃないだろうか、ということでした。

でもって、ノビヨ師匠が未来に残したい音楽2曲目は
トビー・マグワイア主演の映画、「サイダーハウス・ルール」
メインテーマでした。
師匠は、映画ではこの作品とチャン・ツィイー主演の「初恋のきた道」
お好きとのことです。

番組の最後に、小泉監督の予言がありました。
「映画は10年後、上映時間110分が常識になる」とのこと。
100分から110分くらいがちょうどいいのではないか?と。
短すぎず、長すぎず。師匠も賛成されていました。

てなわけで、あっという間の30分でした。
てっきり初回のゲストは坂口博信さんかと思ってたんですが
見事に外れました。けっこう多方面からゲストを迎えるんでしょうかね。
次回も楽しみっす。

以下、余談。
番組の合間で流れたブルードラゴンのCMで、各キャラクターが
いろいろセリフを喋ってたんですけど、若本規夫氏が最後に
「むぁけるわけがぬぁぁい!!」と絶叫してたのがやたら気になりました。
アナゴさ…おっと、若本さん出演してるんだ。
FF12のアルシド役は何気にツボだったりする私。
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