PRESS START 2008レポート #3【第2部…クロノかっこいいよクロノ編】

PRESS START 2008レポート、第1部からの続きですよ。
15分の休憩が終わり、第2部が始まります！

■2-1 バテン・カイトスより「光星煌めく旅路の果てへ」

向こうの世界へトリップしかけるんじゃないか（ぇ）と思ったくらい、とっても
きれいな曲でした。いいですねコレ。ちょっとゲームの方に興味がわきました。
というかタイトルがカッコいいなぁ。「光星煌めく旅路の果てへ」って。
以前、vasさんが絶賛されていたような気がするんで、中古屋で見かけたら買ってみようかなと思います。ああ、やりたいゲームが多すぎて困る、ほんと（涙目

演奏終了後には、作曲者の桜庭統さんが登場しました。
人前でしゃべるのはちとニガテらしく、シャイな方のようですね。
でも「これからも曲作っていきます」と宣言されて、まじめそうな方でした。
ノビヨ師匠は以前から桜庭さんのファンだったそうです。
以前から桜庭さんにラブコールを送っていたみたいで、「絶対この曲やりたかった！」というほどにお気に入りだったみたいですね。
桜庭さんといえばバトルとかの激しい曲もたくさん作られているイメージがけっこう強いので、次の機会にはそういう曲も生で聴いてみたいなーと思いました。

■2-2 Touch! Generations メドレー

演奏されたのは下記のタイトル群です。（kdyさん thanks！）
・脳を鍛える大人のDSトレーニング
・nintendogs
・はじめてのWii
・いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS
・ことばのパズル もじぴったんWii
・Wiiでやわらかあたま塾
・英語が苦手な大人のDSトレーニング もっとえいご漬け
・しゃべる! DSお料理ナビ
・Wii Fit
・Wii Sports

ぶっちゃけた話、脳トレのジングルやDSお料理ナビくらいしか印象に残ってないです（汗
販売本数的には一番多いと思われるので、曲的にはよく知られているものが多かったんじゃないかなとは思いますね。ファミリー層にはウケてたのかもしれません。
個人的にもじぴったんのオーケストラアレンジは、豪華すぎてむしろ少し違和感がありましたｗ

というか任天堂というひとつのメーカー（もじぴったんだけはメーカーが違いますが）だけでメドレーができるのであれば、次はスクエニメドレーとかカプコンメドレーとかやってくれてもいいんじゃないかな、とちょっと思ったりしました。

■2-3 イース

『PRESS START 2006』からの再演ですね。とても荘厳で勇ましい曲でした。
ただ未プレイなゲームなので、頭の中にゲームの情景が浮かび上がるってことは
なかったです。こういう人のために、権利的に大丈夫であればゲーム中の映像をスクリーンに流すか、もしくはパンフレットにちょっとしたゲームの紹介が載っていてもいいのではと思いました。
せっかくファミ通プレゼンツなんだから、ゲームの紹介をパンフに載せるくらいであればそんなに難しくないんじゃないかとは思うんですけどねー（ぇ

■2-4 レイトン教授と不思議な町

ナゾトキの時の音楽と、タイトル画面で流れる曲（たぶん）が演奏されました。
ナゾトキの曲はいい意味で眠くなっちゃいましたｗ
あの曲って聴いてると眠くなるんですよねー。自分だけですかね？ｗ
演奏自体は、締めの方がなんだかちょっと盛り上がりに欠けたような気がしました。
ちなみにノビヨ師匠は「（レイトンは）買ったけどやってない」とのことです！

■2-5 ロックマン2

おっくせんまん！おっくせんまん！

やはり演奏されましたね。なんか隣の席の人がすごくリズム取っておられました（汗

…あ、ステージ両脇のスクリーンには、ウルトラセブンの怪獣っぽい敵キャラのシルエットが写ってましたよ。桜井さんが作ったそうですｗ
自分はワイルドアームズ2のボス紹介をふと思い出しましたｗ

■2-6 ファイナルファンタジーIXより「Melodies Of Life」

白鳥英美子さんが登場してのMelodies Of Life。何度聴いてもいい曲ですね。
またFF9やりたくなっちゃいました。今でもFF9は定期的にやりたくなるんですよね…。
あー、ここほれチョコボが無性にやりたくなってきた！ｗ
あ、一応書いておくと直後に『ファイナルファンタジー』は流れませんでしたよ（ぇ
ちなみにノビヨ師匠が着ていた作務衣の裏にはパオちゃんがいました！ さすが師匠！

ここで竹本さんは一旦舞台袖に姿を消しますが、例によって例のごとくステージに戻っていらっしゃって、アンコールが始まりました。

■E-1 ソニック・ザ・ヘッジホッグ

自分は未プレイだったんですけど、スマブラXで聴いたことがあったせいか曲自体は数曲ほど分かりました。自分はソニックの曲だったら、ソニックアドベンチャー2の『City Escape』を聴いてみたいです。

■E-2 クロノ・トリガー＆クロノ・クロス

いきなり流れる、クロノトリガーで戦闘に勝利したときのファンファーレ。
自腹で来ていたという光田康典さんが登壇です！ 会場大盛り上がり。
んー、粋な演出ですね。
自分はなにげに生の光田さんを見るのは初めてでした。

演奏はすっごくよかったです。
以前からYouTubeだとかで海外のゲーム音楽コンサートにて『時の傷痕』や『遥かなる時の彼方へ』が演奏されている映像を見ていて、それをかなり聴きたかったんですけど、今回ようやく生で聴けて、とっても嬉しかったです。
最初に流れた曲にはかなりシビれたなぁ…。
公演終了後、クロノをちゃんとプレイしてない自分に対して、あさぎさんから「クロノはやんなきゃダメ」と言われたので、DS版は買ってちゃんとやりたいと思いますｗ

これにて今回のコンサートの演目はすべて終了です。
最後のクロノでかなり満足して、おなかいっぱいな感じでしたｗ


さて、ここからはコンサート終了後の話です。
あさぎさん、しゅうじさんと共にロビーへ降りた後はbreakさん、Yasuさん、kdyさん、サラさんとお会いしてお話できました。
皆さん、今回のコンサートを充分楽しめたようでした。

その後はしゅうじさん、あさぎさん、サラさんと共に会場近くのブックオフへ。
理由は自分がコンサート開演前にここで見つけた逆転裁判2の攻略本を購入するためです（汗
自分の都合に皆さん合わせていただいて、ありがとうございますm(_ _)m

ちなみに、PS2のゲームコーナー前ではあさぎさんとサラさんからKH2のプレイが止まってることを突っ込まれ、「KH2はクリアしなきゃダメよ」とダメ出しされたんで、1年くらい止まってるKH2をちょっと本気出してプレイ再開してみようと思いますｗ
目標はDS版『358/2 Days』が出るまでにクリアすることです。
生暖かい目で見守ってもらえればと思います（ぇ
その後近くのマックで軽くプチオフ会した後、渋谷駅で解散しました。



いやー、楽しいコンサートでした。
オーケストラによるたくさんの音楽を堪能できて、多くの方にお会いでき、尊敬するすぎやまこういちさんにもお会いできて、とても楽しく充実したひとときでした。

参加された皆さんお疲れさまでした。お会いできた皆さんありがとうございました。
来年のPRESS START 2009にも期待したいと思います！

桜井さんは逆転裁判のMC時に『グランディア』は2015年位にやりたいと言っていたので、PRESS START 2015までの開催は大丈夫かもしれませんねｗ

◇余談1
今回の司会の方については、個人的にはもうちょっとゲームに詳しいというか、ゲームに愛や理解のある人の方がよかったかも…と思いました。
なんだか前2回に比べると、えらくサラッとした、淡々とした感じのMCだったので。

◇余談2
MC中、「年内に上海でPRESS STARTの公演を行うかも」という話が飛び出しました。
ノビヨ師匠は「来てねー！」と明るく言ってましたが…ぐぅ…上海か…キビしいぜこれは…ｗ

【追記】※サラさんへ
KHの『358/2 Days』を『368/2 Days』と間違って書いてた件、ご指摘ありがとうございますm(_ _)m
訂正しました。
これには理由があってですね、googleで検索した時に表示される文面が368だったんですよ…コピーする時に間違いに気づかなくって（汗　たいへん失礼いたしました。

PRESS START 2008レポート #2【第1部…スペランカー先生に爆笑編】

前の記事からの続きです。
PRESS START 2008、いよいよ開演ッ！

■1-1　ワイルドアームズ セカンドイグニッション

タイトル画面の曲、『どんなときでも、ひとりじゃない』、WA1作目の『荒野の果てへ』、あともう1曲（曲名は不覚にも失念）が演奏されました。

『荒野の果てへ』はもう鳥肌ものでしたねー。
楽器演奏者の方の1人が口笛を披露されていて、臨場感がありました。
口笛を演奏に合わせるのは難易度が高いのか、ちょっと残念な箇所もありましたが
総合的にはそれもあまり気にならないくらいのデキでした！
少し欲を言わせてもらうならば、麻生かほ里さんもご出演頂いて歌を披露してもらいたかったなーとも思いました。

演奏終了後は、プレスタの企画者である酒井省吾さん、ノビヨ師匠こと植松伸夫さん、桜井政博さん、野島一成さん、指揮の竹本泰蔵さん、そして作曲者のなるけみちこさんが登場。
なるけさんは、自らの作曲した曲がオーケストラで演奏されるのは今日が初めてだったそうで、感激して思わず泣いてしまわれたそうです。思わず応援したくなるような方でした。

あと、なるけさんはWAの曲を作る際に「時代劇の映画を参考にした」というような発言をされていたんですが、もしかすると「西部劇」と言いたかったのかな？と思います。
緊張されていたのかもですね。
その点を、ノビヨ師匠が「マカロニウエスタンですね」とすかさずフォローしてくれてました。
さすが師匠。やさしい。
あとは桜井さん（かな？）が口笛を吹いてましたｗ やけにうまかったですｗ
あと竹本さんもWAはプレイ済みらしいですよ。さすがです。

■1-2 スーパーマリオギャラクシー2008

『エッグプラネット』と『ウィンドガーデン』が演奏されました！
大好きで、演奏してほしいなーと思っていた曲が両方演奏されて大満足です。
堪能させてもらいました。

演奏後にはマリギャラの音楽を作曲された横田真人さんと近藤浩治さんが登場しました。
タイトルに「2008」とついているのは、横田さんがコンサート用に新たに編曲したものだからだそうです。
中ボス（上司）である近藤さんのOKはもらったけど、大ボス（宮本茂さん）から「なんか、ちゃうなぁ」と言われたというような苦労話をされていましたｗ

■1-3 スペランカー

MCで桜井さんから「こっから（ステージ上から）ポロッと落ちたら死んじゃいますね」とか言われていた、日本、いや世界、いや宇宙最弱の主人公が登場するアクションゲーム、スペランカー。
どんな曲構成でくるのか楽しみにしてたんですけど、もうねー、これは反則。ずるいっすよ。死亡しすぎですもん！ｗ

例のミスった時の効果音「ちゃんらちゃんらちゃんらちゃんら、ちゃんらーら」が流れるたびに会場中から笑いが起こってました。
全部で6～7回くらいは流れてたかなーｗ 自分もかなり笑わせてもらいました。
この曲で、会場が一気にあったまったような気がしましたね。

■1-4 逆転裁判

御剣のテーマ（正確な曲名は若干ネタバレになる恐れがあるので割愛）、成歩堂龍一～異議あり！の2001＆2002＆2004、追求～追いつめられてが演奏されました。
もしかして『異議あり！』メドレーだけで終わる？と思ってましたけど、『追求』も1のものだけですが演奏されたのでよかったです。

演奏後には『逆転裁判3』の作曲および今回の編曲を担当した岩垂徳行さんが登場。
MCで、桜井さんは来週同じオーチャードホールで逆転裁判の単独コンサートが開かれることに触れ、すかさず生「異議あり！」を炸裂させてました。笑いましたｗ
今回演奏された曲は、ここだけでしか聴けないアレンジとのことでした。
来週の単独コンサートの方も楽しみです。

■1-5 サムライスピリッツ

三味線弾きの廣原武美さんが登場しての『サムライスピリッツ』。
残念ながらゲームの方は未プレイでしたが、とても迫力のある音でした。
和楽器とオーケストラの融合ってのもいいですね。
その後の、廣原さんソロによる三味線早弾きはすごかったです。
かなりかっこよかった。あれくらい演奏できたら気持ちいだろうなぁ…。

■1-6 若かりし頃の植松伸夫メドレー

アルファ、キングスナイト、とびだせ大作戦、魔界塔士 サ・ガ、半熟英雄という、ノビヨ師匠が若い頃に作曲を担当したゲーム5作品から演奏されました。

自分はひとつもプレイしたことがなかったんですけど、このメドレーを編曲した酒井さんから「植松さんは若い頃から植松さんだった」という言葉があった通り、やっぱしノビヨ師匠が作ったんだなぁという感じが随所に見受けられる曲たちでしたねー。
自分は半熟英雄の曲だけわかりましたｗ（『半熟英雄対3D』はプレイしていたので！）

ちなみにノビヨ師匠を褒める酒井さんに対し、ノビヨ師匠はポケットに手をつっこんで「いくらほしいの？」と返してましたｗ

というかFFファンな自分のワガママ意見になっちゃうんですけど、FFの曲も1曲でいいので入れてほしかったです。FFのメインテーマ聴きたかったです！
メインテーマはFFの1作目の時にすでに作曲してたから、若かりし頃の植松さんが作った曲に入るでしょ？ｗ（ぇ

■1-7 モンスターハンターより「英雄の証」

『PRESS START 2007』からの再演ですね。大迫力の曲です。
ゲームの方はまったくの未プレイだったりするんで多くは分かりませんけど、なんかこう、思いっきり「狩ってる！」って感じがしました（ぇ
breakさんとかkashmirさんとか、自分の知り合いで買ってる方がわりと多いんで、PSPの『モンスターハンターポータブル2ndG』は買ってみようかなぁ…。

ここで第1部は終了です。15分間の休憩を挟みます。
第2部編に続きますよ。

PRESS START 2008レポート #1【開演前…すぎやま先生に突撃編】

昨日、渋谷Bunkamuraオーチャードホールにて開催されたゲーム音楽コンサート、『PRESS START 2008 -SYMPHONY OF GAMES-』に行ってきました。


渋谷駅前にて。
なんだかプレスタの開催と時を同じくして渋谷では何かのお祭りをやっていたようで、人の多さがハンパじゃなかったですｗ
今回初めてお会いした、ブログ仲間のしゅうじさんと合流した後はいざ会場へ。


今回の会場、オーチャードホールの外観。
ここへ足を運ぶのは前々回の『PRESS START 2006』以来、約2年ぶりです。


会場入口前。自分としゅうじさんはしばらく話をしながら休憩した後、こっちの入口から入りました。
確かもう1か所、別の入口があったような気はしましたが。

開場時間となる17時前くらいに、同じくブログ仲間のあさぎさんと合流しました。
以前からあさぎさんにはお世話になってましたけど、今回初めてお会いできました。
お名前通り、どことなくよつばとのあさぎっぽい雰囲気を持った方だったような…？（ぇ
自分と同じくプレスタ皆勤賞のbreakさんともすれ違いましたｗ


オーチャードホールの入口。
ここからホール内に入り、階段で3階席へ上がります。
自分は3階席でしたが、見晴らしがよかったです。
今回はジャマな手すりもなくてよかった…（ぇ
プレスタは2年連続で目の前に手すりのある微妙な席だったんで、半ばもうトラウマになってましたからね。ほんとによかった…。
ちなみにしゅうじさんとあさぎさんは自分のすぐ後ろの方の席でわりと近かったです。


でもって開演までの時間、CD売り場を見に行くと、クロノトリガーとクロノクロスのCDを発見。コレ見て、まさか…？と思いましたよ、ええ。
あとドッグイヤーレコーズの松下プロもCD売り場で見かけました。
フツーに売り場へいらっしゃってましたｗ


その後なんとなくロビーをぶらぶらしてたんですけど、入口の方からなんだかすごく見覚えのあるおじいちゃんが歩いてきました。

…ん？

…あれは…。

すぎやまこういち先生じゃないっすか。
すぎやん（←あえてニックネームで呼んでみる）じゃないっすか！！！

椙山浩一先生（←漢字表記してみる。杉ではなく椙という字なのです）を生で拝見するのはこの日が初めてでした。
一瞬我が目を疑いましたよ…。
すぎやま先生は、こちらに向かってずんずん歩いてきます。
一瞬ためらいましたが、このチャンスを逃す手は無いと思い、思いきって声をおかけして握手を求めてみました。
「あ、あの、すいません！」「ど、ドラクエやってます！」「（握手後に）ありがとうございます！」の三言だけ言えました。
自分、ちょっと挙動不審な人になってたかもしれません（汗

いきなりの突撃にもかかわらず、先生は快く握手に応じてくださいました。
先生、ありがとうございました。いつまでもお元気でいてください。
さすがに「ドラクエ9の開発の進み具合はどんな感じでしょうか」とかは聞く勇気がなかったです（汗

でもって半ば興奮状態のまま席へ戻り、いよいよコンサート開演ですよ。
次の記事へ続きます。
前置きが長くてスイマセン！（汗