先日10月10日(月・祝)に開催された、
『ゼルダの伝説25周年 シンフォニーオーケストラコンサート』(夜公演)に行ってきました!
その様子をできるだけ細かくレポートしてみようと思います。
会場へ足を運べなかった方にも、コンサートの雰囲気が
少しでも多くお伝えできれば書き手としては幸いです。
会場は、東京都墨田区のすみだトリフォニーホール!
昼夜2公演が開催され、僕は夜公演のほうに行きました。
2階へ上がると、たくさんの人が。
奥へ進んでいくと。。。
ゼルダ25周年のロゴが柱に!
そして・・・
どーん!
これまでに発売されてきたゼルダに登場した、歴代リンクのイラストが
柱に描かれていました。
たくさんの人がこの柱を撮影していました。
これは撮りたくなりますよねーw
コンサートのポスターも貼られていました。
指揮の竹本さんかっこいい! 期待が高まります。
そして入場。パンフレットをもらいます。
パンフの表紙は、黒地に金の25周年ロゴが入った上品なつくりでした。
パンフには、任天堂社員の皆さんのトライフォースをかたどった集合写真が載ってたり、
歴代のリンクが集結してたりしました。
演奏曲目の紹介文も書かれてました。
おお! あの曲やるのか!この曲もかー!と、見るだけでわくわく感が高まりましたw
僕はホール2階右側のバルコニー席に座りました。
客席やステージすべてを見渡せる、いい席でした!
このホールは初めて訪れたのですが、とても上品で落ち着いた印象を受けました。
席に着くと、ホール奥側中央にある美しいパイプオルガンが目に入り・・・
そして、その前にはマスターソードとハイリアの盾が飾られていました。
あれはかっこよかったです・・・!
写真撮っていいのなら撮りたかったです!w
(ホール内は撮影禁止だったので自重しましたが。w)
そしてコンサートが始まりました!
1 ハイラル城
「神々のトライフォース」より ハイラル城
最初にこの曲、ってのがセンスいいですね。
スーファミの音源もオケを再現したものになっていますが、
やはり本物のオケでの演奏だと文句なしでかっこいいですね。。。!
荘厳な雰囲気がよく出ていました。
ゲームをやった人でなくてもそうでなくても、ググッとゼルダの世界に
引き込まれていったことだろうと思います。
演奏後は、司会のフリーアナウンサー宮本隆治さんと、
「しょこたん」こと中川翔子さんが登場。
しょこたんはテレビで見るのと変わらずテンション高かったですw
今回は夜公演とのことで、お二人が司会を担当されるのは
2回目だそうなのですが、しょこたんは昼公演ではずっと
興奮しっぱなしだったそうです!
「全身の毛穴が開いてました」とのことw
そしてゼルダの生みの親、宮本茂さんも登場!
大きな拍手で迎えられました。
僕は宮本さんを生で見たのは初めてで、うれしかったですねー。
宮本アナいわく、「同じ宮本ですが、拍手の量が違いました」とのことw
ここでしょこたんから宮本茂さんへ、
ゼルダで思い入れのある曲はなんですか?という質問が。
宮本さんは時のオカリナの「エポナの歌」が気に入っているそうです。
子どもから大人に成長したリンクを、エポナが音楽で覚えてるってのは
素敵だなと思う、そういう演出をやりたかった、とのことです。
ちなみに宮本アナによると、昼公演では開始から8分30秒ほどで
泣いている方がいたそうですね。
宮本アナは「今日は大いに泣こうじゃありませんか!」と言ってましたw
あと、しょこたんからもコメントが。
「ゲームミュージックはすごく特別で、それぞれの人生の中で
それぞれの冒険とともにあるんですよね。今日は皆それぞれのリンクに
なりきって聴いてもらいたいです」とのことでした。
2 ゼルダ姫のテーマ
「神々のトライフォース」より ゼルダ姫のテーマ
お次はゼルダ姫のテーマ!
ゼルダシリーズではおなじみの曲ですね。
ヴァイオリンのソロ演奏の際、広い会場のなかで、たったひとつの楽器が
音を奏でる美しさ、優しさ、そしてはかなさといったらもう。。。
筆舌に尽くしがたいものがありましたね。じっくりと聴き入っていました。
3 風のタクトメドレー
「風のタクト」より 勇者伝説~プロロ島~旅立ち~海賊~妹との再会~
大海原~ゼルダ覚醒~風の勇者~ガノンドロフ戦~スタッフクレジット
「風のタクト」はゲームキューブで発売された作品ですね。
旅立ちからエンディングまで、ストーリーを追うような一大メドレーとなっていました。
どの曲も心地よく聴けたのですが、特に大海原の雄大さはたまりませんでしたね!
目を閉じて聴いていると、まさに目の前にどこまでも広がる海が
広がっているような。。。そんな感覚にさせてくれました。
風タク好きの人はたまらなかったでしょうね!
4 組曲オカリナメロディー
「時のオカリナ」「ムジュラの仮面」より
太陽の歌~ゼルダの子守歌~森のメヌエット~ゴロンのララバイ~光のプレリュード~
炎のボレロ~ぬけがらのエレジー~潮騒のボサノバ~めざめのソナタ~いやしの歌~
水のセレナーデ~大翼の歌~時の歌~エポナの歌~闇のノクターン~誓いの号令~
魂のレクイエム~嵐の歌~サリアの歌
時オカとムジュラに登場する19曲もの各オカリナメロディが、
宮本アナの楽器紹介と共に、1曲ずつ担当楽器を変えて演奏されていきました。
こういった試みは興味深いですね。
このゼルダコンサートでコンサートに初めて足を運んだという方も
いらっしゃるのではと思うのですが、そういう方も
オーケストラに親しみが持てたのではないかなと思いました。
時の歌はコーラスの皆さんが担当してたんですが、これは鳥肌モノでした・・・!
やっぱり人の声の力ってすごいですよね。
最後のサリアの歌はオケ全体での演奏だったんですけど、
やはりオケってのはいろんな楽器が幾重にもかさねあわさって、
豊かな音色を奏でるのだなーと。改めてしみじみ思いましたね。
ちなみに演奏後のMCでは、宮本アナから、
オカリナの曲はどの曲も、「レ・ファ・ラ・シ・レ」の5音だけで
作曲されているという話がありました。
これはニンテンドウ64のコントローラのボタン数にあわせて
つくられているから、とのことでした。
5 ボス戦闘曲メドレー
「時のオカリナ」より 中ボス戦闘~恐竜系ボス戦闘
「風のタクト」より モルドゲイラ
「大地の汽笛」より ボス戦その2
「トワイライトプリンセス」より ボス戦その2
ボス戦の曲を集めたメドレーですね!
緊張感があって、聴いてて思わず手に汗握ってしまうような演奏でした。
個人的には時オカの中ボス戦が印象深いですねー。
6 カカリコ村~トワイライトプリンセステーマ
「神々のトライフォース」より カカリコ村
「トワイライトプリンセス」より テーマ
カカリコ村はほんと美しいですよね。。。安らぎます!
会場内をコッコが1、2匹くらい飛んでてもおかしくないくらい
ゲームの雰囲気そのまんまの演奏でした!w
7 ゼルダの伝説25周年シンフォニー
「神々のトライフォース」より トライフォースの部屋
「大地の汽笛」より 汽車フィールドその2
「風のタクト」より 竜の島
「ゼルダの伝説」より 地上テーマ
「神々のトライフォース」より 裏の地上
「時のオカリナ」より ゼルダ姫のテーマ
ゼルダの代表的なテーマを集めたメドレーですね。
裏の地上は本当にやばかったです! かっこよすぎて!!!!!!
ちょっとタメてから演奏してたのがまたニクいですね。w
「シンフォニー」と名乗るにふさわしい、
まさにひとつの壮大な交響曲となっていた印象でした。
いやーしかしゼルダって本当に名曲ばかりですね・・・
個人的には「大地の汽笛」のフィールドも爽やかで大好きです!
なんで「大地の汽笛」はサントラが出てないんでしょうね;w
8 ガノンドロフのテーマ
「時のオカリナ」より
ガノンの塔~ガノンドロフのテーマ~ガノンドロフ戦闘~ガノン最終戦
休憩をはさみ、第2部最初はガノンドロフのテーマ。
ガノンのようにマントを羽織ったパイプオルガン奏者の方が入場!
(会場からは軽く笑いが起こってましたw)
ゲーム中には、ガノンがパイプオルガンを弾いている印象的なシーンがありますが、
まさにあのままでガノンの曲を生演奏してくれました!
ちなみにコンサート全編通して、パイプオルガンを使っていたのは
この曲だけでした。まさにガノンのためのパイプオルガンでしたw
ガノンドロフ変身後の曲も、荘厳で大迫力の演奏。
かっこよかったです。
9 ゼルダの伝説 小品組曲
短めの曲を集めた組曲ですね。
できるだけたくさんの曲を聴いてほしい、とのことでこの組曲が生まれたそうです。
ワープの笛の音や、お店の曲、迷いの森、
ハイラル城で兵士に見つからないように進む時の曲、など全部で13曲ありました。
宝箱を開けてアイテムを入手したときの効果音も入ってたんですけど、
あの音は耳にして思わずニヤリとしちゃいましたねw
ちなみに最初のワープの笛の音を聞いて思ったのですが、
この笛の音はスーパーマリオブラザーズ3の笛でも
同じメロディが使われていましたね。
演奏後のMCではそれぞれの曲についてしょこたんが解説してたんですが、
本当にゼルダが大好きなんだな、ってのが見ててとても伝わってきましたw
10 ゲルドの谷
「時のオカリナ」より ゲルドの谷
原曲はギターとトランペットをメインにした曲でしたけど、
がっつりとオーケストラアレンジされていて
だいぶ原曲と雰囲気は違っていましたね。
たしかにオーケストラによって勇壮さは桁違いに増していたのですが、
個人的には原曲に近い形で聴きたかったかな、とも少し思いました。
11 「時のオカリナ」ハイラル平原
「時のオカリナ」より ハイラル平原
ここで、ゼルダなどの音楽を初代からずっと担当されている近藤浩治さんが登場!
近藤さんは舞台袖にいらっしゃる間、感動でずっと涙涙だったそうですよ。
近藤さんいわく、今回のコンサートではどうしても
実現してみたい企画がある、とのことでした。
それは「インタラクティブな演奏」。
ハイラル平原では、プレイヤーの状況(通常の移動中、戦闘中など)に
応じて曲調が変わるのですが、それをオーケストラでやってしまおう!
というものでした。
1.近藤さんがマスターソードを掲げて合図する
↓
2.観客がそれぞれ、パンフレットの特定の面(表面や裏面)を
頭上に掲げて、聴きたい曲を意思表示する
↓
3.多数決により近藤さんが曲を決め、指揮の竹本さんに伝える
↓
4.指揮の竹本さんが色違いのハンカチを使って、オケの皆さんに伝える
↓
5.曲の雰囲気が変わる (以降、1~5の繰り返し)
・・・という感じで、リアルタイムに曲調が変化していくという、
観客参加型の企画となっていました。
みんなで曲を作っていく、って感じがして面白かったです!
いいですねーこういうの。
12 大妖精のテーマ
「神々のトライフォース」より 大妖精の泉
ファイルセレクト画面で毎回使われていたりと、
これもゼルダではおなじみの曲ですね。
2台のハープを使って演奏してくれました。なんという贅沢。。。!
女性コーラスも入ってきて、とっても美しかったです。
「ホーッホッホッホッ!」と高笑いをあげて
大妖精が飛び出てきてもおかしくないくらいw、
会場の雰囲気はまさに大妖精の泉になっていましたね。
13 トワイライトプリンセスメドレー
「トワイライトプリンセス」より
タイトル~精霊の嘆き~ミドナのテーマ~ハイラル平原~賢者のテーマ~
ガノンドロフ戦~スタッフクレジットその2
静かに始まるタイトル曲や、雄大で疾走感にあふれたハイラル平原の音楽。。。
そして、ラストの盛り上がりはあまりのすごさに震えました。
実はまだ僕はトワプリってプレイ途中なのですが、
ちゃんとクリアしようと思いました、はい!
(そういえばトワプリのサントラも国内では出てないんですよね。
今からでもいいので出してほしいですね。。。)
14 ゼルダの伝説 メインテーマ
「ゼルダの伝説」より タイトル~地上テーマ
「神々のトライフォース」より 表の地上
最後はやっぱりこれですね!
25年前に作曲され、さまざまなアレンジがされてきましたが何度聴いてもいいです。
ゼルダそのものの象徴といってもいい、永遠の名曲ですね。
演奏後には長い長い拍手が巻き起こっていました。
。。。。
そして、暗くなるホール内。
ステージ左側のピアノにスポットライトが当たります。
アンコール1
「風のタクト」より おばあちゃん
近藤浩治さんのピアノソロによる「おばあちゃん」でした。
やさしい。ただただ、やさしかったです。
なんというか、本当に愛情込めて演奏されてるんだなというのと、
柔和な近藤さんのお人柄まで伝わってくる感じの温かさで、
とてもじーんときて。。。心に沁み入りました。
演奏後には、ゼルダシリーズのプロデューサー、青沼英二さんが登場。
こんなにたくさんの人に25周年にお祝いしてもらえるなんて、
客観的に見てもうらやましいゲームです、とのこと。
また、ずっとゲームを作っていると、遊ぶ側に回ることができず
くやしいです!とコメントされていました。;
アンコール2
「スカイウォードソード」より 女神の歌
最後は、11月に発売されるゼルダ最新作『スカイウォードソード』からの1曲。
壮大な物語を予感させるかっこいい音楽でした。。。!
発売が楽しみです。
演奏後は、宮本茂さん、近藤さん、青沼さんが再度登場。
宮本さんの「次のゼルダも作ろうと思います」と宣言し、観客は大盛り上がりでした。
「そのためにはスカイウォードソードが売れないといけないので、
この感動を胸に残したままで、お店に行ってください。
アマゾンでもOKです(笑)」と茶目っ気たっぷりにコメントされてましたw
しょこたんは、「ゼルダのある今の時代にこの地球に生まれてよかったです!!
これからも長生きしないと!!」と興奮気味にコメントしてました。
自分も同感ですw
そんなこんなでコンサートは終了しました。
素晴らしかったですー!!
とても幸せな、夢のようなひとときを過ごさせてもらいました。
ゼルダが好きで本当によかったです。
またいつか、こういったコンサートを開いてほしいですね。
このコンサートの音源は、スカイウォードソードのソフトに
特典CDとして収録されるようなので、コンサートへ来れなかった方も
ぜひ音を味わってもらえればと思います。
・・・このコンサート、演奏はもちろんですが、
僕は宮本アナとしょこたん、2人の司会がかなり印象に残りましたw
ゼルダへの愛にあふれたやや暴走気味のしょこたんと、
それを紳士的に見守る(たしなめる?w)宮本アナ、
この2人は素晴らしい人選だったと思います。
ゲーム音楽コンサートの司会の方って、あまりゲームを知らなかったりして
味気ないコメントが多い。。。ということもありがちなんですが、
今回のようなスタイルの司会はとてもいいなぁと思いました!
この2人を司会に決めた方、グッジョブです。
しっかししょこたん、初めて生で見ましたけど、ほんとテレビで見るまんまでした・・・w
あそこまでゲームへの愛にあふれた人はなかなかいないですよw
宮本アナも喋りに安定感があって、安心して聞いていられました。
司会担当おつかれさまでした。
余談:
3DSで、青沼さんとすれちがっていました。
ちょっとうれしいですね、これはw
『ゼルダの伝説25周年 シンフォニーオーケストラコンサート』(夜公演)に行ってきました!
その様子をできるだけ細かくレポートしてみようと思います。
会場へ足を運べなかった方にも、コンサートの雰囲気が
少しでも多くお伝えできれば書き手としては幸いです。
会場は、東京都墨田区のすみだトリフォニーホール!
昼夜2公演が開催され、僕は夜公演のほうに行きました。
2階へ上がると、たくさんの人が。
奥へ進んでいくと。。。
ゼルダ25周年のロゴが柱に!
そして・・・
どーん!
これまでに発売されてきたゼルダに登場した、歴代リンクのイラストが
柱に描かれていました。
たくさんの人がこの柱を撮影していました。
これは撮りたくなりますよねーw
コンサートのポスターも貼られていました。
指揮の竹本さんかっこいい! 期待が高まります。
そして入場。パンフレットをもらいます。
パンフの表紙は、黒地に金の25周年ロゴが入った上品なつくりでした。
パンフには、任天堂社員の皆さんのトライフォースをかたどった集合写真が載ってたり、
歴代のリンクが集結してたりしました。
演奏曲目の紹介文も書かれてました。
おお! あの曲やるのか!この曲もかー!と、見るだけでわくわく感が高まりましたw
僕はホール2階右側のバルコニー席に座りました。
客席やステージすべてを見渡せる、いい席でした!
このホールは初めて訪れたのですが、とても上品で落ち着いた印象を受けました。
席に着くと、ホール奥側中央にある美しいパイプオルガンが目に入り・・・
そして、その前にはマスターソードとハイリアの盾が飾られていました。
あれはかっこよかったです・・・!
写真撮っていいのなら撮りたかったです!w
(ホール内は撮影禁止だったので自重しましたが。w)
そしてコンサートが始まりました!
1 ハイラル城
「神々のトライフォース」より ハイラル城
最初にこの曲、ってのがセンスいいですね。
スーファミの音源もオケを再現したものになっていますが、
やはり本物のオケでの演奏だと文句なしでかっこいいですね。。。!
荘厳な雰囲気がよく出ていました。
ゲームをやった人でなくてもそうでなくても、ググッとゼルダの世界に
引き込まれていったことだろうと思います。
演奏後は、司会のフリーアナウンサー宮本隆治さんと、
「しょこたん」こと中川翔子さんが登場。
しょこたんはテレビで見るのと変わらずテンション高かったですw
今回は夜公演とのことで、お二人が司会を担当されるのは
2回目だそうなのですが、しょこたんは昼公演ではずっと
興奮しっぱなしだったそうです!
「全身の毛穴が開いてました」とのことw
そしてゼルダの生みの親、宮本茂さんも登場!
大きな拍手で迎えられました。
僕は宮本さんを生で見たのは初めてで、うれしかったですねー。
宮本アナいわく、「同じ宮本ですが、拍手の量が違いました」とのことw
ここでしょこたんから宮本茂さんへ、
ゼルダで思い入れのある曲はなんですか?という質問が。
宮本さんは時のオカリナの「エポナの歌」が気に入っているそうです。
子どもから大人に成長したリンクを、エポナが音楽で覚えてるってのは
素敵だなと思う、そういう演出をやりたかった、とのことです。
ちなみに宮本アナによると、昼公演では開始から8分30秒ほどで
泣いている方がいたそうですね。
宮本アナは「今日は大いに泣こうじゃありませんか!」と言ってましたw
あと、しょこたんからもコメントが。
「ゲームミュージックはすごく特別で、それぞれの人生の中で
それぞれの冒険とともにあるんですよね。今日は皆それぞれのリンクに
なりきって聴いてもらいたいです」とのことでした。
2 ゼルダ姫のテーマ
「神々のトライフォース」より ゼルダ姫のテーマ
お次はゼルダ姫のテーマ!
ゼルダシリーズではおなじみの曲ですね。
ヴァイオリンのソロ演奏の際、広い会場のなかで、たったひとつの楽器が
音を奏でる美しさ、優しさ、そしてはかなさといったらもう。。。
筆舌に尽くしがたいものがありましたね。じっくりと聴き入っていました。
3 風のタクトメドレー
「風のタクト」より 勇者伝説~プロロ島~旅立ち~海賊~妹との再会~
大海原~ゼルダ覚醒~風の勇者~ガノンドロフ戦~スタッフクレジット
「風のタクト」はゲームキューブで発売された作品ですね。
旅立ちからエンディングまで、ストーリーを追うような一大メドレーとなっていました。
どの曲も心地よく聴けたのですが、特に大海原の雄大さはたまりませんでしたね!
目を閉じて聴いていると、まさに目の前にどこまでも広がる海が
広がっているような。。。そんな感覚にさせてくれました。
風タク好きの人はたまらなかったでしょうね!
4 組曲オカリナメロディー
「時のオカリナ」「ムジュラの仮面」より
太陽の歌~ゼルダの子守歌~森のメヌエット~ゴロンのララバイ~光のプレリュード~
炎のボレロ~ぬけがらのエレジー~潮騒のボサノバ~めざめのソナタ~いやしの歌~
水のセレナーデ~大翼の歌~時の歌~エポナの歌~闇のノクターン~誓いの号令~
魂のレクイエム~嵐の歌~サリアの歌
時オカとムジュラに登場する19曲もの各オカリナメロディが、
宮本アナの楽器紹介と共に、1曲ずつ担当楽器を変えて演奏されていきました。
こういった試みは興味深いですね。
このゼルダコンサートでコンサートに初めて足を運んだという方も
いらっしゃるのではと思うのですが、そういう方も
オーケストラに親しみが持てたのではないかなと思いました。
時の歌はコーラスの皆さんが担当してたんですが、これは鳥肌モノでした・・・!
やっぱり人の声の力ってすごいですよね。
最後のサリアの歌はオケ全体での演奏だったんですけど、
やはりオケってのはいろんな楽器が幾重にもかさねあわさって、
豊かな音色を奏でるのだなーと。改めてしみじみ思いましたね。
ちなみに演奏後のMCでは、宮本アナから、
オカリナの曲はどの曲も、「レ・ファ・ラ・シ・レ」の5音だけで
作曲されているという話がありました。
これはニンテンドウ64のコントローラのボタン数にあわせて
つくられているから、とのことでした。
5 ボス戦闘曲メドレー
「時のオカリナ」より 中ボス戦闘~恐竜系ボス戦闘
「風のタクト」より モルドゲイラ
「大地の汽笛」より ボス戦その2
「トワイライトプリンセス」より ボス戦その2
ボス戦の曲を集めたメドレーですね!
緊張感があって、聴いてて思わず手に汗握ってしまうような演奏でした。
個人的には時オカの中ボス戦が印象深いですねー。
6 カカリコ村~トワイライトプリンセステーマ
「神々のトライフォース」より カカリコ村
「トワイライトプリンセス」より テーマ
カカリコ村はほんと美しいですよね。。。安らぎます!
会場内をコッコが1、2匹くらい飛んでてもおかしくないくらい
ゲームの雰囲気そのまんまの演奏でした!w
7 ゼルダの伝説25周年シンフォニー
「神々のトライフォース」より トライフォースの部屋
「大地の汽笛」より 汽車フィールドその2
「風のタクト」より 竜の島
「ゼルダの伝説」より 地上テーマ
「神々のトライフォース」より 裏の地上
「時のオカリナ」より ゼルダ姫のテーマ
ゼルダの代表的なテーマを集めたメドレーですね。
裏の地上は本当にやばかったです! かっこよすぎて!!!!!!
ちょっとタメてから演奏してたのがまたニクいですね。w
「シンフォニー」と名乗るにふさわしい、
まさにひとつの壮大な交響曲となっていた印象でした。
いやーしかしゼルダって本当に名曲ばかりですね・・・
個人的には「大地の汽笛」のフィールドも爽やかで大好きです!
なんで「大地の汽笛」はサントラが出てないんでしょうね;w
8 ガノンドロフのテーマ
「時のオカリナ」より
ガノンの塔~ガノンドロフのテーマ~ガノンドロフ戦闘~ガノン最終戦
休憩をはさみ、第2部最初はガノンドロフのテーマ。
ガノンのようにマントを羽織ったパイプオルガン奏者の方が入場!
(会場からは軽く笑いが起こってましたw)
ゲーム中には、ガノンがパイプオルガンを弾いている印象的なシーンがありますが、
まさにあのままでガノンの曲を生演奏してくれました!
ちなみにコンサート全編通して、パイプオルガンを使っていたのは
この曲だけでした。まさにガノンのためのパイプオルガンでしたw
ガノンドロフ変身後の曲も、荘厳で大迫力の演奏。
かっこよかったです。
9 ゼルダの伝説 小品組曲
短めの曲を集めた組曲ですね。
できるだけたくさんの曲を聴いてほしい、とのことでこの組曲が生まれたそうです。
ワープの笛の音や、お店の曲、迷いの森、
ハイラル城で兵士に見つからないように進む時の曲、など全部で13曲ありました。
宝箱を開けてアイテムを入手したときの効果音も入ってたんですけど、
あの音は耳にして思わずニヤリとしちゃいましたねw
ちなみに最初のワープの笛の音を聞いて思ったのですが、
この笛の音はスーパーマリオブラザーズ3の笛でも
同じメロディが使われていましたね。
演奏後のMCではそれぞれの曲についてしょこたんが解説してたんですが、
本当にゼルダが大好きなんだな、ってのが見ててとても伝わってきましたw
10 ゲルドの谷
「時のオカリナ」より ゲルドの谷
原曲はギターとトランペットをメインにした曲でしたけど、
がっつりとオーケストラアレンジされていて
だいぶ原曲と雰囲気は違っていましたね。
たしかにオーケストラによって勇壮さは桁違いに増していたのですが、
個人的には原曲に近い形で聴きたかったかな、とも少し思いました。
11 「時のオカリナ」ハイラル平原
「時のオカリナ」より ハイラル平原
ここで、ゼルダなどの音楽を初代からずっと担当されている近藤浩治さんが登場!
近藤さんは舞台袖にいらっしゃる間、感動でずっと涙涙だったそうですよ。
近藤さんいわく、今回のコンサートではどうしても
実現してみたい企画がある、とのことでした。
それは「インタラクティブな演奏」。
ハイラル平原では、プレイヤーの状況(通常の移動中、戦闘中など)に
応じて曲調が変わるのですが、それをオーケストラでやってしまおう!
というものでした。
1.近藤さんがマスターソードを掲げて合図する
↓
2.観客がそれぞれ、パンフレットの特定の面(表面や裏面)を
頭上に掲げて、聴きたい曲を意思表示する
↓
3.多数決により近藤さんが曲を決め、指揮の竹本さんに伝える
↓
4.指揮の竹本さんが色違いのハンカチを使って、オケの皆さんに伝える
↓
5.曲の雰囲気が変わる (以降、1~5の繰り返し)
・・・という感じで、リアルタイムに曲調が変化していくという、
観客参加型の企画となっていました。
みんなで曲を作っていく、って感じがして面白かったです!
いいですねーこういうの。
12 大妖精のテーマ
「神々のトライフォース」より 大妖精の泉
ファイルセレクト画面で毎回使われていたりと、
これもゼルダではおなじみの曲ですね。
2台のハープを使って演奏してくれました。なんという贅沢。。。!
女性コーラスも入ってきて、とっても美しかったです。
「ホーッホッホッホッ!」と高笑いをあげて
大妖精が飛び出てきてもおかしくないくらいw、
会場の雰囲気はまさに大妖精の泉になっていましたね。
13 トワイライトプリンセスメドレー
「トワイライトプリンセス」より
タイトル~精霊の嘆き~ミドナのテーマ~ハイラル平原~賢者のテーマ~
ガノンドロフ戦~スタッフクレジットその2
静かに始まるタイトル曲や、雄大で疾走感にあふれたハイラル平原の音楽。。。
そして、ラストの盛り上がりはあまりのすごさに震えました。
実はまだ僕はトワプリってプレイ途中なのですが、
ちゃんとクリアしようと思いました、はい!
(そういえばトワプリのサントラも国内では出てないんですよね。
今からでもいいので出してほしいですね。。。)
14 ゼルダの伝説 メインテーマ
「ゼルダの伝説」より タイトル~地上テーマ
「神々のトライフォース」より 表の地上
最後はやっぱりこれですね!
25年前に作曲され、さまざまなアレンジがされてきましたが何度聴いてもいいです。
ゼルダそのものの象徴といってもいい、永遠の名曲ですね。
演奏後には長い長い拍手が巻き起こっていました。
。。。。
そして、暗くなるホール内。
ステージ左側のピアノにスポットライトが当たります。
アンコール1
「風のタクト」より おばあちゃん
近藤浩治さんのピアノソロによる「おばあちゃん」でした。
やさしい。ただただ、やさしかったです。
なんというか、本当に愛情込めて演奏されてるんだなというのと、
柔和な近藤さんのお人柄まで伝わってくる感じの温かさで、
とてもじーんときて。。。心に沁み入りました。
演奏後には、ゼルダシリーズのプロデューサー、青沼英二さんが登場。
こんなにたくさんの人に25周年にお祝いしてもらえるなんて、
客観的に見てもうらやましいゲームです、とのこと。
また、ずっとゲームを作っていると、遊ぶ側に回ることができず
くやしいです!とコメントされていました。;
アンコール2
「スカイウォードソード」より 女神の歌
最後は、11月に発売されるゼルダ最新作『スカイウォードソード』からの1曲。
壮大な物語を予感させるかっこいい音楽でした。。。!
発売が楽しみです。
演奏後は、宮本茂さん、近藤さん、青沼さんが再度登場。
宮本さんの「次のゼルダも作ろうと思います」と宣言し、観客は大盛り上がりでした。
「そのためにはスカイウォードソードが売れないといけないので、
この感動を胸に残したままで、お店に行ってください。
アマゾンでもOKです(笑)」と茶目っ気たっぷりにコメントされてましたw
しょこたんは、「ゼルダのある今の時代にこの地球に生まれてよかったです!!
これからも長生きしないと!!」と興奮気味にコメントしてました。
自分も同感ですw
そんなこんなでコンサートは終了しました。
素晴らしかったですー!!
とても幸せな、夢のようなひとときを過ごさせてもらいました。
ゼルダが好きで本当によかったです。
またいつか、こういったコンサートを開いてほしいですね。
このコンサートの音源は、スカイウォードソードのソフトに
特典CDとして収録されるようなので、コンサートへ来れなかった方も
ぜひ音を味わってもらえればと思います。
・・・このコンサート、演奏はもちろんですが、
僕は宮本アナとしょこたん、2人の司会がかなり印象に残りましたw
ゼルダへの愛にあふれたやや暴走気味のしょこたんと、
それを紳士的に見守る(たしなめる?w)宮本アナ、
この2人は素晴らしい人選だったと思います。
ゲーム音楽コンサートの司会の方って、あまりゲームを知らなかったりして
味気ないコメントが多い。。。ということもありがちなんですが、
今回のようなスタイルの司会はとてもいいなぁと思いました!
この2人を司会に決めた方、グッジョブです。
しっかししょこたん、初めて生で見ましたけど、ほんとテレビで見るまんまでした・・・w
あそこまでゲームへの愛にあふれた人はなかなかいないですよw
宮本アナも喋りに安定感があって、安心して聞いていられました。
司会担当おつかれさまでした。
余談:
3DSで、青沼さんとすれちがっていました。
ちょっとうれしいですね、これはw
こんばんはー!
わかりやすいとのお褒めの言葉、ありがとうございます!
とても素敵なコンサートでした。
またいつかこういうコンサートやってほしいです。。。
>ここ読んでスカイウォードソードに
>「25周年記念オーケストラコンサート スペシャルCD」が
>つくのを今更知りましたっ 予約します!
そうですね、ゲームにこのコンサートの音源を収めたCDが
ついてくるので、ぜひそちらで楽しんでください!
いえいえー!
とても素晴らしいコンサートでした。
ほんと、しょこたんの司会はゼルダ愛にあふれてました!w
おっと、ゼルダ未プレイなんですか・・・それはもったいない!w
面白いので、ぜひやってみてください。
>コンサートCDは単体で市販して頂けたら、さらに嬉しいのですが!ww
ほんとですよねー。
任天堂はサントラを普通に市販することって最近ほとんどないんですよね;
写真いっぱいのレポでとてもわかりやすかったです。
パンフの表紙がすごくカッコイイな~
こんな素敵なコンサートあったんですね いきたかった><
ここ読んでスカイウォードソードに「25周年記念オーケストラコンサート スペシャルCD」がつくのを今更知りましたっ
予約します!
ありがとうございましたー(・∀・)ノ
ゼルダコンサート、とても豪華だったんですね!
しょこたんが司会っていうのも、また賑やかですね!w
実際ゼルダはプレイしたことが無いのですが、
やってみたいなって感じます!
コンサートCDは単体で市販して頂けたら、さらに
嬉しいのですが!ww