腕に脚に、そして時には顔にまで……。油断したすきに刺されてしまうのが、夏の蚊。
かゆくてしょうがないし、まるで大きなニキビができたように、
ぷっくり赤く腫れてくる様は、何ともマヌケです。
そんな蚊に刺されて、かゆみ止めを持っていない緊急事態に
、かゆみを抑えて、早く痕も元通りに戻せる方法は・・・・・。
1:蒸しタオルを当てる
蚊に刺されたときにかゆくなるのは、蚊の持っている酵素によるもの。
この酵素は、50度程度の温度になると働きを失うので、
蒸しタオルを刺された場所に置いておくと、かゆみが引いていきます。
2:保冷剤などで冷やす
保冷剤や氷を当てれば、患部の感覚が麻痺して、かゆみがなくなっていきます。
虫さされ痕の腫れも、同時に抑えることができます。
3:石鹸を泡立て洗う
石鹸を泡立てて、刺されたところをよく洗う方法。
かゆみを引き起こす成分を石鹸が中和し、かゆみを抑えてくれます。
4:塩で患部をもむ
ひとつまみほどの塩で、刺された場所をよくもみます。
石鹸と同様に、塩がかゆみ成分を中和して、かゆみが和らいでいきます。
5:お酢をつける
お酢の殺菌効果が、かゆみを抑えてくれます。
原液か少し水で希釈したものを、刺された箇所につけ、
かゆみが治まったら水で洗い流しましょう。
6:絆創膏やセロハンテープを貼る
刺された場所は空気に触れていると、余計にかゆみを感じます。
絆創膏や、なければセロハンテープなどを貼って空気を遮断しておくと、
徐々にかゆみが治まってきます。
7:メンソール系のリップクリームを塗る
メンソールが入ったリップクリームなら、
スーっとした感触でかゆみ止めの代用ができます。
いかがでしたか? 上記7つの方法のうち、もしものときにはやってみてください。
あくまで緊急用ですので、継続的には専用の薬やかゆみ止めを使用しましょう。
虫に刺されたら、肌を掻きむしらないことが第一。
掻いて痕が残ったら、どんどんシミのように黒くなってしまうので注意しましょう。
また爪で押して、かゆみを抑える方法は、肌を傷つけ、痕に残る可能性もあるので、やめた方が無難ですよ。