資源大国・日本の誕生:北野幸伯(国際関係アナリスト・ロシア在住)(1)(Voice) - goo ニュース
地球レベルのエネルギー危機が叫ばれてもう何十年前になるか分かりません。
おそらく第一次オイルショックのときからかもしれませんね。
化石化燃料に頼る現在の産業構造はあと数十年しか続かないと言う話を聞いておりますが、今のところ枯渇した重要資源の話は聞いておりません。
埋蔵量の試算は簡単ではありませんし、新しい埋蔵資源を見つけているからなんでしょう。
更に採掘技術も向上しているわけです。
おそらく、現在採掘し終わった油田も数十年後には新たに復活しているかも知れません。
その頃には殆ど空になったシャンプーに水を入れて最後の一絞りをするような技術が開発されているんじゃないでしょうか?
実際には、地下の地層の形状は複雑なので、”最後の一絞り”は相当な量で、ややもしれば一絞りの方が多い可能性もあるのですが・・・・。
(参考までにこの方法を「三次回収法」と呼んだりしております。)
残念ながら地球規模の気候変動がどうしようもなくならない限り、人類は地下資源を使いきろうとするかもしれません。
メタンハライドは有望な資源ですが、個人的には脱地下資源のための強力な推進力を国際社会は持つべきだと思います。
そういった意味ではCO2排出権取引は必要悪なのかもしれません。
とりあえず我々庶民としては、エネルギークライシスが訪れた時でも、エアコンを動かせるくらいの電力を確保できる体制を自前で整えた方が良いのではないかと思います。
自分で言うのもなんですが、すごーく消極的な意見ですね。
円高ショック「世界経済は全身が複雑骨折、どう治療…」(朝日新聞) - goo ニュース
1990年代の日本がバブル崩壊で、金融が機能不全に陥った時には世界にこれだけの影響も迷惑もなかったのですが、さすがアメリカと言うべきか?
世界中の実経済の至る所まで影響を及ぼしました。
この先どうなるか?
専門化があれこれ言っておりますが、殆どが現在の苦境を予想出来なかった人達ばかりです。
あまり当てにはならないでしょう。
何れにせよ効果的な対策法はおそらく無いと思った方がよいではないかな?
なぜなら、今回の金融危機がアメリカの住宅バブルの崩壊に端を発しており、これを収集するのには別のバブルを用意しなければならないって事になります。
・・・・と言っても、無策のまま放っておく訳にいかないから、減税による消費の拡大とか公共事業の拡大といった期限付きのプチバブルを発生させてクッション材とする方法を取らざるを得ませんけどね。
でも、この苦境が未来永劫続くことはないはずです。
中国、インド、ブラジルなどのこれまで発展途上国の地位に甘んじてきた国々が大マーケットとなって世界の消費を引っ張る日は必ずやってきます。
きっと車の生産台数も持ち直すでしょう。
その時に「選択と集中」の名の元、リストラ&リストラで基礎体力を殺ぎ落とした日本企業が世界とどうやって戦っていくのか?
「企業は人なり」
使い古された言葉ですが、日本産業界が21世紀の世界を相手に戦っていくためには、原点に立ち返らなければならないのではないかと思います。
【コラム】 全国売上シェア90%以上!“プラモの聖地”静岡の謎に迫る(R25) - goo ニュース
自慢ではないが(というより自慢にならないが)、私はプラモデルに相当投資しました。
しかも、ガンプラ以外で。
車、戦艦はもちろん、ガンダムの登場前のアニメキャラクターを殆ど全部網羅したんじゃなかろうか?
何せ小学生時代、「週に1個はプラモデルを作っていた」と父に言われますから。
そのせいかいまだに手先は器用です。
もしもあれだけ膨大なコレクションを大切に保管していたら今頃いくらで売れていたんだろう?・・・・と思うことが度々あります。
当時の王道、マジンガーシリーズ、ライディーン、ゲッターロボはもちろん、
オバQ、超人バロムワン、空飛ぶウルトラマンなんてモノを持ってました。
今でも1/200スケールの戦艦大和とか、大人向け付録つき雑誌などを作りたくなる衝動に駆られることがあります。
でもウチの子に壊されるのは間違いないですね。
「サルコバマ」ポスター 作者はグリーンピース(産経新聞) - goo ニュース
日本におけるグリーンピースの人気、ハッキリ言って無いですね。
その事は本部の人もいぶかしながらも認めているようです。
(あくまで伝聞ですが・・・・・)
何故そうなったのか?
理由はやはり捕鯨問題であり、特に70年代の彼らの過激な行動が日本人の目に環境テロリストとして映ってしまったからでしょう。
テロリストの言うことに耳を貸す人はそう居るものではありません。
先日オーストラリアを出発したシー・シェパードの船にはアメリカ人女優が乗り込んでいるそうですが、日本人の耳に彼らの意見は入らないでしょう。
もっとも彼らも、日本人に警告することより、支持団体に対するメッセージとして行動しているだろうから、目立つことが目的なんじゃないかな?
地道に活動してもお金が入るわけではないからね。
グリーンピースに話を戻しますが、彼らの目的は一体何なんでしょう?
私にはさっぱり理解出来ないのです。
捕鯨を禁止する事が真に環境に優しい事なのか?
原子力を否定して、自然エネルギーだけで全世界のエネルギーが賄えると(対費用効果を含めて)試算出来るのか?
自分達はCO2を出さない質素な生活を送っているのか?
鯨だけがダメで、その他の肉食はなぜ許されるのか?
私としては地球環境を守ろうとする活動は尊い事であり、是非とも協力したい。
だけど、その国の尊厳を踏みにじって、自分達の一方的な価値観だけを押し付ける活動には賛同できません。
環境活動でノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが「MOTTAINAI」という言葉を逆輸入することで、日本人に環境問題対する意識にインパクトを与えたことを思い返せば、グリーンピース、シーシェパードらの活動のどこに問題があるのか明らかでしょう。
本当に環境問題に対峙したいのか?
それともお金を出す支持者やスポンサーにアピールするだけの活動に終始するのか?
少なくとも後者の団体には、我が国に関与して欲しくない。