にうすと日常について考えてみた

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動物の記念日

2023-02-23 08:33:29 | Weblog
ネコ飼いにとって猫の日は猫の日に在らず。
何故なら毎日が猫の日だから。
・・・という事で、2月22日は猫の日。

十二支に洩れたネコがメモリアルデーを祝われるまで出世したのですが、他の動物は実際にどうなのか?
気になったので調べてみました。

1. ネズミ
唯一見つかったのが4月12日のハムスターの日、ジャンガリアンハムスターが発見された日だそうです。
また6月4日~7月4日を「ムシナシ月間」(ねずみ・衛生害虫駆除推進月間)とされています。
もはや駆除対象ですね。
ちなみにミッキーマウスとミニーの誕生日は11月18日です。

2.ウシ
土用丑の日といえば鰻ですが、生物としてのウシを崇める日は無さそうです。
猫の日みたいな記念日は見つかりませんでしたが、10月9日を仙台牛の日、略してセンキューの日として宮城県の団体が制定しているそうです。
もはや食材扱いですね。

つい先日、ヒンドゥにおいて牛を神聖な生物として崇めるインドでの出来事ですが・・・
2月14日を牛を抱きしめる日として祝おうと呼び掛けたのですが、批判が殺到して撤回したのだそうです。
ちなみにインドの牛肉の輸出量は牛肉の輸出量はブラジルやオーストラリアを上回り、世界最大だとか。

3. トラ
7月29日が世界トラの日とされています。
世界トラ保護会議「トラサミット」にて絶滅危惧種であるトラの保護を目的として、2010年に制定しました。
もはや絶滅の危機!

4. ウサギ
ネコに並ぶ室内飼いのペットとして人気急上昇中のウサギですが、非公式には3月3日をウサギの日とされています。
他に11月11日を立ち耳ウサギの日としたり、8月2日をバニーの日としている勢力も存在しているとか。
公式には国際ウサギの日(International Rabbit Day)というものがあります。
毛皮として処理されるウサギの保護を目的として、9月の第4土曜日 or 日曜日をウサギの日に定めているとか。
参考までに向こう数年の国際ウサギの日をリストアップしておきます。

23 September 2023
28 September 2024
27 September 2025
26 September 2026
25 September 2027
23 September 2028
22 September 2029
28 September 2030

5. タツ(龍)
架空の生物である龍、即ちドラゴンは信仰の対象です。
日本では8月8日を龍神様の日として崇めるみたいです。
また、ドラゴン退治の伝説を持つ聖サン・ジョルディに肖って、4月23日を「サン・ジョルディの日」として赤いバラと本を贈る風習があるらしい。
ドラゴンの血=赤いバラなのだそうです。

6.ヘビ
7月16日を世界ヘビの日(World Snake Day)と定めています。
ヘビの生態や自然環境の保全について考える真面目な日ですね。
あちこちの動物園でイベントが行われるみたいです。

7. ウマ
神事である午の日は別として、生物的な馬の日は見つかりませんでした。
でも、日本中央競馬会が発足した 9月16日を競馬の日としているみたいです。
ハイヨー パカラン!

8. ヒツジ
6月6日(木)がひつじの日として日本記念日協会に認定されています。
数字の6を羊のツノに見立てて、二つ並んだ6月6日をひつじの日としたそうです。
羊のショーンが大活躍しそうな日ですね。

9.サル
とっても多いです。
7月14日がチンパンジーの日
8月19日がオランウータンの日
9月24日がゴリラの日
10月24日が手長ザルの日
12月13日が日本ザルの日
12月14日が国際サルの日

「サル」という言葉がいい意味で使われる事は少なく、人に近いからこそ嫌われる側面があります。
だからこそ正しい知識をもって頂きたいという意味を込めて、記念日による啓蒙活動が必要なのかも知れません。

10.トリ
日本では5月10~16日を愛鳥週間としております。
1947年にアメリカの鳥類学者によって提唱されたバードデー(4月10日)を前身し、環境省が1950年に制定した由緒ある記念日です。
由緒正しくない記念日として8月10日に焼き鳥の日があり、全国やきとり連絡協議会が焼き鳥文化の普及に取り組んでいるそうです。

11.イヌ
言わずと知れた11月1日、ワンワンワンの日を日本では犬の日としております。
主催は猫の日と同様、ペットフード協会。
バレンタイン同様、商業主義的な何かを感じます。

12.イノシシ(ブタ)
古来、日本では亥の日にコタツ開きをするとされております。
残念ながら生物的なイノシシには記念日は無さそうです。
アメリカでは3月1日をNational Pig Day(ブタの日)とし、各地で催し物が開催される様です。
その本質が豚(Pig)の日なのか、豚肉(Pork)の日なのかは定かではありません。


こうして振り返ってみると、種によって人と動物の距離というのは食材、害獣、愛玩動物、環境保護対象、など様々ですね。



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