にうすと日常について考えてみた

ニュースと日々思った事をつらつらと書き綴ってみました

新市長&新府知事の誕生に思うこと

2011-11-29 23:22:08 | Weblog

橋下・大阪維新の会W選圧勝!“ハシズム”と民主主義、そして教育基本条例案の行方(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

28日の大阪府知事&大坂市長W選挙で、
新しい市長に維新の会代表の橋本氏が、新しい府知事に維新の会幹事長の松本氏が当選しましたね。
どこのニュースもW選挙の話題で持ちきりです。
私も、単身赴任とは言え、大阪には2年もお世話になっているので、無関心ではいられません。

朝日新聞あたりは小泉元首相の話を持ち出して、暗に橋下氏の手法に否定的な見解を示しておりました。
よほど小泉元首相のことが嫌いなのだろうと思わせる記事でした。
そして橋本氏も。

大阪の夜景はとても綺麗です。
しかし昼間の大阪は寂れている部分もはっきりと見えてしまいます。
関東の人が思うほど大阪の人たちは自己中でも独善的ではなく、むしろ礼儀正しい人が多いくらいです。
肩がぶつかったり、自分の立ち位置が他の人の通行の妨げになることをすると
「スミマセン」と言う人は多いです。
関東では滅多に見られない光景です。
いわゆる弱者と言われる人が目に付くのも大阪です。
裏を返せば、生活弱者にとって住みやすいからにほかなりません。
助成金なのか、施設の充実度なのか、都市のインフラなのかは分かりませんが。
一方で、自分の生活の場のすぐ近くで犯罪が発生する一面もあるのも大阪です。
自分の進む地域のすぐ近くで、見ず知らずの老人を殺して強盗を働いた元派遣社員とか、
自分の子供をマンションの一室に監禁したまま自分は数ヶ月帰らず、子供たちを餓死させたとか、
ニュースを見て「うわっ!ここの近所じゃん!」なんてことはザラです。
大阪は今、混乱と混沌の中にいます。
そして、不眠が苦しんでいる中、既得権益の守られてヌクヌクと過ごしている人達もいます。

独裁的と称される事の多い橋本氏ですが、志を同じくする人とスクラムを組んで市議選挙や府議選に打って出て、遂には府知事と市長の椅子を選挙で勝ち取ったわけです。
プロセスそのものに違法性も見当たらないし、むしろ極めて民主的です。
強いていえばバイタリティーがあるというべきか?
歴代の大阪府知事に大阪のためにこれだけの行動力を示した人はそうはいないと思います。
少なくとも前府知事や前前府知事に比べれば雲泥の差です。
それだけでも支持する理由としては十分かもしれません。

しかし、高い支持率というものは諸刃の件であり、失望したときにはその反動は大きなモノになります。
今の民主党政権や、自民党政権の末期の時も、大勝の後の反動はとても大きかったことを思い返せば、分かりやすいでしょうか。

新市長の橋下さん、新府知の松本さんには今回の得票数の分だけ大きな期待を担っているのですから、その期待を裏切らないよう邁進して欲しいと願います。

そして、橋下さんは市長なのだから、市長としてのお仕事にも頑張ってはしいと思います。


宇宙戦艦ヤマト 完結編

2011-11-27 14:47:06 | Weblog
参照記事:宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち

宇宙戦艦ヤマトの劇場版がウェブで無料公開されており、只今第3段目の完結編と復活編が公開されております。
完結編から復活編の公開まで20年以上の間が空いておりまして、
その間に亡くなられた方は多数。
復活編のエンディングでは、捧げられる人がいっぱいいました。

完結編では、映像も綺麗で一部コンピューターが使われているシーンもあるようです。
エンディングでは思いっきり遊んでいましたね。
あの幻想的(?)なエンディングに億単位のお金が掛かったとか。

で、肝心のストーリーは前作のような荒唐無稽な設定は影を潜めておりますが、相変わらず突っ込みどころ満載。
実は細かい裏設定があるのだけど、省略されているため、ストーリーが説明不足で上っ面だけの感が否めません。
(どうして古代が助かったのか?とか、相手の武器の特徴とか。)
そして一番の突っ込みどころは艦長だろうなぁ。
(ネタバレになるので、詳細は省略)

完結編以降、ヤマトは長い沈黙の期間を迎えるのですが、
総合プロデューサーの西崎氏の不祥事や、西崎氏と松本氏の著作権争いなどどちらかと言えば大人の事情が色濃いのは残念ですね。

☆一つ半

原発再稼働のための条件

2011-11-16 23:16:00 | Weblog

動かぬ原発、進まぬ再稼働 東日本大震災8カ月、どうなる冬の電力供給(産経新聞) - goo ニュース

原発の再稼働が進まないため、事あるごとに日本は電力不足の影に怯えなければならない状況に陥っています。
経済界では原発の早期再稼動を促す提言がされたとか。

しかし、原発ありきで計画された日本の電力網ですので、原発が止まれば今の状況は当然の成り行きですね。
ヨーロッパと異なり、地続きの隣国から電力が供給可能でないため、日本国内の電力は日本で賄わなければならないって事もありますが。

言うまでもなく安定した電力は日本の産業には不可欠です。
だからこそ、震災前まで原発必要論も力を持っておりました。
そして電力会社だけではなく国や地域を挙げて「原子力は安全だ」というプロパガンダに近い宣伝を打っており、
我々国民も原発が安全でクリーンなエネルギーであることを信じておりました。
そして何時しか「原発は国の根幹に関わる事業だから、安全だ。」と妙なロジックすら成り立っておりました。

ところが、3.11の震災で安全なはずの原発がチェルノブイリ並みの事故を引き起こしてしまいました。

事故というものは
事故が起こる前、「こんな事故は起こるはずがない」とだったものが
事後が起こった後は、「起こるべくして起こった事故」に変わります。

「想定を超える津波はくるはずがないから安全だ」は「想定を超える津波がきたらギブアップだった」に、
「電源を喪失する事態は起こり得ない」は「電源を喪失する事態を想定することをやめていた」へと、
評価が180度がらりと変化しました。

これが事故被害の規模が小さな施設ならばいざ知らず、
原発事故の被害は広域に渡り、しかも収束がとても難しいのです。
原発と原発の安全性を唱えてきた人達に対する信頼は、一気に地に落ちました。

「絶対に安全だといわれてきた福島第一原発が事故を起こして、大損害を与えたのだ。
今更『原発は安全だ』といわれても信用できない」と、
これまでの電力会社や国の過失を楯にした反対意見は簡便かつ説得力があります。

そのためにも、まずは今までの過ちの清算をしなければなりません。
国民を裏切り、これまでの原発の安全神話が誤りであったことが露見してしまった以上、
今までの過ちを認めなければ、どんなに原発の安全性を唱えても説得力がありません。
それが出来ないのであれば、原発の再稼動は更に遅れることになるだろうと思います。

更に言えば、これまでのプロパガンダに加担した者や事故対策を怠った戦犯者を裁くことも必要だろうと思います。
パフォーマンスと言われようとも責任の所在を明らかにすることで、国民の信頼を得、次の安全を保障することにも繋がるはず。

経済界は電力の安定供給を急ぎたいならば、単に「原発の再稼動を急げ」と言うだけでなく、もっと具体的な提言をすべきでだと思います。


宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち

2011-11-15 12:21:05 | Weblog
参照記事:宇宙戦艦ヤマト

以前投稿した宇宙戦艦ヤマトのスペシャルサイト。
今は第2弾、新たなる旅立ちと完結編が公開されております。
私は完結編を町の公民館で上映されたのを見た思い出があります。
古い話ですね。

当時としては最新テクノロジーを駆使して斬新な映像を目指しまた作品でした。
たしかアニメとして始めてブルーバックを用いたと聞いています。

だけど映像よりも大切なのは話の内容。
ヤマトシリーズにはテレビ放映版があって、実は「新たなる…」はテレビ版の続編です。
だから、話のつながりがかなりチグハグしています。
もっとも「さらば…」は殆どみんなが死んでしまうし、ヤマトも自爆してしまったのだから続編を作ること自体に無理があるのですが・・・。

ただし、それを差し引いても突っ込みどころ満載のストーリーは残念の一言。
もちろん今までの作品でも突っ込みどころはたくさんあったのですが、それをカバーするだけのパワーというものが作品にありました。
しかしパワーが減ずれば、どうしても突っ込まずにはいられません。

初対面の宇宙人とイキナリ10分という時間単位を共有できたり、
火山活動を推進力として惑星が動くわ、果ては超光速飛行までするし。
制作者は相手が子供だという事でストーリー設定に手を抜いたのでは無かろうか?と思ってしまいました。

久しぶりに見たヤマトの続編は、少し残念なものでした。

☆一つ

プロ野球界の汚点

2011-11-14 18:13:39 | Weblog
もう、旬がすぎてしまった感のあるプロ野球球団のコーチ人事に端を発したY新聞社のお家騒動。
遅まきながらよーやくN氏に楯突く人が現れたか!と言う気持ちと、
余りに楯突き方の底の浅さにげんなりする気持ちが入り組んでいます。
N氏のプロ野球球団の私物化は今に始まった事ではなく、野球ファンの誰もが眉をひそめていた事なのですから、
「N氏のワガママにこれ以上はもう我慢がならない!」
と言った方が説得力があったような気がします。
何より文科省で記者会見したK氏も今まで散々N氏の暴走の片棒を担いできたと目されているのだから唐突感も否めません。
なんだ?こりゃ?
っ感じでしょうかね?

私自身は、N氏のプロ野球界と新聞社からの完全引退が望ましいと常々思っております。
その昔、古田敦氏が選手会会長だったときにプロ野球史上初めてのストライキが行われました。
その時のN氏の名言が「たかが選手が!」でしたが、普通の人でしたらこの発言だけでプロ野球界から永久追放ですね。
何より私が許せなかったのは、Y新聞の社説に「億万長者のストライキ」と題して批判記事を載せたことです。
Y新聞は言わずと知れた日本最大発行部数を誇る新聞です。
もちろん社内報なんかではありません。
事態の当事者が自身の自由にできる言論機関を利用して自分の都合を押しつけるのはあまりにアンフェアです。
そして、Y新聞が特定個人によって主張が左右される事を自ら証明してしまいました。

主張の底の浅いK氏の苦情は別として、これを機に暴走を繰り返すN氏の排斥が出来ないようなら、
「プロ野球球界は永遠に破滅です。」
って事になりかねないくらいの危機感を、球界関係者は持たなければなりません。
今はまだ日本シリーズの真っ最中なので、日本シリーズが終わった後、きっちりとケジメをつけないとね。

遅まきながらオリンパス

2011-11-10 03:40:02 | Weblog

オリンパスが損失隠しを認め、浮かび上がったバブルの亡霊(gooニュース・JAPANなニュース) - goo ニュース

オリンパスの株を持っている人は堪らないでしょうね。
見る見るうちに自身の持っている株が紙くず(今は電子化されているけど)へと変わっているのに
取引ができないままストップ安で取引終了、株を手放すことすらできないのですから。
この先、おそらく大規模な株主訴訟が待っていることでしょう。

で、オリンパスの行く末は山一證券みたく消えてなくなるか、
雪印みたいにバラバラに解体されながらも生き残るか、
不二家みたいに他の企業に丸ごと飲み込まれるか、
の何れかでしょうけど、
オリンパス自身が圧倒的に強い製品を複数持つ企業であることを考えると、私の予想は雪印パターンに落ち着くと思います。
オリンパスの高山新社長さん、「私は寝てないんだよっ!」って言わないでね。

医療器か工業用顕微鏡にオリンパスのブランドは残るかもしれませんが、
今回の騒動は全世界的、特に英国人社長の解任されたことが発端だったためイギリスで大騒ぎになってしまったことを考えると、傷ついたオリンパスブランドは欧州では使えなくなる可能性が高い。
従って、雪印牛乳がメグミルクになったみたいに、
傷ついたブランドを別の名前に変えるか新しく興すかするでしょう。
サップミロ(SAPMIRO)なんてどう?
・・・・・誰も買わないって?

で、今回の顛末は社長の解任騒動のときからネットではリークしていました。
なので私は案の定と思っていましたが、おそらくオリンパスの社員の方も薄々知っていたかもしれません。
もちろん、「会社は飛ばしをやっているぞ!」という認識ではなくて、
「会社ではまだバブルの損失を抱えているらしいよ」とか、
「経理上のテクニックを駆使してIRには現れないようにしているらしい」とか、
「総務室の植木を法外の値段で卸している怖い人たちも加担していそうだ。」とか、
真偽ごちゃまぜの噂話として喫煙室の話のネタくらいにはなっていたと思います。

今回「飛ばし」の主導者として名前の上がった3人が自ら、証券取引上に電話して損失隠しをしていたはずはないので、直接悪事に加担していた人は数十人はいるはず。
そしてコンサル的な役割を果していた人の存在がいるはず。
取引があった以上、共謀者が居ないはずはありません。
(ただし正規の取引として)

今後、調査が進んで徐々に事の次第が明らかになるでしょうが、
ここは前会長の菊川さんがマスコミの前で一切合切洗いざらいにゲロするってのはどうかな?
このまま真実がうやむやの状態がダラダラと続けば続くほど会社は傷ついていくのだから、
スパっと終わりにしちゃいましょうよ。


教訓
会社のために犯罪を起こしてしても、露見したら会社は守ってくれない。
それどころか会社から刑事告発される。
会社のために犯罪はするな!
会社のために犯罪者になるな!


認知症の身内を持つ家族の苦労と苦悩と生き甲斐とは?

2011-11-08 23:39:30 | Weblog

「家族が認知症」3割=介護で苦労「目離せない」―製薬会社調査(時事通信) - goo ニュース

ヤフコメでも議論が沸騰しておりましたこのニュース。
家族を介護する人は人生をかけて面倒を見ている人が多いだけに、切実な書き込みが多かったように思えました。
きっとgooブログでもこのテーマを取り上げている人も多いと思います。
私自身、自分の母がアルツハイマー性の認知症であり、要介護4です。

以下に改めて認知症を患った家族を介護する苦労というものを挙げてみました。
もちろん、全ての人が当てはまるわけではありませんし、
(※介護者の所得や認知症の症状、その人の置かれた立場によって事情が異なる事を予めお断りしておきます。)

・認知症は進行性の病気であり、完治させる治療法は見つかっていない。
→ つまり終わりの見えない闘いである。
・お願いしても理解してもらえない、理解したとしてもすぐに忘れてしまう。
→ つまり、口で言っても無駄。
・24時間労働である。
→ 一人では無理、精神的にヘトヘトになる。
→ 外に出る機会が減り、社会的に孤立しがちになる。
・経済的な負担が大きい。
→ 外に出て働かなければならない。でも、介護でできない。
・認知症患者に理想的な人格者はいない。
→ 認知症の症状とわかっていても我慢ができない。それがたとえ自分の親であっても。
・何よりも愛する人であること。
→ 気持ちの切り替えが難しい、もしくは無理。

そしていくつか誤解があるのも確かです。
「認知症が進んだら親は親でなくなる。」
・・・・・と思うかもしれませんが、
理解力が衰え、記憶が数分や数十秒で揮発してしまっても
その刹那刹那は親のままです。

「実の息子(or娘)である自分を職員と間違えるほど全て忘れてしまった。」
・・・・のではなく、覚えていることはきちんと覚えていますが、
人によって自分の子が小学生だったり高校生だったり、時間の退行の度合いが違います。
私なんか親父と間違えられます。
高校生のはずの息子が40過ぎのオッサンだったら、分からなくなるのも無理もありません。
そして、今の私は親父が同じだった年の頃に似てきたようです。
つまり、よく覚えている証拠という事。
誰にでも当てはまるとは限りませんが、
そんな風に考えると思い当たる節のある人は多いと思います。

「ボケてしまったら楽」
・・・・というのは嘘。(だと私は思っています。)
個々のパーソナリティーは生きています。
自分がしっかりしなければと本人も必死なのです。
家内の祖父の死の4か月前に行った言葉が忘れられません。

「オレも自分がこうなるなんて思わなかった。」

そして、家内の祖父がなくなった施設で今、家内の祖母が入所しております。

そして、私の母はアルツハイマーと診断されて9年が経ち、
今月から特別養護老人ホームへの入所が決まりました。
費用は・・・・今までもこれからも大変です。


英国人が見た?史上最高のアニメ

2011-11-07 23:16:28 | Weblog

英誌選出「史上最高のアニメ映画50本」

元ネタは英国・Total Film誌
50 Greatest Animated Moviesのようです。
Webページを見ればわかりますが、何かにつけてランキングする雑誌のようです。
英国版ロンドンハーツといったところか?

それにしてもこのランキング、
ディズニー作品が多く含まれているのは当たり前だとしても
その選定は日本人の感覚とは少し異なるような気もします。
もしかしたら、選んだ人のセンスが一般人と違っているだけかも知れませんけどね。

日本のテレビ番組で、ネットでアンケートして
「今夜発表!このアニメが面白いトップ30」とか何とか称して
爆笑問題あたりの司会でダラダラと垂れ流し放送したりしますが、
あーいったランキングの中でも
「え?なんでこんなマイナーっぽいのがランクインしているの?」
なんて事がよくあります。
だいたいの場合、チバテレビやテレビ埼玉の深夜枠でそのアニメが
再放送されていたりするのがその理由だったりしますが・・・・・

で、話を元に戻しますと・・・・
やっぱ、このランキングもあまり公正ではなさそうですし、
逆に日本のアニメでもこのアニメって英国人に受け入れられていたんだ?
と言う面もあります。
私が一番意外だったのは「火垂るの墓」の12位。
それから「となりのトトロ」(6位)も私が思っているよりランクが上でした。

英国人の半分の人が妖精の存在を信じているとか?
そんな英国人にはトトロは親しみが持てるのかもしれません。
アメリカでトトロはキワモノ扱いだったような気がしますが・・・・
(米国版DVDを持ってるのですが、表紙がパステルカラー調で酷いのです。)

日本ではお馴染みではありませんが「アイアン・ジャイアント」(14位)はもう少し上でもいいような気がします。
そして史上最高が「トイストーリー」(1位)なのは少々がっかりな気分。
トイストーリーは良く出来たアニメですが、個人的には私は「白雪姫」(4位)を推したい。
何たって製作が1937年、今から74年前です。
日本の年号で昭和12年、日中戦争開戦の年です。
そんな時代にクォリティーの高いアニメーションを完成させたウォルト・ディズニーの情熱を感じさせます。

「ライオンキング」(21位)、TDLではコーナーすら持たない大ヒットアニメですね。(笑)
最近3Dにリメイクされて再上映されているそうですが、多分日本では上映されないでしょう。
「AKIRA」(5位)のランクインは当然でしょう。
「ライオンキング」のスタッフですら影響を受けたアニメに「AKIRA」の名を挙げてましたからね。
あの大ヒットアニメの!
(でも、TDLにコーナーを持たない。)


TPPネタで空想してみた

2011-11-04 21:54:51 | Weblog

「空洞化」への静かな真剣勝負:冨山和彦(経営共創基盤CEO)(Voice) - goo ニュース

TPPって環太平洋戦略的経済連携協定の略称ですが、
シンガポール・ニュージーランド・チリ・ブルネイ・アメリカ・オーストラリア・ペルー・ベトナム・マレーシアの9ヶ国
で話し合われている多国間による自由貿易協定だそうです。

平たく言えば、この国の中ではひとつの国の中みたいに人やモノ、サービスに至るまで自由に行き来できるようにしましょう!って取り決めだと、私は理解しております。

TPPの影響の評価は様々ですが、
江戸時代に交わされた関税自主権の認められない修好条約のようなものにとらえる人もいます。
また貿易立国ニッポンの再興を思い描く人もいるようです。

まだまだ勉強不足で、判ったことを書いても面白くないし、実は間違いだったなんて事も大いにあり得ます。
なので私なりに判らないことと競馬の予想屋みたいな事を書いてみよーかなーーーと、思い立ったわけでブログの更新。
間違いや誤認を含んでいることを承知してますので、ツッコミはなしで。

その1.
なぜアメリカが日本に対して乗り気なの?
(私の予想)アメリカにとって利益があるからでは?

その2.
日本の農業が廃れてしまう危険性がありそう。
(私の予想)これまでオレンジや牛肉を少しずつ開放してきましたが、和牛はブランドとして残りました。だから、日本の農業もブランドとして残るのではないか?

その3.
日本の工業製品の輸出が増えるのか?
(私の予想)タイの洪水被害を見ても解るとおり、日本の製造業は私たちが思っている以上に空洞化が進んでいます。
この円高水準では関税が高かろうが安かろうが、日本でのモノ作りは限界に近い。しかも法人税も高い。
基本的に空洞化した企業こそが生き残れる構造となり、大企業だけでなく中小企業の海外進出が促進され、メイドインジャパンそのものが縮小するのでは?
判で押したように「付加価値の高い製品を輸出する」というが、日本だけが付加価値の高い製品を生み出せるわけではない。
付加価値は簡単に手に入らないからこそ、付加価値なのだ。

その4.
労働の自由化で外国人の流入が増え、犯罪が増えるのでは?
(私の予想)アメリカの大半の人は年収が3万ドル程度、今の円高レートで約230万円。その他の8ヶ国も言うに及ばず。
日本企業のサラリーを求める人がやって来ても不思議ではない。
先の産業の空洞化とは海外に工場を建てるだけではない。
ただし、現在の日本で起きている外国人犯罪の大半が中国人によるものであることを考えると、中国がTPPに参加しない限り、治安の悪化は軽微では?

その5.
これからの日本はどうなるのか?
(私の予想)日本企業の海外支社で働いて、日本の年金を貰って海外で暮らす生活が一番ハッピーになる可能性。
ただし、その頃の日本政府に年金を支払う能力が残っているかはビミョー。

その6
(私の妄想)
捕鯨産業ならば生き残れるかもしれない。
だって他の国はクジラを採らないから。
圧力をかけたら協定違反だ!
イルカだったら国際協定すらない。
つまり日本を救うのは漁業かも?


宇宙戦艦ヤマト

2011-11-03 18:29:49 | Weblog

宇宙戦艦ヤマトスペシャルサイト

バナー広告で見た方も多いと思いますが、
今、サンキョーのスペシャルサイトで宇宙戦艦ヤマトのムービーが無料公開されております。

一番最初のテレビ放映が1974年ですからかれこれ40年近く経っているわけです。
で、40年近く昔のテレビ放映を見ていた私は・・・・・永遠の25才(笑)
放映当時、宇宙戦艦ヤマトの裏番組がアルプスの少女ハイジだったって
70年代中盤はすごい時代だったのだなと改めて再認識する訳です。
(でも私は民放が2局しかないローカルに住んでいたので
ヤマトもハイジも別々の時間に放映されていましたが・・・・。

そういった事情が災いして、全国的にはあまり人気がぱっとせず、
イスカンダルからの苦難の帰還の旅はほぼ省略されてしまったという裏話があります。
ちなみに省略された話の中で「キャプテンハーロック」が出る予定だったそうで、
その正体は沖田艦長の死んだはずの息子だったとか・・・・・
著作権でもめたりして復活編では干されてしまいましたが、
なんだかんだ言ってヤマトの中に松本零士色は満載です。

放映当時、日本ではぱっとしませんでしたがアメリカで人気が火が付き
その人気が日本に逆輸入されるという当時としては珍しいパターンで人気が再燃し、
総集編、そして第2作目となる「さらば宇宙戦艦ヤマト」が上映され、
70年代後半から80年代前半にかけてヤマトと松本零士ワールドの黄金時代を迎えたわけですね。

改めて宇宙戦艦ヤマトの初期2作品を観ましたが、やっぱ良いですね。
それとヤマトの中のセリフが自分の頭の中にほぼ全て入っている事に少し驚きました。
まだビデオが普及していませんでしたので、テープレコーダーに録音して
何度も何度も聞いてましたから、当然と言えば当然なのかもしれませんが
30年以上経った今でも脳みその奥底にヤマトデータベースは健在でした。
(でも、永遠の25才!)

70年代は高度経済成長時代、80年代はバブル時代。
当時の日本人は公害とか受験戦争、荒れる若者世代とか
不平・不満・不安は山ほどありましたが概して未来に希望を持っていました。
ヤマトの話の中にもそんな空気が感じられます。

特にさらば宇宙戦艦ヤマトは当時のアニメーション技術の粋を集めクオリティー高っ!
巨大彗星の重量感は今の映画館でも鑑賞に耐え得るのではないだろうか?
何事にも言える事ですが、音楽でも映画でもパッションのあるものは時代を超えてもサビないし、古臭さを感じさせません。
そしてエンディングは当時人気絶頂の沢田研二、今や伝説となってしまった声優・富山敬演じる古代進は脂が乗りきっています。
(※のび太やドロンジョ様を演じた小原乃梨子をして、天才・富岡、略して「テントミ」と呼んでいたそうな。


なによりも一番最後のメッセージ、
・・・・あれは要らなかった!

ヤマトを知らない世代の人にもぜひ見てもらいたい作品です。
第1作品「宇宙戦艦ヤマト」と第2作品、「さらば宇宙戦艦ヤマト」は11月6日まで公開です。
私としては「さらば・・・・」だけでも見てもらいたい。
涙腺の弱い人は号泣モノのエンディングです。

逆に第1作品は総集編なので、面白いのだけどクオリティーはテレビ番組ベースだし
総集編にあたって省略した部分のちぐはぐさは隠し切れません。



☆3つ