OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

流星

2011年03月14日 | 日記
地震の日、横浜白楽の書の教室にいた。
帰宅は断念し、主宰者のお宅に一泊。
朝、横浜を後にし、自宅を経由し、日野へ。日野陣屋での江戸文化に親しむ「楽市楽座」に関係していた。

その日は圓窓さんの落語とロシア公演から戻ったばかりの木津茂理と社中の民謡(というと違和感を覚えてしまう茂理。ジャパニーズボイス、だ)
こんな時に、だ。それでも圓窓さんも茂理も、プロはその場に全霊をかける。

茂理は「唄うことしかできませんが……」と被災者の方々に思いを馳せた。
彼女の唄は“まっすぐな心”だ。そして友人でもある大島保克の「流星」も唄った。
大島保克の師匠を悼む唄だとか彼女は言っていたが、被災者のみなさんに届けているように思えた唄だった。
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