裂から選ぶ。
中廻しはこれ、ならば一文字はこれにしてしまおうか、とか、大事な作業だ。
額ももちろんいい。ただ、巻いて小さくなり、時に応じて飾れるという掛軸も、見直していい時代かな、と。
本紙だけ観て、うまい下手、とかで評価するのだとしたら、書の醍醐味は永遠にわからないのではないだろうか。
本紙だけを観る。表装の全体として、その風景を眺める。時には、その時の場を感じながら。
時によっては、味方も変わる。
裂から選ぶ。
中廻しはこれ、ならば一文字はこれにしてしまおうか、とか、大事な作業だ。
額ももちろんいい。ただ、巻いて小さくなり、時に応じて飾れるという掛軸も、見直していい時代かな、と。
本紙だけ観て、うまい下手、とかで評価するのだとしたら、書の醍醐味は永遠にわからないのではないだろうか。
本紙だけを観る。表装の全体として、その風景を眺める。時には、その時の場を感じながら。
時によっては、味方も変わる。
個展のタイトルは「龍+(プラス)」
なので、私の好きな「龍」を存分に書いていこう! とした。
ライバルは、山岡鐵舟の龍。
そうしていくうちに、龍の画も描いていた。
龍+
10月14から21日 12時~
銀座 +ノーション
10月14日から21日まで、銀座「+ノーション」での個展は、タイトル「龍+(プラス)」だ。
龍をほとんど書いている今回、つい書きたいものも書いてしまうことがある。
このハーブの名前をカタカナでかいた作品も、拝宮和紙の中村さんの紙を使わせてもらって、つい書いてしまった、というか、ハーブ好きとなってしまったハーブが似合わない私としても、書きたかった。私の家にあるハーブの代表選手の名。
ハーブ好きの方の素敵なおうちに飾ってほしい作とした。
小熊廣美展
「龍+」
コロナ前の個展から5年ぶり、再びノーションさんでの個展となります。
今回は素の小熊作品、八方破れ展の様相ながら、少々人気作家の力を借りて、粋な作品あり。
ノーションでみた漆芸家 岩田俊彦さんの額に魅了され、お忙しい中、無理をいって私の作品をそこにいれてもらった。
この額があって、「迦陵頻伽」が生まれた。
期 2023年10月14日土曜日から21日土曜日まで。
処 ノーション+ 中央区銀座六丁目4-13 2階 数寄屋通り沿い。
最寄り駅 有楽町駅 地下鉄銀座駅 5分程度。東急プラザを一筋こえ二筋にあたる手前。