本焼き(1250℃)後の窯出しです。
線描きが現れました。
この後、上絵付けをしてもう一度焼きます。
線描き(骨描き)は、このように私は下絵付けですることが多いんですが、
九谷焼の技法としては、本焼き後に能登呉須で線描きして、その上に上絵の具を重ねるのが正統かな。
ナ~ゼ?私がそうしないかというと、
能登呉須の線描きはそのまま焼き付けても定着が悪いので、
上に絵の具をかぶせないといけないのですが、かぶせるときに線をさわって動かしてしまうことがあるので、
慎重を要するのです。
私がつくるものは不定型なものが多いのでより慎重にしなくちゃいかんのが大変でして
けど、The九谷っぽいかんじがほしいときは描きますよ~たまにね!