ご訪問くださり ありがとうございます。
とても励みになります
(7月9日分)
第2回 素材を楽しむキッチン
第3回 キッチンと「水」の深い関係
第4回 キッチンを彩るぬくもりアイテム
第5回 キャンドルナイトにつまれて
第6回 ウォールキャビネットの使い方
第7回 美しく使いやすいキッチン空間へ
第8回 キッチン家電3種の神器
お客様は
築20年以上の和室のいたみが
お悩みで
今回のリフォームを機会に
ぜひ
購入したいと考えていた
箪笥が
ありました。
岩谷堂 箪笥 です。
以前旅行された
秘湯の宿に
この
岩谷堂箪笥があって
その風合いと表情に
一目惚れ したそうです。
おうちに
来られたお客様が
スーツケースから
衣類を出して
生活するのではなく
この箪笥に
しまっていただいて
生活してほしい
そんな
気持ちで
どうしても
このリフォームを機会に
岩屋堂箪笥を
置きたい!
という
強い ご希望でした。
出来上がった空間に
家具をセレクトするのではなく
「なにを配置したいのか」
が
決まっていると
コーディネートはイメージしやすくなります。
今回は
「岩谷堂箪笥」
これが はっきりしていたので
箪笥を置く メインの場所を
フォーカルポイント
(視線が集まる場所)として
壁紙をセレクトしました。
ここで
なぜに 「岩谷堂箪笥」と
その活用方法に
こだわりを お持ちになるのか
私は 数回の 打ち合わせで
お話を聞くうちに
「それは ゲストを想定しているのではなく
ご子息様を 迎えたい!」
そんな
親御様の 「想い」ではないか
と
感じたのです。
ご子息様が 海外で長く
ご活躍されている 様子を
なにげない会話の中に
ちりばめられていて
これは
「日本を感じてもらい
ご子息様を癒しの空間で
もてなしたい」
そんな
お気持ちなのではないか
と
感じました。
お部屋は
窓の開口が広く
そこからは
お庭の木々の四季の変化が
見ることができ
内側から見ると
一幅の絵画のようで
シャープな光とやわらかな風が吹き抜けます。
そこで
日本の四季をイメージして
コーディネートさせていただきました。
こちらが
before ↓
↓
after
(カーテンはこれからの取り付けです。)
リフォームを終えて
お客様のお声です。
↓
「ぜひ 購入したい箪笥があって
それに合うよう
全体のバランスを考えてもらい
想像以上に上品な仕上がりに
満足しています」
「海外にいる息子に写真を送ったところ
帰るのが楽しみと言われました」
最後に
「もしかしたら この箪笥とリフォームには
ご子息様への深い想いが
おありではなかったでしょうか」
と お聞きしたところ
ご夫婦 ともに
深く うなずかれました。
息子は 小さいときから
「和」が好きで
着物も 自分でたたむくらいなのです。
と。
お客様の 言葉にならない
その想いを
どれだけ くみとれるか
そのぶんだけ
お客様に 喜んでいただけること
実感しました。
ご子息様が 帰られたときに
心地いい空間として
ご家族 皆様の
笑顔が
満開になることができたら
うれしいなあ・・・・
今回 ご縁をいただいた
リフォーム会社様
お客様
ありがとうございました。