週末に大阪で行われた
心筋SPECTとFFR-機能的狭窄度評価の必要性-
研究会に出席してきました。
よく誤解されるようですが、
pressure wireを用いたFFRはepicardの血流予備能である点、
心筋血流の予備能を見る心筋SPECTとは若干見ているものが
違うという話でした。
それを踏まえて、FFRで0.75以下に低下→心イベントが多いという
2007年のDEFER trialやFAME studyの結果を解釈すべきと思います。
FFRではdiffuse病変で低くなること、多枝病変でも注意すべきです。
印象的であった解釈は
トレッドミル検査:患者あたりの虚血描出
心筋SPECT:局所の虚血描出
FFR:枝の虚血描出
という概念でした。
今春まで当科で勤務していた熊田先生と同じ教室の先生からの
発表もありました。
船橋市立医療センター心臓血管センター部長の福澤茂先生が
コメンテーターで
(PCI600件/年で当院と似たような環境のようですが)
外来シンチで虚血の大きさ程度を判断し、small areaの虚血は
すべてoprical medical therapyを行っている
とのことで、gate keeperとしてのシンチの役割を話しておられ
ました。
心筋SPECTとFFR-機能的狭窄度評価の必要性-
研究会に出席してきました。
よく誤解されるようですが、
pressure wireを用いたFFRはepicardの血流予備能である点、
心筋血流の予備能を見る心筋SPECTとは若干見ているものが
違うという話でした。
それを踏まえて、FFRで0.75以下に低下→心イベントが多いという
2007年のDEFER trialやFAME studyの結果を解釈すべきと思います。
FFRではdiffuse病変で低くなること、多枝病変でも注意すべきです。
印象的であった解釈は
トレッドミル検査:患者あたりの虚血描出
心筋SPECT:局所の虚血描出
FFR:枝の虚血描出
という概念でした。
今春まで当科で勤務していた熊田先生と同じ教室の先生からの
発表もありました。
船橋市立医療センター心臓血管センター部長の福澤茂先生が
コメンテーターで
(PCI600件/年で当院と似たような環境のようですが)
外来シンチで虚血の大きさ程度を判断し、small areaの虚血は
すべてoprical medical therapyを行っている
とのことで、gate keeperとしてのシンチの役割を話しておられ
ました。